そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

政治家を律するザル法は麺を流して水を残すザル法である、岸田はアンケート内容を羅列しただけの茶番劇

2024-02-29 | 岸田文雄
立憲民主党の野田佳彦に幾度も幾度も問われ、総理在任中は政治資金パーティは開催しないと渋々口にした岸田文彦である。今日の収穫はこれだけであった。
後は、何を問われても、自民党が統一教会で行ったアンケート結果を口にするだけであった。
二階派の政治資金収支報告書への虚偽記載問題について、二階派事務総長の武田良太は、事務局長しか知らなかったとの発言を繰り返した。25年の歴史の中で、議員は誰も知っていなかったというのである。まことに都合が良い話である。
共産党の塩川鉄也は武田良太に、「派閥として全容解明する責任がある」と指摘し、二階俊博会長や二階側近の林幹雄に改めて聞き確認しろと迫ったが、武田良太は、各議員が報告書の訂正を総務省に届け出ているとして「それをご覧いただきたい」と、逃げまくっている。
更に、二階俊博と林幹雄の国会喚問を促したが、会長は派閥の象徴であるというのである。何も知らないし責任がないというのである。
日本維新の会の浦野靖人 には「パーティー券収入を裏金処理するつもりなんか我々は毛頭ないし、私的流用するつもりもまったくないということだけはどうか信じていただきたい」とほとんどなくごとを並べた。
結局裏金が何に使われたかは分からないし、解明はしないし、アンケート調査ですべてが終わっているというのである。
岸田が総理である間は、パーティは開催しないという以外に、何も出てこなかった。
明日の安倍派幹部の質問が終わったら、予算案を通すというのである。そのためのアリバイ工作の政倫審は茶番劇であった。

「スターリン時代に戻った」と述べるロシアのノーベル平和賞受賞者が有罪となる

2024-02-28 | プーチン
SNSに「彼らはファシズムを望み、手に入れた」と投稿した言葉が問題にされ、ノーベル平和賞を受賞(2022年)にしたロシアの人権団体「メモリアル」幹部だったオレグ・オルロフ氏が、軍の信用失墜の罪で禁錮2年6カ月の実刑判決を言い渡された。
言葉は政治体制に発せられているが、軍の信用失墜が良く分からない。ロシアの憲法29条で、言論の自由を保障しているが、あってないようなもので、かなり強引なやり方である。
反プーチンの先鋒だったアレクセイ・ナワリヌイ氏が殺害され、ウクライナに亡命したロシア軍パイロット、クジミノフ氏がスペインで銃弾を受けた後車で引かれて殺害された。
大統領選挙に圧勝を望むプーチンの焦りか、こうした凶行を意識したオルロフ氏の言葉であろう。
先日ロシアで晩年を過ごしている友人からメールがあった。彼はナワリヌイは病死と報道されているとのことである。当然のことながら、彼も含めロシアの人々は、この戦争はアメリカとNATOによって仕掛けられたものだという主張は降ろさない。戦争になり理由など双方が相手のためだと主張するし、それが人殺しをする理由にならないという私の意見を否定した。
彼はここでは、九条の会員であったし、平和について語ることも多かったと思っている。帰国して話し合おうと思うが、私は彼に、変ったと言うだろうが、彼は見識が広くなったというであろう。
ロシアの人達に閉ざされているのは情報である。ロシアの人達は、悪人を探しているかに見える。国民の不満のやり場になる悪人を喧伝しているのだろう。それはやがて恐怖政治へと向かうことになる。その一歩になる警告者を殺害し、犯罪者とするのである。国家の弾圧の恐怖の中発言をする人たちの声は、体制に従順である人たちの声よりはるかに重い。
プーチンは80%を超える支持率で、大統領戦に勝利する音を望んでいるようである。それが反体制は弾圧の理由なら、プーチンは国民を信用していないのである。
それは、とりもなおさずオルロフ氏の指摘を肯定しているの過ぎない。

裏金議員の辞職を国民は望んでいる、何一つ指示も出来ない岸田

2024-02-27 | 岸田文雄

明日開催予定であったが、西村康利が急遽「安倍派の他の議員と足並みをそろえる」と出席を断った。するともう一人の竹田良太は、「俺一人の審査は受けることが出来ない」と席を立った。それで政倫審は2日間延長となった。
西村は何でもしゃべると言っておきながら怖気づいたか。断る理由に解散したはずの派閥の事情を掲げているとは行動矛盾も甚だしい。竹田はこうした時こそ、自らの株が上がるとは思いもつかない、浅薄な人物といえる。
この二人は自ら進んで、政倫審への出席を申し出ていたのであるが、結局喋られては拙いと言われたか、喋ることが出来ないかと気が付いたのであろう。
上の表は裏金議員は辞職するべきかという質問の結果である。政倫こ審で何を喋ろうが、国民の65%は不記載があった(裏金)議員は辞職すべきと思っている。
極めてまともな意見を多くの国民が持っている。65%とは国民の怒りである。が、政権与党にはそうした怒りを受け止める感性すらない。この後に及んでも岸田に実感はなく、自らの責任でとか、しっかりとかを繰り返し、何一つとして具体的な指示や提案はなく、政倫審の公開など指示できるわけもない。
そもそも、政倫審に当事者を委員として審議する矛盾がある。審議員に自民党議員がいることがおかしい。泥棒の心理を審議するのが泥棒であるなら、まともな審議になるわけがない。「”倫理”とは人として守る道、道徳」とある(広辞林)。自ら恥じて議員辞職すべきところを居直る議員に審議の余地などないはずである。
国会議員は国民の規範とならなければならない立場である。野党だけで審理するべきであるが、その議員すら危うい現状である。政倫審は有識者に委ねるべきである。

ザル法でも麺は残る、麵まで救えない政治資金規正法

2024-02-26 | 岸田文雄

裏金問題解明やる気がまるっきりない岸田文雄
議員自らの「説明責任」という言葉を無用に乱発する岸田文雄である。やっと取り組んだ調査が、質問事項がたった二問のアンケートの、自己申告用紙一枚だけである。統一教会の調査で同じことをやって味をしめたのだろう。盛山正仁のように当面は隠し切って、閣僚ポストを射止める議員が出る始末である。
不祥事が起きても解明しないがために、いつまで経っても同じことの繰り返しである。
裏金を雑所得をして申告させ徴税し公民権を奪うべき
裏金がバレると、政策活動費として報告する。これでは店舗で万引きやってバレたら、棚に戻せばいいのだろうというのと同じである。しかも5年も前から(事態はその倍以上前から)、数千万単位の金額である。
政策活動費として報告しても、使途不明を押し通す萩生田のような輩もいる。
国会議員は法令の外にいるようなものである。許されるべきではないが、平然とそれが通る世の中であることが異常である。
裏金は全て漏れなく雑所得として申告させて、課税すればよい。当然彼らは公民権を失う。国民として当たり前の処罰を受けなければならない。
濃き税調が動かない理由も良く分からない。
国会議員は会計責任者と連座の立場ある
会計責任者は、何名かの会計実務者の責任負っている立場である。その事務の責任者は立場上として罪に問われている。だのにその上司の最も重要な立ち場の儀医が無罪放免になるのは、一般社会ではないことである。
会計責任者は議員のために仕事に励んでいる。その恩恵を受けるのは議員である。責任の所在は議員にあるのが一般社会のルールである。
それを明確にするためには、収支報告書に議員もサインする場期である。それが出来ないなら連座制の適用を導入すべきである。
政治倫理審査会は公開しなければ意味がない
政倫審は基本非公開となっている。政治倫理の実態を闇の中でやるというのである。委員30名中15名が自民党員でしかも3名が裏金を受け取っている。こんなことで正当な審査が出来るわけがない。対象になる政党の委員を排除しなけ
れば、法律に違反する行為など正当な審査などできるはずもない。
公開を嫌うのは、公開されると困るからに他ならない。公開は最低限の応じなければ政倫審の意味がない。
政策活動費はブラックボックスである。
自民党は3000者政党支部を設けている。現職と次期候補者が代表になっている。更に自身の名前の後援会や研究会と称する政治団体がごたままんと用意されている。
政策活動費は個人には支給されないが、ダミーの政治団体をうんと立ち上げれば、そに政策活動費という名目で金が入り込まれる。何処にも報告しなくても良い、ブラックボックスをいくつも抱えることが出来る。ここにたんまりと金をため込むことが出来る。
二階俊博が5年で50億円受け取って闇のままであるが、金額の多寡はあるものの、国会議員は誰もがブラックボックスを持つことが出来るのである。
政党助成金は憲法違反である。
政党助成金は企業団体献金をなくすことが前提であった。国家が特定の政党に、国会議員の数に比例して国民一人250円集めた金を配分する。このことこそ憲法違反である。議員は政党に比例して議席を得ていないし、国家が政治団体に金を配るのが、憲法20条違反である。日本共産党は受け取っていない。
そもそもこれを決めた時には、企業団体献金を中止するはずであった。経団連の米倉会長は、いい政治をしてもらうために24億円自民党に献金して嘯いている。そしてこの大金が、政策活動費として姿を変えるのである。
政治には金がかかる」とするドグマをなくすべき
こんなにも不祥事が起きるのは、「政治には金がかかる」というドグマを奉じているからである。神戸学院大教授の上脇博之教授の言うように、与党は資金ジャブジャブのインフレ状態にあると言って過言でない。金を掛けない方法を模索すべきであるし、政治資金規正法を国会議員が検討するのもおかしい。

軍部の台頭は撤退することを知らないが突進することは知っている

2024-02-25 | 集団的自衛権
226事件(1936年(昭和11年)2月26日)から88年になる。次第に忘れられていくのか、話題にも上がらなくなった。官僚軍部は腐ってる、彼らを倒し天皇を中心とした社会を創る「尊王討奸」を掲げた。皇道派の陸軍下士官が起こした反乱である。政権幹部を殺害すれば、気概のある人たちが続いてくれると、漠とした考えしかなかった。大臣2名にけい冠名を含む9名を殺害し
彼らの頼みの皇道派幹部は恐れをなして引いてしまった。
昭和天皇が決断したこと(聖断)が二つあると言われている。一つは終戦の聖断、もう一つが226事件である。尊王を掲げた陸軍将校たちは、即日匪賊になったのである。
2名自害し15名が処刑された。
226事件後、軍部は党勢はが主流になり、急速に軍部が力をつけ戦争への道へと走す。この翌年日中戦争が勃発し、5年後に太平洋戦争が起きる。226事件は軍部を跳ね上がらせ、問答無用的傲慢理論が幅を利かす。
軍部は非を認めない。ノモンハンがいい例で、戦術に誤りがないが敗北したのは、士気が足らなかったとか大和魂の欠如である。この思想は、大本営発表に身引き継がれ、そして戦後の官僚思想にまでも引き継がれる。
官僚の無謬主義であるが、5年間で43億円もの金を使えと言われた、国防に使いたい放題の防衛官僚が幅をきかせる。
なんともキナ臭さを感じるのが、杞憂であればよいが、どうもおそうとはならないようである。

「みんなやってるもん」腹の中で繰り返しそう思っているのだろう公民権を剥奪するべきである

2024-02-24 | 菅義偉

「僕じゃないよ」「みんやってるもん」「あの子がやれって言ったもん」これが小学生なら、これから成長し社会の中で倫理観を身に着けていくことないなると思うと微笑ましくもある。教師もそれが生きがいであろうし、成長する子どもを見るのも楽しいだろう。
ことこれが、国会議員となるとお笑いで済まされないし、これから変るものでもないだろう。第一上記の教師のような指導者がいない。いないどころかその指導者が、嘘つきを重ねて領袖になっているのだから救い難いものである。
いい大人が変わるわけでもあるまいし、ましてや国民の鑑ななる立場にいなければならない立場にある。末は博士か大臣かと優秀な子どもを評した言葉が空文になる。
裏金を作った国会議員は、責任は自ら以外に存在しないと認識するべきである。政倫審にすら軽んじていているようでは議員の資格すらないというものである。
ましてや行政権の全くない雇用者、事務方を人身御供に差し出して免罪を受けるようなことは、再発を容認するに過ぎない。抑止力がなく、再犯をなくすことが出来ない法律には意味がない。ザル法と言われるが、ザルは素麵は残してくれる。政治資金規正法はザル以下の法律である。ヤクザの世界で、下っ端が親分の代わりとなって犯人であると名乗り出て、出所後の地位を約束してもらえるシステムと変わりない。
裏金を設けて雑所得にすら上げなかった国会議員は余さず、検挙すべきである。量刑の軽重は司法に委ねればよい。そして何よりも2年半程度の公民権を剥奪するべきである。それが法の下の平等というものである。


支援国の疲れそれにトランプの登場(もしトラ)にプーチンの暗躍、憔悴するウクライナ兵たちに明日はあるのか

2024-02-23 | 国際・政治

もう二年になるロシアのウクライナ侵略である。西側メディアは、願望を込めた報道に偏るが、急遽募った軍隊の弱みである。ウクライナの戦果ばかりが報道され、ロシアの行き詰った戦況と被害ばかりが報道される。
いつ頃ロシア敗北するのか、いつになればウクライナ領から撤退するのかが興味がそこに集中していると言っても過言ではなかった。少なくとも多くの西側の国々の一般人は。
ところがいつまで経っても、西側が新しい兵器を次々と起こり込んでも、ロシアは敗北撤退をしてもやがて取り戻している。反転攻勢が始まったぞ、ロシアもこれまでかと思わせた、秋の話はもう誰の記憶に残っていない。早い話が硬直状態になっているといえる。

これに対してプーチンは意気軒昂である。ロシアは砲弾不足になると言われていたが、北朝鮮にイランが数千発づつ提供している。大統領選挙も反プーチン派の立候補は抑えこんだし、なによりも反体制派の象徴ナワヌルイを殺害できたし、国外逃亡者には亡命戦闘機パイロットの殺害を見せつけることも出来た。
プーチンにとって最大の朗報はもしトラである。トランプが民主党の圧倒的支持を受けて大統領選に出てくる。高齢のバイデンしかいない民主党はトランプに圧倒される。トランプは、「ウクライナに出す金などない。NATOを脱退する」と明言している。
プーチンが泣いて喜びそうな言葉を並べたトランプが、少なくともバイデンが出てくればおそらく大統領選に勝利するであろう。
人類はロシアのような不条理な殺戮行為、侵略行為を諫めるために、法律を作り国家間で協定や条約を結び、国連を作ったはずであるが、どれも機能していない。ロシアだけではない。イスラエルやそれを支持するアメリカや民族や宗教への非人道的行為を繰り返す中国など枚挙に暇がない。正義が必ず勝利するのはドラマの中でのことである。少なくとも暴力によって、彼らを押さえることはできはしない。

法の下の平等は空文でしかなく、誰もが嘘と知っている虚言の世界

2024-02-21 | 安倍晋三

何年も前のことであるが、40キロ制限の所でスピード違反で捕捉されたことがあった。多くの車がひと固まりではしていたが、その先頭だった自分だけが捕捉された。
60キロ程度では走っていたが、18キロオーバー多少の気配りも感じてはいたが、40キロ以下で走っている車など一台もない。他の車に迷惑がかかる。何で俺だけ捕まえると食って掛かったが、答えはシンプルであった。
「全員を捕捉することなどできない。外にも速度違反者はあっても、彼方が違反した事実は消えない。」ということであった。
現実問題として解らなくはないが、何故自分だけだとか、法の下で平等性を欠くとは思うが抑止にはなるだろう。
規模は異なるが、それが国家規模であるとか、我々の代表であるとか、公僕であるとか、法的に存在しない金、裏金のその金額が多分判明しているだけでも巨額であることを考えると、私のスピード違反の論理の適用は許されると思わない。検察は私を捕捉した警察官の論理の適用をしたのである。
裏金が(判明しただけであるが)3000万円以下はお咎めなしには、少々驚かされる。100人も一斉に起訴できないというのであろう、3000万円以上を悪事のボーダーラインにする意味は、5人衆の萩生田を森喜朗の意向を汲んで、放免する意思かと思える。
恐らく安倍派の中では、「赤信号皆で渡れば怖くない」風潮にあったのであろう。事実、安倍晋三は悪行を重ねても、周辺を固めることで乗り切ってきた。周辺を警察官僚で固めることで、安倍の服従者ばかりを侍らせたのである。今回の裏金問題は、安倍の寵愛を受けた連中の無知が起こし、発覚した一部のことである。
彼らは自らの非を認めることより、どうして自分だけなのかとか、なぜばれてしまったのかと思っているに違いない。あるいは安倍晋三が生きてさえいれば、こんな騒ぎは起きなかっただろうと思っているに違いない。
スピード違反とは異なる。裏金を作った議員は漏れなく検挙すべきである。刑罰の軽重は司法に任せ、全員から公民権を一定程度剥奪するべきである。

今回の裏金事件でためらいもなく非を認め、心境を吐露して辞任したのが谷川弥一である。彼には到底国政を担う資質があるとは思えないし、自らも限界も知っていた。地方の鍛え上げの事業者であるが、裏金の指示は党からあったのかと問われ、「言いません!」を声高に繰り返し、間接的に認めている。
裏金の5000万円は手を付けないでいると、金庫内の写真を検察に見せたとのことである。予算委員会で質問時間を与えられたが、時間を余し般若心経を唱えたことは、笑い話とされている。議員辞職し公民権を奪われたが、恐らく谷川に悔いはないだろう。
予算審議に入りたいと岸田は裏金議員たちを説得したのであろう。野党の言い分を聞いたわけではない。単あるアリバイ工作に、政倫審への出席を5名ほど出している。これで終わりにしたいのであろう。使途不明で埋め尽くされた、自民党のアンケート用紙と併せて、免罪をされたとするのだろうし、選挙で再び票を集めた議員は、禊は終わったとばかりに、ザル法をまたぞろ作って甘い汁を求めるのであろう。盛山文科大臣に見るように、誰もが知っている虚言でも非を認めない、安倍晋三が作り上げた虚言と虚偽の世界である。

今日は多喜二に命日、未だに反体制者を殺害する権力者

2024-02-20 | 国際・政治
今日は小林多喜二の命日である。逮捕されたその日に惨殺された。スパイによる内通で、捕まり拷問を受けてその日に死亡している。下半身は倍以上に腫れ上がりあちこち骨折していた。

以下は知人倉田稔の文章である。(注:残忍な文書なので飛ばしても良い)
「前歯は折れてる、首には細引きの跡、左のコメカミにはね、何でなぐったか十円硬貨ぐらいの傷あとがある。それから裸にしたところがね、身体中傷だらけで、オマケに腹の下から腿全体が紫色にふくれあがって、それがね、ふつうの人間の倍くらいあるんですよ。よく見ると、その両腿もには、釘か錐を打ちこんだような穴の跡が十五、六もあって、そこは皮が破けて青黒い肉がむきだしているんですよ。それで立会いの安田徳太郎博士が『これでは腸も膀胱も破けてますよ。腹の中は出血でいっぱいでしょう』と言ったんです。で、睾丸も、陰茎もね、普通の人の三倍くらい脹れあがって、やっぱり内出血で紫色になってるんです。指もね、人差し指が逆にヘシ折られてね、指の背中が手の甲へつくんですよ。」
翌日警察は死亡は「心臓麻痺」であると発表した。上の写真は私が一番好きな、多喜二の写真である。

今またロシアでは、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月16日に極寒の牢獄で殺害された。
人間は何時までこんな、残忍で非人道的なことを続けるのか。

一つが2億円もする大阪万博のトイレ、汲み取り式になるかもしれないトサ

2024-02-19 | 岸田文雄
日本の政治に劣化は、裏金だけではない。大阪万博会場に8カ所のトイレを建設するとのことであるが、これが2億円もする。安いものでも1億円近いのである。デザイナーが競ってこれでもかというのを建設する。しかも2つはまだ決まってもいな。
ところが、周辺インフラが整っていないため開会に間に合わなければ、汲み取り式になることも考慮されているとのことである。その周辺インフラ、道路や鉄道や電気水道が未だにしっくりいっていない。パビリオン建設を巡って、揉め事が絶えなくて、いくつかはプレハブの簡易式建物になるかもしれない。
財布が違う言われそうであるが、震災地能登では簡易トイレさえ用意できないと騒いでる。トレーラー式のを検討しているがそれもままならない。
絶対赤字になる大阪万博、7割の人が中止するべきという大阪万博、終われば壊す大阪万博、そして何より賭博場を跡地に建設する大阪万博に、こんなにお金をつぎ込んでどうする。大赤字国家、震災多発国家、貧困者が3割にもならんとする貧困国家が、旧態依然とした縦割り官僚主義で、決まったことはどんなに遊山が嵩んでもやるという矛盾を、いつまでこの国は容認するのであるか。
周辺整備をしっかり試算すれば、9兆3千万円もかかるという学者も出てきている。大阪万博の真の目的は、賭博場の建設である。カジノを作って不夜城で金をボンボン落してくれれば、元は取れるというのである。夢物語である。
カジノは賭博場である。賭博は民法で禁止されている。野球選手や漫画家や相撲取りが、花札や麻雀でたった数万円の賭けで逮捕されている。そういえば、賭け麻雀で検事総長の席を棒に振ったバカもいた。それは賭博が犯罪であるからである。
それをカジノと名を変えて、まるでアミューズセンターをつくるような嘘を嘘で塗り固めた、共同犯罪者のために9兆円もどぶに捨てるのか。
震災大国の被災者を優先的に対応出来ないこの国は、狂っている。
それにしても2億円のトイレはどんなになっているのだろう。

ナワリヌイ氏は彼の予告どおり暗殺され彼の言葉、「あきらめるな」だけが残る

2024-02-18 | プーチン

 ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月16日に死亡したと報道された。シベリア北辺の刑務所に移動された安否が懸念されたが、矢張り殺された。
反プーチンの先鋒であったナワリヌイ氏は、毒を盛られたり刺客に狙われたりと、幾度も死ぬ目にあっている。それでも彼は、反プーチンの多々を下げなかった。プーチンは法律を変えてまで、ナワリヌイ氏の大統領立候補の資格を取り上げた。
大統領選挙が近づいたので、プーチンは反体制派の抑え込みはやって来るだろうとは思っていた。支持率80%が欲しいプーチンは、今回も有力対立候補の立候補資格を剥奪している。立候補者は10万人支持者の署名が必要であるが、11万人の署名の中に重複や署名資格がない人物がいるというのでる。
ナワリヌイ氏は生前、自分が死んだら殺されたと思ってくれと言っている。そして支援者に最後に伝えた言葉は、「あきらめるな」である。
アウンサンスー・チー氏についても、ナワリヌイについても、命を懸けて主義主張を貫く政治家が為政者に怒りを持つ一方で、羨ましくもある。
日本の政治家たちは、目先の金と票のためなら何でもする。主義主張など彼らに存在するのかどうかも分からない。人類は何時までこのような強権政治を続けるのであろうか。

典型的な自民党政治の金を配る甘利明

2024-02-17 | 岸田文雄

典型的な贈収賄事件とであると言われた、大臣室で現金1300万円を受け取った甘利明は、黒川弘務検事に救われ無罪放免になった。黒川弘務はこのご褒美に異例の定年延長を受け、検事総長になることになっていたが、自身の賭け麻雀が発覚し安倍晋三の庇護も敵わなかった。
甘利明は罪悪感が多少ともあったのか、意味不明の詐病で一年も行方不明になって、人前に出てこなくなった。その後安倍晋三の指名で幹事長にに就いたが、その間の説明を放棄し過去は知らぬはんべぇを通した。しかし何と自民党幹事長になった選挙直前の2021年10月から、たった40日間で甘利は自民党の政策活動費を3億8千万円使っていたことが分かった。
何に使ったのかと問われ、岸田文雄は「党勢拡大に使った」と述べている。夜も日も通して、1時間45万円使ったことになる。それでも岸田は適切に使っていると認識しているそうな。政策活動費は何の説明もいらないとばかりである。
ところが甘利明は自民党幹事長として、全国の自民党公認候補者を巡り、100万円の札束を、候補者とその周辺に配りまくっていたとのことである。領収書もなく証言もままならないが、明らかに公職選挙法違反である。
中國新聞のスクープは宮城選挙区の愛知治郎応援に訪れ、甘利明は、「はい、これ。お役立てください」と、クリアファイルを選挙員に渡した。中には A4判の茶封筒が挟まって、中には100万円の現金が入っていたというのである。こうした証言はいくつかするっ人が出てきている。 
この時の選挙で、全国に金をばら撒いた甘利は、小選挙区で敗北落選している。やっと比例区で何とか議席を貰ったのであるが、現職幹事長の落選は自民党結党以来初めてのことである。この後辞任に追い込まれた。
甘利明は第二次安倍政権発足当時、安倍晋三、麻生太郎と共に、3Aともてはやされた男である。その驕りと傲慢さが今でもあるのだろう。金の管理には杜撰で、現ナマ好きの男である。
安倍政権下初期に、下村博文と甘利明は裏でないやっているか分からない。幾度も挙げられながらも、無罪放免を繰り返している。
自民党は多額の政党助成金に加えて、パーティ券収入と更にその裏金、そして官房機密費と、金が有り余るバブル状態である。しかも、報告不要の政策活動費という闇の項目、毎月100万円の意味不明の掴み金「旧文書通信交通滞在費」など、国会議員はバブル状態にある。
それでも、「政治には金がかかる」と呪文のようにい続けるのか。

統一教会に揺さぶられる根拠があるなら、盛山正仁はもっとも不適切な文科大臣といえる

2024-02-16 | 岸田文雄

素直に認めればいいものを、偏差値80の物忘れと言われる、灘中・高から東大法学部へと進んだ盛山正仁である。上図は今日の朝日の報道であるが、統一教会(現世界平和統一家庭連合)に国政報告会までやっている。当日の催しのプログラムの式次第には、「国政報告・盛山正仁衆議院議員」という項目すら設けられている。忘れるはずもない。
政策協定やっていたこと忘れたとか、選挙応援受けた記憶にないことだらけの統一教会豚関係である。
朝日新聞からの取材申しこみに対して、朝日は受けないと断っている。
盛山を電話依頼やポスター貼りなど選挙応援した、統一教会の人達は盛山の変心ぶりにあきれている。多い時には数人で電話かけやポスター貼りをして応援していたのに、と落胆の色を隠せない。
盛山は接点を示す報道が相次いでいることに関連して、「旧統一教会関係者のほうから盛んに揺さぶりをかけてきている、わたくしの立場からするともてあそばれている。言い方はよくないかも知れませんがそんな風に感じている」と語っている。リークや揺さぶりなど、根拠がなければできるわけではない。これは間接的でも、盛山が認めたのだろうか。
つまり、統一教会に解散命令を出した担当大臣が、揺さぶるにかかるような過去があるわけだ。
盛山は統一教会に解散命令を出している担当大臣である。こうした揺さぶりが統一妖怪の解散命令に対する反転攻勢なら、盛山正仁は持っても適性を欠く人物といえる。


アベノミクスの行きつく先である、もうすぐGDP6位になる日本

2024-02-15 | アベノミクス
かつて世界2位の日本がGDP(国内総生産)が、中国に抜かれ人口が日本の3分に2のドイツにもい越され、ほどなくインドに更にはインドネシアも追い抜かれようというの現実である。
日本がまだ4位にいるのは、富裕層と超富裕層がいるからまだこの地位でいられる。格差が進行する中、いかに貧困層が増えたかを、まだ4位でいられれることが物語っている。報道は円安を大きな原因としているが、国内消費が0.2%落ち込んでいることが大きい。
かつて日本が2位になったのは、ドイツを追い越してであるが、50年ぶりに並び追い越された。実質マイナス成長のドイツに追い越されたのであるから、円安を理由にするには無理がある。格差社会を生み出し更にそれを広げた、アベノミクスの失敗といえる。企業側のセフティーネットである企業内留保も大きいだろう。
林芳正官房長官は記者会見で、「バブル崩壊以降、企業は足元の収益確保のために賃金や成長の源泉である投資を抑制し、結果として消費の停滞や物価の低迷、成長の抑制がもたらされた」と指摘している。安倍晋三をやり玉に挙げる勇気が、安倍派がなくなってもないのである。


闇金が明らかになった松野博一、説明責任などするわけない

2024-02-14 | 岸田文雄

≪松野博一前官房長官が昨年12月に裏金問題で事実上更迭されるまでの2週間に、内閣官房機密費(報償費)4660万円を支出していたことが本紙の調査で明らかになった問題をめぐり、13日の衆院予算委員会で日本共産党と立憲民主党が追及しました。林芳正官房長官は4660万円を支出した事実を認めました。≫と、しんぶん赤旗が報じている。
菅義偉ほどではないが、記者たちに極めて横柄であるが感情を出さず、一見冷静に丁寧に解答しているかに見える松野博一であるが、この時期に4660万円も引き出しているのは、自らの懐を潤しているとしか思えない。闇の掴み金である。
政策活動費に加えて、官房機密費という中身を明かさないでいい、不正でも違法でも、あるいは私的に使っても何も、誰も問うことが出来ない巨額な闇金を抱えて、政権与党の自民党やりたい放題である。
4660万円の支出について「事実か」と問われ、村井英樹内閣官房副長官は、機密上使途を明らかにできない、「答えを一切差し控える」というのである。
松野氏の官房長官在任中に約27億5000万円の機密費が支出され、そのうち約26億5000万円が政策推進費に充てられていたことになる。こうしたことに、岸田文雄は、「本人の説明責任」があると、今日はたった45分の野党の質問にこのフレイズを36回繰り返したという、無責任というより無関心とさえ思えるのである

羅臼港

春誓い羅臼港