そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

パンデミックをより早く終わらせるための検査体制、医療体制が求められているが

2020-03-12 | 新型コロナウイルス

WHOが中国の21億円の寄付を受けて、新型コロナウイルス(COVIT-19)の現状をパンデミックと認定した。
ドイツのメルケル首相が「国民の60~70%が感染する」と述べた。これを受けて、田中宇氏は次のようにまとめている。
『米英独の予測では、人類の40~80%がkん戦する、めっめき力の強い子どもは、80%が無症状で終わるが、感染力は低くくがchても他人に感染することもできる。感染者のうち20%が中程度か重篤に陥る。』
北海道大学の研究チームは、国内最大1150万人が発症するとの結果を発表した、対策を取らない場合の推計としながらも、これは驚異的な結果である。すでにいくつかの対策がなされているので、ここまではならないと付け加えられている。
その一方で、批判の多いクルーズ船ダイヤモンド・プリンス号の対策について、早期に下船させていれば76人人で終わっていたと、スウェーデンなどの研究チームが発表している。現実には700人もの発病がっあたが、14日間も閉じ込める愚策は今後幾代にわたって責められようが、とてもじゃないが専門家の判断とは思えない。呼吸器感染発生に、閉じ込める方法を選択したことが、世界カ国から非難されている。その後の発生も、クルーズ船は国家の発生から外している。小中学校などの無根拠で検討なしで行った、一斉休学も併せて後年愚策と評価されるであろう。
上図は各国のPCR検査件数を表したものである。パンデミックの元凶は不顕性感染者(感染しているのに発病しないか軽症者)である。感染の自覚がなく、どこにでも出かけるなどするからである。不顕性感染者の摘発こそが対策の基本である。そのためにはPCR検査は欠かすことができない。保健所が怠慢でネックになっているようである、
しかし、和歌山県では病院で医師などの発生があると、病院全員と出入りの業者や接触者まで、知事の主導でPCR検査を行っている。その結果その後の発生は起きていない。検査件数が多く県の保健所での能力を超えた場合は、大阪知事に直接依頼して、検査を行っている。大坂のクラスターとなったライブハウスに参加した和歌山県の女性がいたら、ほぼ強制的にPCR検査を行っている。こうした積極的な姿勢こそが、パンデミックを早く終わらせることができる。法制度などの問題などではない。多くの教訓が目の前になる。それでも尚、検査体制や医療体制のたてまえに留まる不振が拭えない。
もうすでに五輪開催は不可能になっている。後は誰かが決断するのを待っているだけである。
コメント (4)
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