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田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた(Dreamin' Wild)

2025年06月09日 23時14分12秒 | 日記

ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』公式サイト

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1979年、ワシントン州の田舎町でレコーディングされた1枚のアルバム「Dreamin’ Wild」。10代だったドニーは兄とデュオを結成し、父が息子たちのために自作したスタジオで数々の楽曲を生み出した。家族に支えられ情熱を注ぎ込んで作ったアルバムだったが、世間からは見向きもされず、夢に手が届くことはなかった。それから約30年後――。思い描いていた夢とは程遠い人生を送っていたドニーは、コレクターにより発見されたアルバムが再評価され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知る。思いもよらない成功に家族は喜ぶが、ドニーは目を背けてきた過去や感情と向き合うことになり…。(公式ウェブサイトより)

 

 

<2025年2月10日 劇場鑑賞>

 私は音楽に詳しくないけど、こんな実話が本当にあるのですね。10代の兄弟。二人とも音楽が好き。そして、弟には本当に才能がある。もちろん、曲作りは全部この弟。素晴らしい音楽。家族皆が弟ドニーの才能を信じて疑わなかった。だから、人に止められても父は決断し、持っていた土地を担保に資金を作った。納屋を音楽スタジオにもしたし、レコードも作った。でも、見向きもされなかった。そして、父は財産をほとんど失った・・・。

 それから30年。小さな録音スタジオを妻と共に経営しているドニー。しかし、その経営は苦しく、こんなしがないスタジオで録音しようか、なんて輩は「気分が乗らない」くらいでキャンセルし、キャンセル料も払わないような奴らばかり。そのままならない人生に、ドニーは常に暗い顔。そんなとき、過去に発売したアルバムがにわかに脚光を浴び、再評価されることに。「もう一度録音しないか」という誘いに「え??今?」・・・そんな話です。

 難しいですね。一生懸命だった若い頃。その頃作ったアルバムに、当時どれだけ自信があったとしても、30年も経った今、再評価だと言われても、見かけも変わってる、人生だって半分過ぎちゃってる。自分自身も変化してる。自分のせいで父はほとんどの土地を失った。兄もその狭い土地で細々暮らしてる。だからって、今、どうしろと?音楽だって、きっと変化してるはず。

 ドニーは才能があるだけに、いろんなことを感じたでしょうし、受け入れるのは難しかっただろうと思います。それで成功したからって喜べるかっていうと、やっぱり複雑だと思うし。父親に恩返しはできるだろうけれど。音楽業界にいなかった兄は、もはや楽器をたたけないし、イライラは募ります。でも、妻にもなだめられ、結局は歌います。そしてヒットするのです。でも、ドニーは「違う、違う!」と感じています。

 映画では、ボー・ブリッジス演じる父親や、ドニーの才能を認める兄など、家族愛を中心に話が展開します。すごく深い家族愛。私、ここまでできないかな。どうなんだろ。まぁ私は凡人なので、才能ある人の苦悩はわからないわけですが。個人的には、もう一度脚光を浴びた曲「Dreamin’ Wild」を聞いて「そっかなぁ」と思いました。すごい曲だと思わなかった(笑)。聞く才能もなくてごめんなさい。でも、30年って、やっぱり大きいよな・・・。

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