
「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」と題する告発文書で、2024年3月12日付で、元西播磨県民局長から兵庫県警、報道機関4社、国会議員1名、県議4名の合わせて10の外部通報機関に匿名で送付された。
これに対して2週間後斎藤前知事が記者会見を行い、「不満があるからと言って、業務時間中に“嘘八百”含めて、文書を作って流す行為は公務員失格です」と厳しい言葉で糾弾し犯人探しを職員がした。
告発した西播磨県民局長は4か月後年7月7日に「一死をもって抗議する」との言葉を残して自死した。
県民局長の文章は明らかな公益通報であって、保護対象になる内容である。更に斎藤知事は、10件のパワハラ問題でも取り上げられている。それで辞任して出直し選挙を経て再び返り咲いて知事をやっている。
選挙では、N党の立花があることないことをまくし立てて、もう一人の自殺者被害者をうんでいる。立花は斎藤の支持ために立候補しと、スキャンダルの虚構を突き付け、劇場型選挙に仕立て上げ、斎藤を当選させている。二馬力選挙などと言う言葉が生まれている。
斎藤知事らが内部告発された問題に関する、三つの第三者調査委員会の調査結果が全て出そろった。いずれも斎藤知事や県の問題を指摘している。県議会は昨年、斎藤知事に全会一致で不信任決議を突きつけた。
パワハラはともかくとして、内部告発者の内部調査の指示をしたと、全員が証言している。唯一否定しているのは、斎藤知事だけである。
二馬力選挙で、田舎の選挙民は浮足立って、被害者に仕立て上げられた齊藤元彦を再び県政へと戻す羽目になった。
兵庫県庁は浮足立って辞任者が例年を3割も上回る100名を越えている。斎藤元彦辞任要求デモも起きている。