そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

新総裁誕生の騒ぎが終わり党役員と新閣僚の話題で溢れる中、安倍派会計責任者に有罪判決が下りた

2024-09-30 | 政治と金

自民党が総裁選に浮かれる中、清和政策研究会(旧安倍派)の会計責任者に今日(30日)有罪判決が下りた。東京地裁(細谷泰暢裁判長)は、政治資金規正法違反で松本淳一郎に、禁錮3年、執行猶予5年の判決を言い渡した。
結局、旧安倍派の裏金づくりを巡っては会計責任者の松本被告が立件されただけで、幹部の国会議員は誰1人も立件されなかった。松本淳一郎は、安倍派の政治資金収支報告書に、パーティー券の販売ノルマ超過分などの収入と支出を計約13億5000万円少なく記入したとしている。そんな些末な内容であるはずない。いつ誰が裏金を始め、還流は誰が復活させたのか。その過程が全く解明されず、裏金が何に使われていたかなど、この問題の本質が全く解明されていない。
自民党はと言えば、安倍亡きあとに急遽座長しなった塩谷立という小者を離党させ、次回選挙には出るなと人身御供にして、まるで自民党は全てが終わったかの如く振舞うのである。
「裏金は、主要な派閥でおき、党に近い人たちが完全にお金で汚染されていた。不起訴なら切り抜けたと安心してまたやる。法改正もされたが、裏金が作られたのに、その穴をふさがない法改正は評価に値しない。絶対に忘れてはいけない」とは、パーティー券収入を裏金化したとされる議員らを順次告発 するという、神戸学院大法学部の上脇博之教授の指摘である。
そしてこの判決も、新総裁誕生で党人事や組閣で世間が浮かれる中で行われた。何処かに意図的なにおいがプンプンする司法のやり口である。
全く中身のない政治資金規正法をカイテイした理由もこの辺りにある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネタニアフに”勝利”などあるわけがない

2024-09-29 | 平和
「イスラエルは勝利する!」と、国連でネタニアフは大声で繰り返し叫んだが、会場にはほとんどの国の代表は席を退いている。
ネタニアフは三千年前、モーゼに引かれて約束の地にイスラエル人が来た話を聖書から引用して、祝福の道を辿ってきたというのである。 祝福の道とは、イスラエルの民が主の声に聞き従ったことであるという。
それがジェノサイドと言われるように、大量殺人をする理由になるのだろうか?パレスチナ人の土地を、入植と称して略奪する理由になるのであろうか?そしてその大量殺人行為は、大量に殺害された人々、民族を納得させ服従させる手段として正当であると信じているのであろうか。
国連で「勝利する!」と叫んだネタニアフは、”勝利”を信じているのであろう。しかし、この80年に起きた戦争、地域紛争で勝者などいない。かつての戦争のように勝者が賠償金を取ったり、敗者が敗北宣言をしたりそれを受けたりすることもない。何よりも、直接宣戦布告した戦争も紛争などもないのである。
ネタニアフの夢見る”勝利”は虚構でしかない。あるのは国内に向けての自らの政治的地位の保障のためでしかない。中東全域に広がりかねない虐殺行為を、イスラエルは即刻中止すべきである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酪農家になりたい君へ読んでもらいたい本、そして食料を考える人たちに

2024-09-28 | マイペース酪農
酪農業は日本古来の農業の形態ではないが、牛が広い牧草地で草を食みのんびりとしたなかで、牛乳を搾るイメージが強い。酪農は草しか生えない寒冷地や高地での農業であるから、その思い込みも間違いではない。
酪農家には新規就農者が多いが、その多くは都会からの移住者が多い。ところが既存の酪農家は、農協や行政などにケツを叩かれて、飼料(ほとんどが輸入穀物)を大量に与える工業型に移行しているのである。牛はヒトが食べることのできない草を食べ、人が食べられる牛乳や牛肉に変換してくれるのです。その原点を失い、人と競合する穀物を牛などの家畜に与えることは、日本の食料自給を圧迫します。
当地のように酪農専業地帯でも、外にいる牛を見ることがほとんどなくなった。多頭数を集約的に飼育し、穀物投与で高い負荷を牛にかけ、高生産を誇っている。
日本中の農村から農業が淘汰されてきている。

「牛乳から世界がわかるー酪農家になりたい君へ」(小林国之著:農文協刊:1,600円+税)は、何の手掛かりもなくコネもない若い君が酪農家になる入門書といえる。著者は私のように工業的酪農を正面から否定していないが、幅広い酪農界の交流から現状と実態を丁寧に説明してくれる。酪農は生産形態が極めて多様で、営農形態も酪農家の数だけあると言っても過言ではない。
放牧酪農家は収益費が高いため、40頭搾乳でも400頭搾乳と収益、可処分所得に大僅差がないのである。この本は、酪農の現状とともに丁寧に説明してくれる。酪農家になりたい君と副題があるように、都会生活に疑問を持つ人たち、もしくは興味ある人たちに是非読んでいただきたい。
放牧を主体にした家族酪農場では、農場には笑いが溢れ花を植え野菜を育てていたりと、ゆったりした時間が流れているものである。負債が少なく牛に負担を掛けず病気も少なく、肥料も農薬も少なく、環境に優しい農業は21世紀の農業の模範なるであろう。
同じく「酪農家になろう 乳牛とともに」三友盛行著や「牛の放牧入門」平野清著いずれも農文協刊が役にたつ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石破茂の誠実な話しぶりに国民は翻弄され、日本は生きに右傾化軍事化へ突き進むことになるであろう

2024-09-27 | 安倍晋三

5回目の挑戦でやっと自民党総裁を制した石破茂である。
各テレビ局に足を運び、さしあたっての細かな取り組みには淀みなく答えている。流石総裁選のベテランである。総理就任後のスケジュールなどには事細かく答えるさまは、支持者に安心感を与えるであろう。
ルールを守ると繰り返すことで、そのことでこれまで安倍の虚構が築ずきた票をを転換させるかにも見える。石破茂の誠実感や実直性は伝わるが、こと安全保障になると軍事国家を目指す口調と内容の拡がりに怖ろしさを感じる。
石破茂は、安倍晋三が不誠実や虚偽で固め、裏で得たいの知れない企みを持っていた恐怖からは遠い政治をするであろうが、安倍の遺した残滓には目をやらない。
裏金問題を抱えた議員も、結局は公認することになるであろうし、統一教会との関係も蓋をして落着を図ることになるだろう。
そうした意味での誠実さは、内閣支持率を一気に上げるであろう。これから日本は一気に右傾化し、軍事国家へと突き進む怖れを石破茂に感じるものである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

証拠を捏造した検察側の罪が何故問われないのか、彼らは真犯人を無罪放免させることが判って捏造したはずなのに

2024-09-26 | 死刑

1966年6月に清水市の味噌製造会社の専務宅で一家4人が殺害された、強盗殺人放火事件、いわゆる袴田事件の再審公判をめぐって、今日(9月26日)静岡地裁が袴田巖さんに対して無罪を言い渡した。
そして、捜査機関による証拠ねつ造であると認定した、画期的判決が出された。 静岡地裁國井裁判長は「とても申し訳ないと思っている」と、声を震わせ言葉に詰まりながら判決文を読み上げた。
袴田事件再審 閉廷後、弁護団とともに会見に出席した袴田さんの姉・ひで子さんは、開口一番、集まった支援者に対して「本当に皆様、長い裁判でありがとうございました。無罪を勝ち取りました。 裁判長が『主文 被告人は無罪』と言うのが神々しく聞こえました。私はそれを聞いて、感激するやら、うれしいやらで涙が止まらなかった。1時間ばかり涙があふれ出てきていました」と無罪判決を聞いた時の心境を語った言葉に58年もの時間を感じた。

しかし、裁判長は捜査側に3つの捏造があったと画期的判決である。
一つは自白である。長時間の尋問と自白を強要したこと。二つ目は、1年以上味噌に漬けられていたとする下着の血痕が鮮明であったり、サイズが合わなかったりしたこと。三つめは、自宅から見つかったズボンの切れ端である。少なくともこれらは、捜査側が捏造したものと大きく踏み込んだ判決をしたのである。
そこでどうしても拭いきれないのが、「ボクサー崩れの男」袴田巌さんを検察側は犯人に仕立て上げるのであるが、証拠を捏造する行為は犯人を逮捕することではなく、真犯人を無罪放免する行為でもあると認識すらしなかったかのかということである。
袴田事件の犯人は4人も殺害を放火までしている、死刑に値する極めて凶悪な犯行であるが、捜査の証拠捏造の経過を見て大いに安堵したことであろう。
こうした公務員の反社会的行為、犯罪行為は、国民の奉仕者としてあってはならない行為は、なぜ犯罪行為と扱われないのであろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネタニアフの政治的延命のためのヒズボラへの非人道的攻撃は許されるものではない

2024-09-25 | 中東

レバノン保健省によると、レバノン全土にのスラエルの激しい爆撃が1500カ所も行われ、少なくとも569人が死亡し、そのうち50人が子供と94人の女性が死亡したと発表した。何万人もの人々が南レバノンから逃げ出しているという。
エジプト、イラク、ヨルダンの外務大臣は、イスラエルのレバノンに対する「侵略」を強く非難し、「地域を全面戦争に向かわせている」と警告した。
イスラエル軍は、イスラエルと北に国境を接するレバノンで進行中の紛争に言及して、「北部戦線での作戦活動のために多数の予備旅団を召集している」という声明を発表した。地上戦までやる気かも知れない。ネタニアフは狂っているといえる。軍事的威圧で彼らを制圧したところで、レバノンがイスラエルに服従すると信じているのだろうか。
むしろ、ヒズボラにはイスラエルに対する戦闘の理由、反撃への大きな理由を残すことになる。戦闘の拡大理由を、イスラエルはレバノンやイラクやヨルダン与えることになる。
イスラエルによる用意周到に準備されていた、携帯電話(ポケベル)の無差別非人道的攻撃に続く、ネタニアフの暴挙といえる。
ネタニアフがガザでの戦闘成果がこれ以上得られなくなったというのがヒズボラ攻撃であるなら、ネタニアフ政権延命の政治的理由であるなら、イスラエルは政治的な自浄作用すら失ったといえる。
イスラエルはヒズボラ兵士を殺害すればレバノンは服従すると思っているのかも知れないが、新たな憎しみを産むだけである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立憲民主党が野田佳彦を代表に選んだが、論功行賞で側近を固めてノーサイドはないだろう

2024-09-24 | 立憲民主党

立憲民主党の新代表野田佳彦は今日(24日)、幹事長に小川淳也前政調会長(野田)、政調会長に重徳和彦衆院議員(野田)、国会対策委員長に笠浩史国対委員長代理(野田)とする新執行部の人事案を両院議員総会に提案し了承を得た。
このほか、代表代行に辻元清美代表代行(枝野)の続投、長妻昭政調会長(枝野)を横滑りさせ、大串博志選挙対策委員長(野田)を兼務とした。常任幹事会議長には菊田真紀子・元外務政務官(野田)を充てた。
小川、重徳、笠の3氏はいずれも代表選で野田の支援に回った野田の側近である。代表選を戦った枝野、泉、吉田の3氏は党の要職から外された。特に決選投票を争ったリベラルの枝野を外したところに、野田佳彦が立憲民主党を右旋回させようとする意図が読み取れる。
代表選の決選投票で野田を支持した国会議員は72人で、63人の枝野に9人の差しかない。執行部には飾りに近い、辻元と長妻を代表代行に置いただけである。枝野側から人事案に大きな反発が出ている。
共産党が早速選挙協力に疑問を呈するコメントを出している。野田たちは、安倍晋三の集団的自衛権公認は明らかな憲法違反としながらも、事実上憲法に抵触するとしながらも、アメリカとの関係からこれを容認しようというのである。「立憲」の名が泣くというものである。
野田は新代表に選出された後、「今日からノーサイド。挙党体制で政権を取りに行こう」と訴えているが、好きなくとも挙党体制にはほど遠い、論功行賞人事といえる。野田は維新と国民民主党との共闘を目指すのであろうが、口先上手の野田佳彦代表の立憲民主党の前途は多難である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「人新世(じんしんせ)」が地質学会で認証受けるのも近い

2024-09-23 | 気候変動
マルクス経済学者斎藤幸平氏の、いつまでも経済成長を望む人たちへの警鐘となる「人新世の資本論」が大ベストセラーになって、人新世という地質学用語が頻繁に使われるようになった。斎藤幸平氏はこれを「”ひと”じんせ」と仮名を振っている。科学の地質学に人新世(”じん”しんせ:Anthropocene)と社会学を別けることかと思われる。
第二次世界大戦終了後の1950年辺りを起点として、人口やエネルギー消費量や肥料の増加や大気の変動が大きく伸びてきている。この辺りか現在を人新世と名付けようというする学者が、各方面から沢山でてきた。
地質学者たちは、現代を地質学的最終的Stageとして、完新世(Holocene)と呼んでいた。農耕が始まってからの現代まではひと括りにして呼んでいるのである。地質学とは文字通り、地層に過去が刻まれた過去を評価し研究する学問であるというのである。地質学者は、たった70年ほどでは地層に組み込まれていないというのである。
ところが、1952年ころから核実験が東西冷戦を背景に、頻繁に行われてきた。核実験で排出された、プルトニュウム240と239の比率で実感箇所まで特定できるというのである。核実験のプルトニュウムは世界各地の地層に均等に降り注ぎ、きざまれているのことが判ってきた。
また、石炭を燃やすことで空気中に排出される球状炭素粒子も、穏やかな海底や湖底などに降り注がれ、地縞(ちこう)として世界各地で確認されている。
たった70年であるが、過去になかった速度と広がりで地球を蝕んでいることがわかる。伝統的な地質学の概念さえも突き崩す、そして新たな地質時代を我々は作り上げてしまったのである。
人新世はヒトの経済活動がもたらしたものであるとして、資本新世(Capitalpocen)と呼ぶべきという人たちがいる。しかしながら、この気候変動をもたらしたものは資本主義だけでなく、これと競った社会主義も同様の経済活動の効率を求める体制であり、双方の経済活動の結果といえる。人々が、経済活動を通じて欲望を満たしてきた結果であるともいえる。
農耕が始まって、地中の炭素を大気に吐き出すようになっても、まだ穏やかだった完新世は、人新世になり大気中のCO2を一気に数十倍にまで押し上げようとしている。そして、それは先進国が優先的に行ってきた行為ともいえるのである。
学者たちは今転換すれば、最悪の事態を遅らすこともできると、可成り悲観的である。昨夜関西の友人に電話するとようやく30度を切ったということであったが、北海島の東の果ての私のの家ではストーブを焚いていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

論点が散漫で決選投票で取り込める余地を残し空虚な自己主張するが論議なしに自民党総裁選挙

2024-09-21 | 安倍晋三

これは2013年6月30日自民党総裁室に安倍晋三が四日後の参議院選挙のお願いを、統一教会(現世界平和統一家庭連合)の最高幹部を招き入れ、選挙支援のお願いを願った時のものである。裏金と統一教会との関係を蓋した自民党は、総裁選でも黙したままである。
結局9人も立候補者が手を上げた不毛のセレモニーが延々と続く、自民党総裁選挙である。岸田が下りて支持率があがったのは、裏金と統一教会のついて徹底的に蓋をし続けた岸田がいなくなるに他ならない。
決選投票に協力し合わなければならないから、他候補を攻める訳に行かない。中空に浮いた自分の意見述べるだけである。

河野太郎は、マイナ保険証を巡って7割の医療機関でトラブルがあったとする医療団体の調査について、「保険証残せというようなアンケートは百害あって一利なし」と切って捨てた。12月2日の現行保険証廃止が迫る中、いまだにマイナ保険証のトラブルが相次いでいる状況を切って捨てる発言である。
河野は「マイナ保険証を使う人が増えれば、トラブルが増えるのは当然」と全く聞く耳を持たない。これまでそうであったように、決めたことはどんな障害があってもやっちまえという、巷間太郎のトッパリョクは無茶をすることである。裏金は返納すると言ってはみたが、何処に課すのかもわからないまま、封じてしまった。そういえば原発反対は出世のための翻心したままなのか?
悲惨なのは小泉進次郎である。思い付きを乱発するのは無知であるから仕方ないは、宰相に向くわけもない。選択的夫婦別姓はいずれ封じるだろうが、雇用者が簡単に解雇できるようにするなど、言葉だけで拡げた政策はどのように落とし前をつけるのか。
小林と高市は、堂々と旧安倍派の票を拾い合う極右翼の軍事改革派である。かかる金の捻出など語らない。安倍派の国会議員票に色気を持つ二人である。43兆円もの金どこから持ってくるのか。決選投票で組むようでもある。
不器用な石破は結局今回も、党員票を大量に集めるようであろうが、付き合いが悪く飲み会をやらないため議員票は集まることはない。裏金いついてほぼ唯一石破がルールを守れと、まるで小学校のホームルームのような視点で述べるだけである。
結局は自民党が抱える政党としても問題、「統一教会」と「裏金問題(政治と金)」を、9人もいるどの候補も取り組む気がないのである。うすっぱな表現でスルーする。政治献金ははっきり賄賂であるが、それに依拠し活動する党の本質は変えることなどできない。それを改めて確認すことになる、派閥のタガが外れた9人もの浮遊物のような候補者の並んだセレモニーになったのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山上の判断はには根拠があたのである

2024-09-19 | 安倍晋三

安倍晋三が2013年の参議院選挙直前、統一教会(現世界平和統一家庭連合)の会長らと、こともあろうか自民党本部の総裁応接室で面談していたことが分かった。自民党の萩生田光一・元経済産業相や実弟の岸信夫・元防衛相、と教団の友好団体トップらが同席している写真を朝日新聞が入手した。
面談日は参院選公示4日前、2013年6月30日であった。「教団側による自民党候補者の選挙支援を確認する場だった」と、教団関係者は証言している。
安倍晋三が面談したのは、当時の教団会長の徳野英治、教団関連団体「全国祝福家庭総連合会」総会長でその後に教団世界会長に就いた宋龍天、教団友好団体で保守系政治団体「国際勝共連合」会長の太田洪量、更に勝共連合の幹部2人も同席した。自民党は総裁の安倍晋三のほか、党総裁特別補佐だった萩生田光一、安倍の実弟の岸信夫が出席している。
明らかに選挙への協力要請であるが、統一教会側はほぼ最大メンバーである。このような極めて重要な事実が発覚したのに、総裁検挙真っ最中の9候補は黙して全く語ることはない。ましてや真相究明などやる気もない、朝日新聞が出どころであるから、総裁選への恣意的な公表とに迷惑そうに、既に解決済みとの見解を、岸田が発表するのがせいぜいである。これまで党との関係はなかったというのが嘘であることがバレてもである。
そもそも、教団の存続を審議する立場の盛山文科大臣は、推薦を受け政策協定すらやっているのであるから、統一教会はこれまで以上にのさばることであろう。
安倍晋三を銃殺した、山上達也は異常などではなく手段に問題はあろうが、。自民党は懸命に否定するが、山上の判断にはしっかりとした根拠があったのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人が忘れる頃にそっと政界引退させれてしまった前安倍派座長塩谷立の悲哀

2024-09-17 | 岸田文雄

自民党にとって最も望ましい裏金問題の人身御供、いわば生贄に好都合な塩谷立という人物を指名したのが、森喜朗である。安倍派5人衆を守るために、議員経歴はそれなりにあるにもかかわらず(当選10回)小物議員として、また安倍晋三亡き後の座長にいたということもあって、格好の位置にいたと首チョンパされた。
裏金について全く知ることのなかった本人の必死の抵抗にも拘らず、たまたま引き受けた安倍派座長が災いしたのである。党が下した離党勧告を塩谷はギリギリまで抵抗した。
塩谷立が今月10日に会見を開き、次の衆院選に立候補しない意向を明らかにし、そのまま政界を引退すると無念の発表をした。当初は無所属で立候補すると意気込んでいたが、夏に自民党県連会長が小渕優子 選挙対策委員長などの了承を得たとして、塩谷が立候補する場合でも自民は候補者を擁立すると伝えていたのである。塩谷は「犬死した思い」と、恨みつらみが止まらず悔しさを隠せない。
「我々の処分は何だったのか?処分をやったら終わり。決着する時であるはず。最後に岸田総理が辞めるというのは、これは何なんだという思いがある」
さらに塩谷は続けて、「非常に悔しいし、大変憤りを感じている。真実を語っても残念ながら通らない、なかなか伝わらない。離党したことも大変不本意なことである。最初からこの問題は党全体の問題、政治全体の問題で、それを派閥だけに押し付けようとした考え方が大間違い」と、今更と思える正論を吐いている。
その悔しさを、次回総選挙で無所属で立候補をすることに全力を注ぐつもりであたが、党本部から公認候補を立てると、ダメ出しをされついに不出馬を決めたのである。真新しい看板「Re:START」を自事務所に掲げ、支持者回りをしていた塩谷にとって相当無念の党からの仕打ちに思ったに違いない。
自民党は、こうした裁断を繰り返し、建前だけ整えて裏金問題の決着をしたというのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

労働者を自由に解雇したいボッチャン議員の進次郎は無知以前の国会議員としての無能を世に晒す

2024-09-16 | 労働者派遣法

どうやら自民党次期総裁は、四世議員の小泉進次郎に決まりそうである。流石四世ともなれば、馬鹿を平然とぶち上げる。
小泉進次郎総裁候補者の記者会見
・・・解雇規制の見直しです。解雇規制は今まで何十年も議論されてきました。現在の解雇規制は昭和の高度成長期に確立された裁判所の判例を労働法に明記したもので、大企業については解雇を容易に許さず、企業の中での配置転換を促進してきました。
 一方、今では働く人のマインドも大きく変わり、転職も当たり前になってきています。社会の変化も踏まえて、働く人は業績が悪くなった企業や居心地の悪い職場に縛りつけられる今の制度から、新しい成長分野やより自分にあった職場で活躍することを応援する制度に変えます。こうした観点から日本経済のダイナミズムを取り戻すために不可欠な労働市場改革の本丸である解雇規制の見直しに挑みたいと思います。
】 
現在の格差社会を産んだ最大の貢献者は、小泉純一郎と竹中平蔵である。その本丸は非正規労働者を大量に生んだことに由来する。野党の不甲斐なさで、労働者は団結権などが、事実上すっかり奪われていることも背景にある。小泉純一郎は労働三法を踏みにじることで、それまで特殊技能者などに限られていた非正規労働者の枠を外し、社会大量に産ませた。
被雇用者は個人契約のままであれば、雇用者に解雇が自由にできることになるので、労働者に団結権や交渉権を与えているのである。

労働契約法16条の解雇規制には
「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。」とある。
これを進次郎は外し、「解雇は、客観的で合理的な理由がなくても、また、社会通念上相当であると認められなくても、解雇できる。」としたいのである。
これは事実上、解雇や雇用を自在にするということである。道同社の権利を踏みにじるばかりか、社会不安の元凶になる。事実純一郎が雇用の不安定ばかりか、正規雇用をなくすことは、商品市場の縮小を産むことになり、デフレそのものになってしまう。同時に、正規雇用者は社会のエリートとなり、格差社会へとまっしぐらである。それすら失いかねない、正規雇用者さえも労働者の権利を、雇用者に差し出すことになる。
小泉進次郎が自民党総裁になる可能性が高いのは、必ず決選投票になることから、公然と批判することが出来ない雰囲気の下、裏工作が公然とされ相互批判が表でなされないことになる。
したがって、最大の政治課題の裏金が封印されている。裏金議員には公民権を停止させべきである。彼らは恥ずかしげもなく、推薦人に公然と名前を連ねている。こうして、また新たな道を歩む振りをしつつ、隠蔽するために総裁選があるといえる。
※労働三法とは「労働基準法」「労働組合法」「労働関係調整法」
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選択的夫婦別姓制度の導入を反対できない日本会議傘下の自民党、更には統一教会や神道政治連盟の影も

2024-09-15 | 日本会議
<「選択的夫婦別氏制度」を何故か巷間、「選択的夫婦別姓制度」と呼ぶ。法律では、「姓」や「名字」のことを氏(うじ)と呼んでいる。従って条文にすれば「選択的夫婦別氏制度」となる。>Wikipedia抄訳
現行法(民法)のもとでは、結婚に際して、男性又か女性のいずれか一方が、必ず氏を改め、夫婦同姓(夫婦同氏)がなければならない。これに数多くの女性と数少ない男性が悩んできた。その多くの方が職業を持つ女性、あるいは持つことになった時などである。
夫婦同姓を強制する国は日本の他にない。こうした悩みを持つ国民は日本以外にほとんど存在しないのである。そういう意味で日本の婚姻法は奇法といえる。
この悩みを抱える女性が日本に8%もいる。人数としては100万人、既婚者に限定した母群に限れば20%程度になるか。少数と政治が見捨てる量とは到底思えない。
日本の自民党以外ほぼすべての政党が、選択的夫婦別氏制度を多少の温度差があるものの認めている。自民党内であっても議員個人はそれ程多くない。強力に夫婦同姓を主張推しているは、自民党を支える日本会議である。
日本会議は、家族は国を構成する基本の集団と決めつけている。事実自民党憲法試案にも明記されている。日本会議はは30年ほど前に多くの右翼団体を糾合し、現代日本に皇国史観を根底に持ち戦前回帰を目指すため結成された極右翼団体である。各方面に時代錯誤も甚だしい指針を示している。

明治維新以後に義務付けた氏名(うじな:姓・苗字)を、家族全員で共有するとしたのである。それまで侍は家を守るため、商人は家督を継ぎ暖簾を守るため、氏名はお家を守るの手段とした。そのため、侍にとって家を守ることは最大の義務であって、お家断絶は死刑に等しく、赤穂浪士は美談として語り継がれ演じられてきた。
因みに、明治初頭は農民が8割を占めていた。彼らは、「山田の甚兵衛」とか「川辺のおギンさん」のように、名前に地域名などを冠してお互いを呼んでいた。
日本会議の主張する姓日本古来の伝統は、支配層のものであったに過ぎず、明治政府が作った戸籍制度には150年の歴史しかない。日本会議が粉飾する「お家」日本の伝統は、その後戦争国家、大日本帝国へと向かうため、日本国民に愛国心を醸成させるための、必需品であった。国家を支える家族は、同じ姓で団結するが、同様に国家は天皇を戸主とする家であるというのである。国民は一様に天皇の子、「赤子」というのである。
家族が同姓に限定した家庭を持つ国日本はより幸せだ、というのが日本会議の主張である。それでは夫婦が姓を変えない国がより国の団結力がないということになる。そんな国や地域があればお示し願いたいものである。お

選択的夫婦別姓制度に対して、日本会議の主張は、夫婦は結婚しても姓を変えないと制度と反対するのである。しかし、どうやら結婚しても、現実には殆ど同一姓に変えることを望んでいる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不覚の事故で当分休みます

2024-09-06 | 安倍晋三
不覚の事故で入院のため当分休みます。べログ書き初めて18で初めてのことです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チンピラ議員といえども堀井学を裏金で立件するなら、安倍派などの100余名残らず立件すべきである

2024-09-01 | 岸田文雄

堀井学はスポーツで名が知れ持ち上げられ自民党から政界入りした、典型的な政治音痴の無能議員である。リレハンメル冬季オリンピックスのスピードスケート500メートル銅メダルをとって一躍名の売れた人物である。橋本聖子が推薦であるが、私たち名前が売れてるから、国会議員なんてチョロいもんだと誘ったのであろう。 
安倍派だった堀井学は、裏金問題が発覚した当初は、1200万円であると述べていたが結局は、倍額の2196万円 万円であった。堀井はいつもこのパターンである。今回は地元の後援会が説明会を開催したが、当の堀井学は欠席した。政治家の資質など元々ないから仕方ないだろうが、自民党はこんな類のタレント議員に溢れている。
上の表は、余りにも人数が多いので20位までの表である。オリンピックメダリストとして初の国会議員となっているが、さすが名前が売れてる堀井学はオリンピック同様に堂々の銅メダルの3位である(二階は別格である)。
その堀井学が突如立件された。地元支援者を怒らせたので、次回の推薦はないと見込んだのであろう。自らが出席もしないで香典を出してたことが、公職選挙法の禁止する寄付行為とみられたのである。数年遡及して
8月29日東京地検特捜部は、香典を配布した公職選挙法違反の罪に加えて、安倍派の政治資金パーティーのキックバック分を収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の罪で、堀井を略式起訴した。同日、東京簡易裁判所は二つの罪を認定し、罰金100万円と公民権停止3年の略式命令を出したのである。
確かに堀井学は国会議員を辞職をし、次回は立候補しないチンピラ議員で政界に影響は少ないであろうが、議員としての資格に変わりはない。
だったら、裏金議員はどんなに少額でも政治資金規正法に抵触するのであるから、100余名全員を立件起訴し、公民権の停止は行うべきである。罪状の軽重は司法が判断すればよい。地検がいかに誠意的判断をしているかがわかる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港