そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃ先住民族に学べばいいさ

2006-11-28 | 立憲民主党

友人にアイヌの人たちがいる。彼らが幼いころは、悲惨だったようである。アイヌの子どもたちにとって、通2003830 学は大変な試練だった。

親自体が、本来の伝統を全て壊されたりして、仕事そのものがない。アイヌ部族にとって貧困は日常のものである。彼らの幼い頃の写真を見ると、私はつぶらな瞳の彼女たちは可愛いと思うのであるが、見た目に明らかに、シャモ(日本人)と異なる顔つきは、子どもたちのいじめの対象には恰好のものであったことが容易に推察される。

彼らは今でも、北海道で盛んな「北方領土返還運動」を忌み嫌っている。それは、日本の主張する「日本固有の領土」という文言である。ここは、彼らアイヌなど少数民族にとっての固有の土地であったはずである。

単なる平和主義者で、パレスチナを非難する人がいたので「彼方のところに突如、アイヌ人が銃を持ってきて、200年前までここは私の土地だった出てゆけ!」と脅されたらどうする?と聞いたことがある。パレスチナ問題に類似した問題は日本にもあるはずであるが、圧倒的なシャモの力で存在を消し去っている。土地を04101425_1 奪われ、言語をなくし、伝統生活を否定された先住民族は日本にもいるのである。

先住民族は、世界各国で人権を蹂躙されている。彼らの多くは、幼少時代今取りざたされるようなレベルをはるかに超えた「いじめ」を受けていた。彼らは、先生や学校からも差別されながらも、自殺などすることなく今日も、一皮向けば恨みなどを内部に隠し持ちながらも生きている。

彼らの親自体が、本来の伝統を全て壊されたりして、仕事そのものがない。アイヌ部族にとって貧困は日常のものである。彼らの幼い頃の写真を見ると、私はつぶらな瞳の彼女たちは可愛いと思うのであるが、見た目に明らかに、シャモ(日本人)と異なる顔つきは、子どもたちのいじめの対象には恰好のものであったことが容易に推察される。

彼らは今でも、北海道で盛んな「北方領土返還運動」を忌み嫌っている。それは、日本の主張する「日本固有の領土」という言葉である。ここは、彼らアイヌなど少数民族にとっての固有の土地であったはずである。

単に、パレスチナを非難する人がいたので「彼方のところに突如、アイヌ人が銃を持ってきて、200年前までここは私の土地だった出てゆけ!」と脅されたらどうする?と聞いたことがある。パレスチナ問題に類似した問題は日本にもあるはずであるが、圧倒的なシャモの力で存在を消し去っている。土地を奪われ、言語をなくし、伝統生活を否定された先住民族は日本にもいるのである。

先住民族は、世界各国で人権を蹂躙されている。彼らの多くは、幼少時代に今取りざたされるようなレベルをはるかに超えた「いじめ」を受けていた。彼らは、先生や学校からも差別されながらも、自殺などすることなく今日も、一皮向けば恨みなどを内部に隠し持ちながら、シャモに埋没し生きている。

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そりゃ命の軽重なのさ

2006-11-27 | イラク

60_jpg_1 10月のイラク人の死者が3600名を越えると発表された。これは一日にすると、120名を越えることになる。前回の本ブログ(24日)で述べた事件も結局は、200名を越える死者になった。

アメリカは今までに”2800名も”死んだと国内で大騒ぎしている。人間の命に軽重はある。イラク人は、アメリカにとってはくずのような存在でしかないのだろう。

イラクでは、最悪の事態が継続しているのである。内戦状態で、アメリカがテロと呼んだ武装勢力は、海外ではすでに”軍”と呼んでいる。単なるテMujahideen_alfalluja16 ロが、これほどの事件を起こせるわけがない。彼ら自身の多くは「レジスタンス」と自らの戦いを位置づけている。

バクダッドに軍隊が入ると、Mujahideen_alfalluja10_1 フセインに弾圧されていたシーア派が、星条旗を持って迎えると思い込んでいた、アメリカには民族や宗教に対する視点がなかったのであろう。単に石油権益を求めた戦争といわれても、反論のしようがない。

今回の、ロシアの旧KGBスパイの暗殺にいち早く反応したのが、中東のメディアであることが意味することも同じである。自国が、最も優れていると思い込む自負心は、いとも簡単に世界を戦場にする。

第2次世界大戦後、40ほどの国際紛争の全てにアメリカは関わっている。更にその多くで主役を演じている。アメリカが優れているのは、戦力であり、情報量のPleas_for_peacemaking_fall_on_deaf_ears_3 豊富さであり、資金力であり、科学技術力である。それらのトップの座を失う恐怖心と戦っているのであろうか。

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こりゃ大変だ、イラク最悪の状況

2006-11-24 | イラク

Smoke_rises_from_damaged_vehicles_after_ 昨日11月23日は、イラクにとっては最悪の木曜日となった。バクダッドDeadly_attack_kills_at_least_144_in_bagh の、サルドリシティーと呼ばれている地域で、車爆弾が相次いだ。午後3時ころから、15分おきにそれぞれが相当規模の爆発であったそうである。

死者が160名以上、負傷者が290名ほどであると言われている。シー ア派の拠点を狙った現場の状況から、フセイン前大統領の死刑判決に反12541 発するスンニー派の犯行と思われる。

木曜日は、イスラム社会では安息の日であり、当日も結婚式などが催されていたさ中でのことある。又、この日はイラク各地での数件の、爆発事Iraqi_residents_stand_at_the_scene_of_bo件があり89名の死者があったと報告されている。昨日だけでイラクでは249名の死者があったことになる。イラクは過去最大、最悪の状況にある。

昨日のイラクは”血の木曜日”となったのである。アメリカがお題目にあげた民主国家の建設は形だけを残し、すでに崩壊している。アメリカ国民の70%は、イラクから撤退すべきであるとしている。ここまで混乱を引き起こしておきながらの撤退はないだろうが、抜き差しならない状況であることに変わりない

実際今回の中間選挙の敗北を受けて、アメリカは撤退の時期や方法を模索している。 が、海軍は兵力の増強を打診しているらしい。然しながら、アフガニスタンもタリバン政府を壊した以外の成果も上がっていない。ここは、駐留するECがタリバン残党などの攻撃Bushs_sins_are_back_to_haunt_himに、矢張り泥沼化している。

さよなら、ブッシュ。

世界はあなたを必要としていない。

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そりゃ登録と予防だろ

2006-11-23 | 北方領土

One_dog_policycombat_rabies_1 本ブログの11月12日に、中国が狂犬病に悩まされていることを書いたら、なんと35年ぶりの日本国内の狂犬病発生が、2件も相次いだ。いずれもが、海外で犬に噛まれたことがはっきりしているらしい。

狂犬病は人獣共通感染症である。中国では04年には2,651名の死亡A_dog_attentively_listens_to_his_owner_1 が確認されている。今年もすでに2,500名を越えたらしい。公式の数字A_woman_blowdries_a_dog_at_a_pet_market がこれであるから、多分3,000名は越えているものと思われる。中国では、一家に一頭の犬しか認めない方針である。なんだか一人っ子政策のようであるが、登録を同時に義務付けるようにしている。

日本は狂犬病の清浄国であるが、ユーラシア大陸とりわけヨーロッパは常在地帯といっていいと思われる。日本には、ソビエト連邦の崩壊以後、ロシア船が海産物をどっさり運んでくる。

どうも、ロシア人は航海の安全祈願の意味で犬を船に乗せている。これらの犬が、漁師とともに根室や稚内や小樽にポンとやってくる。

日本の犬の登録を義務付けている。同時に狂犬病ワクチンの接種も義務付けている。現在600万頭ほどの畜犬が登録されているが、野良犬も含め未登録の犬がこの3倍ほどいるものと推察される。

犬の登録は、一生に一度であるが、狂犬病ワクチン接種は毎年である。ワクチンのタイプの検討の余地は残されてはいるが、致死率100%の狂犬病予防のために是非ともワクチン接種はやっていただきたいものである。

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そりゃやり過ぎだ、プーチンさん

2006-11-22 | プーチン

Russian_spy_alexander_litvinenko_could_h ロシアの元スパイで、ロンドンに亡命していたアレキサンドル、リトヴィネンコ氏が11月1日に毒殺されそうになった。21日現在生命の危機にあるから、毒殺されたとなるかも知れない。

非放射性のタリュウムが体内から検出されたと、ロンドン大学病院が発表した。血液中のRussian_spy_alexander_litvinenko_could_h_1白血球がかなり低下している。これは、旧ソビエトのKGBのお得意の手だそうである。数日前までふさふさとあった頭髪がほとんどなくなって、死の危機に直面する 姿を家族が公開した。

ここで思い起こされるのが、10月7日のプーチンの誕生日に自宅のアパート前で、4発の銃弾を受けて殺害されたアンナ、ポリトフスカヤのことである。

リトヴィネンコ氏は、アンナ、ポリトフスカヤが誰に殺害されたかを追及している最中であっ01_7た。彼もまた、彼女と同じようにチェチェンの正義を訴えていた一人である。プーチン政権にとっては煙たい存在である。

プーチンが大統領に就任後、ロシアの13名のジャーナリストが不信な死02_4を遂げている。それらのジャーナリストは、ことごとくプーチン政権を批判していた人たちである。最も大きな問題は、それらの犯人が誰一人として挙がっていないことで ある。(本ブログ10月8日、10日参照)

ロシアは今や、言論統制の恐怖政治の国家となっている。

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そりゃ地球に人類は必要ないサ

2006-11-21 | 人類

かつては大学の入試問題の理科には、物理、化学、地学それに生物があった。今でも大きく変わることはない。それとなく、化学や物理のほうが優秀な人間が選択する風潮がある。理系に行く人たちの多くは、この2科目、化学と物理を選択していたものである。

立花隆が面白い分析をやっていた。実際に入試問題に出てくる原理や法則あるいは説が確立された年代を見ると興味深いことが分かる。物理の場合殆どが19世紀までに確立された法則である。20世紀になってからのものは、僅か10%程度だそうである。

一方、生物の場合は70%が、20世紀になってからのものである。しかも、第二次世界大戦後のものが20%近くあるということである。生物は、泥臭い作業の中に今尚進化、発展し続ける分野なのである。

ここにきて、21世紀に入ってから、脳学と人類の起源については目新しいことが沢山分かってきている。脳はCTなどの検査器具の発展や検査手法の確立などで、人の心の問題にまで迫っている。

人類の起源については、近年の数多くの化石の発見とDNA技術の発展がこれに寄与している。人類の定義は難しいところがあるが、どうやら700万年前に遡るらしい。

興味あるのは、人類は10種ほどはいたらしいということである。現代人のホモ・サピエンスは僅かに生き残った、その中の1種に過ぎない。多くの枝分かれした人類は、ことごとく滅びてしまった。

仮にそれらの人類が残っていたとしても、今でさえ同じ人類でいながらいがみ合っているようでは、武器を発展させた人類は他人類を滅びだせたかも知れない。現実にはそうして滅ぼさせた可能性も否定できない。

少なくとも、現在地上に残る人類は全て同種である。700万年前アフリカの片隅に種を興してから、いくつかの人類を切り捨てながらも脈々と種をつないできた、私たちはホモ・サピエンスは同種である。

私たち同じ人類が、いがみ合い殺しあう理由は生物学的には見つけることができない。同種を殺しあうのは人類だけである。更には、地上の他の多くの生物種を絶滅させたのも、人類である。もう1つ、自らの理由だけで死を選ぶ自殺も、人類しかやらないことである。

人類にとって地球はなくてはならないものである。が、地球にとって人類は不要なものになりつつある。

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そりゃ建前主義ばかりだろ

2006-11-20 | 立憲民主党

近親者に教師をやっていたものがいる。彼は校長までなったが、彼らの入学式などの発言集Photo_51 を読む機会があった。なんと陳腐な内容であるかと愕然としたものである。抽象的で建前主義に終始している。

思い起こせば、私たちの幼い頃の校長先生の話はあまり覚えてはいないが、説教臭い内容だった記憶はある。が、それでも、一種の権威のようなものを子どもたちは感じてそれを受け入れていたのかもしれない。同じようなことを、校長はしゃべっているのかも知れないが、そのことのほうが問題である。時代が変わっても、そのまま抽象的で建前主義である。

子どもたちを通じて直接、教師たちに接する機会が多くなった時期、彼らに一種の潔癖さに違和感を覚えていた。多くの教師が、学業優秀で大学から直接教師になっている。早い話が社会のことをなど知らないのである。

教師の質は確かに低下している。もしくは、時代を捕らえられない教師が増えていることも事実である。氾濫する情報の中で子どもたちは、良い悪いは別にして、沢山の知識を持っている。ものによっては、子どもたちのほうが明るいことも少なくない。

私が父兄会で、購入希望を問われたときにワープロを買って欲しいと頼んだことがある。ところが、ワープロを触れる教師がいないという理由で、鉛の活字を一個づつ拾う”邦文タイプ”を買うことになった。ワープロを5台ほど変える金額だったが、すぐに使われなくなった。使用していた高齢の教師が退官したのである。今ではワープロも使う人がいないくらいである。

仕事上などで、官僚に接する機会も多くなって、彼らの持つ「無謬性」にはうんざりしたものである。官僚には間違を犯さない自負、もしくは硬直性である。教師にも少なからずそうした傾向が見られる。困った意見を父兄が言おうものなら即座に「参考意見」にされてしまう。

教師には自己改革意識、時代を捕らえる感覚、責任をなんとか逃れようとする意識、権威への従順性が強く見られ、そうした人物が出世するシステムになっている。

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そりゃ美しい国だろ

2006-11-18 | 沖縄問題

Abebon美しい”国などと、自らの政策を形容詞で語り、概念を提示する安部総理は、結局はムードだけで乗り切ろうとしているかに見える。政治家は理念を語らなければならない。形容詞は概念でしかない。

戦うと政治家」いいながら、靖国神社については曖昧にしたままである。中国も韓国もこれ以上我慢できなかったのであろう。それでもいいから、話し合いたかったのである。経済交流の最も盛んな近隣国家と、首脳がいがみ合っていてはやっていけない。彼は運が良いだけである。

この総理のいい加減さは、アメリカ中間選挙結果にも「他国の選挙ですから」とコメントしない。コメントするだけの、分析力もなければ理念もないのである。ここにも、いい加減なままで曖昧にしておこうとする姿勢がありありである。

美しい国は、総理の頭の中には戦う国家のことのように思える。かつて、早稲田大学で、Fallen4 無役の頃とはいえ、日本の核装備を唱えた人物である。

棺をいくつも並べながBasra_british_may20 らも、アメリカな戦争をしている。戦うということは、大量の死者を作り死者を受け入れることでもあるのである。それが果たして美しい国なのであろうか?

いい加減さが売り物の政治家の賞味期限は知れている。

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家畜にもフリーエイジェント(FA)を

2006-11-17 | プロ野球

01_6 西武の松坂が、ポスティングとやらで、アメリカ大リーグに行くことになった。60億という、驚異的な価格が彼についた。放っておくと、3年先にはフリーエイジェント(FA)を獲得して勝手にどこかにいかれては、西武には一銭の得にもならない。

と、考えてのは経営者として当然かもしれない。彼がいなくなった、西武の存在がどのよう02_3なものになるか考えもしない浅は かさも、経営者としての資質は十分である。大リーグが支払う驚異的な60億の金は、西武に支払われる。何でも、3年ほどの選手の給与に相当するらしい。かなりばかげた話である。

ところが、このポスティングなるシステムは、酪農家にはある。気に食わない乳牛はいつでも何所にでも売ることができる。買い手の酪農家が売り手の酪農家に見合った金を払って、乳牛を手に入れるのである。

Photo_50 乳牛は商品であるから当然のことではある。ところが、最近はこうした家畜にも生きる権利、生命のある個体としてみとする、「家畜福祉」の考え方がヨーロッパを中心に広まってきている。

乳牛の飼養環境は酪農家によって、天と地ほどの差がある。大事にされているところが最近は少なくなっていた。その一方で、過酷な状況にある家畜は増え続けている。餌もロクロクないし質も悪い。しっかりとした観察もされず放置されているような牛が沢山いる。

ならば、例えば3産して酪農家にある程度の利益をもたらしたら、乳牛にフリーエイジェント(FA)を獲得させてはどうだろうか。FAを獲得して牛は、飼養環境の良い牛舎を選択して自由に動けるようにしてやりたいものである。そうすれば、ひどい酪農家も少しは考えるかもしれない。

発病寸前の乳牛を四六時中診ているとそんな気にもなる。乳牛にFA権を!

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そりゃ”いじめ”はなくならないサ

2006-11-15 | 立憲民主党

このごろ「いじめ」が新聞を連日紙面を賑わしている。中学生や高校生のいじめといわれているものPhoto_49 は、いろんな理由をつけて仲間外れさすことだと思う。自分の幼い頃を考えても、こんなことは四六時中あった。

人は弱者を作るのが楽しい。優越感に浸れるからであろう。人は人間が社会生活している限り、相互の能力や認識レベルや体力や年齢や趣味などに差が当然起きる。

いじめは殆ど人間の本性である。いじめはなくなると思えない。いじめをなくそうと考えるよりも、いじめはなくならにと考えるほうが現実的である。いじめの質が問われることはあってもいいかも知れないが、いじめに耐える人間を作ることがもっと必要なことである。

アフガニスタンにはいじめによる自殺者などない。今まで学校など行くことができなかった子どもたちは、自ら望んででも行きたいからである。登校拒否が日常的にあるわが国は、学校の本質を見失っている。

もう1つ大きなことは、教師の怠慢と無自覚、建前主義である。この7年ほどはいじめの報告がなかったのは、教師側に隠蔽体質があるからである。私の実兄も教師であったが、友人の旅館経営者のは話では、宴会で大騒ぎをして仲間内でいざこざが始まるのは、教師か警察官であるという。一般社会から隔絶されたような存在、父兄に持ち上げられてそっくり返る体質が、教師の芯まで滲みている。「いじめんなんてなければいいのに・・・」と思っている教師たちは、自らの立場ばかり考え子供のことを考えていない。

ましてや、いじめや履修問題で、行き詰ると自殺する校長などもってのほかである。こんな程度の人間を校長にしたことこそ問題にしなければならない。

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こりゃイラクはどうなるの?

2006-11-14 | イラク

7_jpg_1 12_jpg_1 16_gif_1 20_jpg_1 67_gif_1 71_gif_1

フセイン元大統領の死刑判決以降、イラクの内戦状況や、アメリカ軍などへの攻撃が激しさを増している。Sdm7 中東の各地で、フセインの救済を求め、アメリカを非難するデモが相次Sdm14Sdm5いでいる。

ブッシュは、個人的人気で大統領に選ばれたのではない。その彼の基盤となる、共和党が中間選挙で敗北をした。ラムズフェルドを更迭したくらいでMujahideen_alfalluja6 、アメリカのイラク政策が変わるとは思えない。

ブッシュを批判した、民主党にさえ明確なイラク政策はない。当面、アメリ カのイラク政策は変わることはないが、撤退への模索がスケジュールにのることにはなるであろう。

The_democratic_partys_victory_in_us_midt_1 仮にアメリカは撤退したとしても、石油などの利権を失うくらいであろうが、イラクの悲惨な状況は変わることがない。人々の中にはアメリカへの憎しみだけが残るのではないか。Can_the_us_change_course

それが新たなテロを生むことを、今後幾年にもわたってアメリカは思い知ることになるであろう。

元々、正しい戦争など存在しないからである。

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宇井純さん死去

2006-11-13 | 公害

Photo_48 宇井純さんが死去した。東京大学で1970年から自主j講座「公害原論」を開き、昇進への道を自ら断ち切り、万年助手と揶揄されながらも訴え続けた彼の航跡は、私のようなものが評価して余りある。

自らの研究成果や手法などを、研究室に留めることなく、広く一般市民に開放した。企業の犯罪、反社会的行為や、情報公開を化学者の立場から、行なったのである。又、全国に自主講座の築いたネットワークを活用して、公害反対運動の情報サービスや・ネットワークを作り上げた。

宇井さんは、国内よりも国際的な評価のほうが高い。「UNEPのグローバル賞」や「アジア太平洋環境賞」など受賞で国際的評価を受けている。化学者は研究室に閉じこもり、黙々と研究して、社会的には中立という、イメージを宇井さんは一掃した。

宇井さんは、自ら行動することで反社会的企業を厳しく批判した。北海道の古い山奥のある鉱山で、友人の獣医師が彼に会ったことがあった。戦後まもなく閉山されたこの金山は、その後ほとんど放置されていたが、宇井さんが研究生と、地価数百メートルから湧き出る鉱水を調査していたの02_2 である。全く頭が下がる思いである。現在その鉱山は、閉山した後も長年鉱水の管理を行なうようになっている。宇井さんの見えないところでの功績である。でなければ、こんな僻地はいつも見捨てられるだけである。

1987年から、沖縄大学の教授に転身してからは沖縄の環境活動にも積極的に参加し、提言していました。原子力発電の告発をされていた、高木仁三郎さんとともに、日本の公害に対する、化学者、科学者としての立場から発言さてていた、両氏が亡くなり今後の日本はどうなるのか心配である。

宇井純さんのご冥福をお祈りいたします。

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そりゃ犬がかわいそうだろ

2006-11-12 | 中国

中国で狂犬病が深刻な問題になっている。中国に限らず、ユーラシア大陸は狂犬病でBeijing_families_were_first_restricted_t かなりの人が亡くなっている。因みに、中国では2004年には2,651名が狂犬病で死亡したと報告されている。EUでも、先だって30数名がなくなったと報告されている。

狂犬病は犬や狼から、唾液などを介して人にも感染する、ウイルス病である。狂犬病は多少のウイルスの形によって異なることがあるといわれているが、ワクチンChina_has_started_an_intiative_to_clampd で十分予防ができる。わが国では、犬と登録と狂犬病予防を義務付けている。

中国では、2%ワクチン接種されているに過ぎずない。狂犬病予防のために、一家に一頭しか登録でOne_dog_policycombat_rabies きないようにするとのことである。犬は勿論、人権にも疎い国である。こうした登録を強制することで、多分多くの犬が無慈悲に殺されることになると思われる。

北海道は、ロシアの漁船が海産物とともに、ほとんど無神経に犬などを運んでくる。現在わが国は、狂犬病の清浄国であるが、危険にされされてはいる。予防注射を怠りなく願いたいものである。

蛇足ではあるが、狂牛病(BSE)とは病名が似てはいるが全くことなるものである。狂犬病は、神経が過敏になり凶暴になるが、狂牛病はその逆の症状となる。

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そりゃイラクは大変な状況だロ

2006-11-11 | イラク

The_world_according_to_donald_rumsfeld_1 アメリカは民主党の勝利で、イラク政策が大きく転換することになる。具体的には、ブッシュが退く2年先になるであろうが、彼を支え続けていたネオコIraq_not_election_is_on_troops_mindsンと呼ばれる、ナショナリストたちあるいは、ユダヤ教に近いとされるカソリック福音派の人たちの支えを、今回の中間選挙で失ったことになる。

そのイラクが、泥沼状態にある。10日にはイラク人が108名死亡、203名 が負傷している。数箇所で起きた自動車爆弾自爆テロによるものであるが、これはかなりの大事件であるが、慣れっこになっているAttacks_on_iraqi_police マスメディアは報道されることはない。そのほとんどが、シーア派とスンニー派との抗争である。

従来なら、考えられない聖地のモスクを平気で攻撃する。ラマダンの間も、殺戮は絶え間なくおきている。警官を日中攻撃する。かつてのイスラム教では、考えられなかったような出来事である。

フセイン政権下で、虐げられていた数で勝るシーア派に対して、新政権で追いやられた前政権与党のスンニー派が巻き返す構図である。こうした、泥沼状態の内戦の責任は、根拠のない攻撃を一方的に仕掛けたアメリDividing_iraq_is_default_strategy_2 カにある。そして終始支援した、英国や日本をはじめとする支援国家にある。

クルドとあわせての、イラク3分割論をこのブログでも述べたが、事はそう簡単にはいかないようである。最も大きな問題は、石油資源が均等ではなく、シーアは領域に集中していることである。もう1つは、国内にクルド問題を抱えるトルコが、クルド族が力を持つことを懸念しているからである。このような難題は、少なくとも武力では解決できない。平和憲法を持つ日本が本来の姿を留めていれば、調停にはうってつけなのであるが・・・

フランス、ドイツ、中国、ロシアなどの反対を押し切って嘘で固めた理由で行なった、アメリカのイラク侵略戦争。これを積極的に支持した日本の責任は、今こそ問われなければならない。

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そりゃアメリカは低レベルさ

2006-11-10 | ゲノム編集

輸入アメリカ産牛肉に、除去していなければならない部位がまたしても見つかった。”胸Photo_47 腺”と呼ばれる部位であるが、これはBSEに関わる危険部位とはされておらず、輸入禁止までは至らないとのことである。この牛肉を処理した業者の、輸入を見合わせるというとのことである。

国内報道からしか分からないが、このことから二つのことが言える。1つはアメリカの、屠場が相変わらず杜撰であるということである。日本では、獣医師一人で一日に10頭も解体できないことになっている。ところが、アメリカでは獣医師一人の屠場など珍しくもなく、1日に1000頭程度の解体をやるところも数多くある。しかも、獣医師は目視検査程度しかやってはいない。

誰もが嫌がる解体処理を直接する人たちの多くは、メキシカンなど時給一ドルといわれる人たちが請け負っている。きつく安い作業を続けるものがなく、習熟する者が現れない。解体作業そのものがスムースではない。余談ではあるが、日本の屠場の人たちの解体作業は、見ていても感心するほどの見事な手さばきである。

そんなアメリカに、ここは除きなさい、ここはこのような手順でやりなさい、などと強制することが、土台無理なのである。牛肉を安くすることに彼らは存続をかけているのである。

もう1つは、胸腺という部位のことである。胸腺は成牛になるとほとんど消えてします。日本に輸入されているのは、本当に若い牛だということである。早期仕上げには、穀物の多給などを、生体に負担をかけて可能な飼養形態である。こんな肉を何時まで日本人は、安いからというだけで食卓に並べ続けるのであろうか。

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羅臼港

春誓い羅臼港