アメリカの戦闘機F16を設計したスプレイ氏(Pierre Sprey)によれば、F35は翼が短く燃費が悪く短時間しか飛行できない、空中戦や後方支援は無理、ステルス機能はないだろうと指摘している。
世界のニュース、トメス5世によればF35に重大な欠陥あるとされ、以下に引用いたします。
『2016年2月1日に公表されたDOT&E(評価部)報告書によれば、F-35Bの信頼性は次のように低いとされています。パイロットが脱出する射出座席は、体重62キロ以下の場合正常に作動せず、座席が回転して首をへしおる可能性があるとしている。海兵隊向けF-35Bは「多くの欠陥と限られた戦闘能力」があると表現されています。
F-35Bは外気温32度以上では武器庫を閉めておくと危険な状況になるので、解放して飛行する必要がある。だが武器庫を開けて飛行するとステルス性が損なわれて、レーダーで発見されてしまいます。
F-35Bの制限速度は現在最高1110km/hだが、本来は時速2000km/h出せる設計になっている。
F-35は燃料を「冷却水」として使用し機体各部を循環させているので、過熱すると機体が爆発する危険性があります。
また燃料タンクの構造に問題があり、急旋回で一定以上のGが掛かると故障する可能性がある。
エンジンの信頼性は米軍戦闘機として最低レベルであり、装備システムやソフトウェアは不安定だとしている。ソフトウェアの開発は難航していて、この先何年掛かるか、果たして完成する日が来るのか分からない。F35シリーズは2017年から2018年に掛けて完成が予定されているが、絶望的であると考えられています。
これらは海兵隊仕様のF-35Bについて書かれているが、空軍仕様や空母仕様でも共通点が多い。F-35Bブロック2Bは戦闘に向かず、敵と遭遇する可能性がある場合は、戦闘機の護衛を付けるように推奨しています。要するにF-35を実戦で使うなら、F15やF16を護衛につけろと書いてあります。(※戦闘機には戦闘機の保護がいる??)
海兵隊では当面の間、旧式のAV-8Bハリアーを使うべきとする案もあり、実際そうなるかも知れません。ハリアーは垂直離着陸機として専用設計されたが、F-35BはF-35シリーズの「おまけ」であり最初から無理がありました。空軍仕様のF-35Aは海兵隊よりましですが、問題が噴出していて、日本向けの機体もソフトウェアが未完成で納入されます。
F-35には兵站支援情報システム(ALIS)が搭載されていて、機体が正常かを自分で診断する事になっています。国防省によればALISは「まったく使い物にならず」「警報の8割が誤報で」「最初から無い方がまし」だそうです。ALISが現場の整備員を混乱に落とし入れていると報告されていて、開発難航の要因にもなっています。
ALISはセンサーとコンピューターが自分で整備が必要な箇所を診断し、必要な部品番号まで整備員に知らせる事になっていました。整備員はコンピュータが指示した番号の部品を、倉庫から持ってきて交換すれば整備完了というイメージです。他にも詳細は明かせないとしながら「レーダーが正常に作動しない」「最も単純な赤外線ミサイルしか運用出来ない」とされています。
そして2015年夏には、F35AはF16との空中戦テストで負けたことが、大々的に報じられていました。大きく重いF35が軽量のF16に有視界戦闘で負けるのは予想できたが、F35は取れる戦術が少ないのが分かる。ステルス性を生かして敵に接近し、敵のミサイルの射程外から、あるいは敵に発見される前にミサイルを発射し離脱するだけです。敵から見えるまで接近する事は出来ず、空中戦になる前に逃げ出さなければならない。
エンジンは出力不足で信頼性に欠け、スペースの制約からレーダー性能は旧型機より劣っています。加えて航続距離が短いが、これは生還できる可能性が低くなるのを意味し、ミサイル搭載数が少ないのも不安要因です。
米軍パイロットが、あまり乗りたいとは思わないのが分かる。(※パイロットに嫌われる戦闘機??)』
こんな欠陥機を145機も購入する日本は、防衛のためではなくアメリカの貿易赤字に解消のために購入しよとしている。日本はそんな金を使う余裕などなく、財政再建にでも年金の補充にでも、教育の無償化でも、医療の無償化でも、水道や道路の老朽化対策でも、脱原発への援助などに使えばよい。大企業以外には貢献する気など安倍晋三にはないのである。