ハリウッドの音楽業界を舞台に人とのつながりや絆の大切さを描き、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソンと、ダイアナ・ロスの娘トレイシー・エリス・ロスが主演を務めた人間ドラマ。ハリウッド音楽業界のトップ歌手グレースの下でアシスタントとして働くマギー。彼女は憧れの環境で働くことに喜びを感じながらも、音楽プロデューサーになる夢をあきらめられずにいた。一方で、歌姫として君臨するグレースも現状の評価を失うリスクを背負ってでも新曲制作へチャレンジしたいという思いを捨てきれずにいた。そんな彼女たちの夢が周囲を巻き込み、大きく動き出していく。マギー役をジョンソン、グレース役をロスがそれぞれ演じるほか、「WAVES ウェイブス」のケルビン・ハリソン・Jr.、ラッパーとしても活躍するアイス・キューブらが顔をそろえる。(映画.comより)
<2021年1月17日鑑賞>
ダコタ・ジョンソン、きれいになってる~~。めっちゃかわいい!「フィフティ・・・」の時よりずっとずっと、きれいだった。恋してる?(笑)お話は順当なサクセス・ストーリーなんだけど、俳優さんたちに力があったような気がします。かわいかったダコタもそうだけど、歌姫役のトレイシー・ロスも、なんか存在感のある女性だと思ったら、あのダイアナ・ロスの娘さんなのね!普段はシンガーなのかな、女優さんなのかな。ともかく、素敵な女性でした。プロデューサーになりたいとアセるダコタの前に現れる素人シンガーの男の子、彼は後で気がついたけど「ウェイブス」の主演だった男の子なのですね。あの、順風満帆だった人生を壊してしまう子ね。あと、ちょっと乱暴なプロデューサー役でアイス・キューブ。ロスの身の回りの世話をしていた派手女性もいたのですが、結局なんだかんだ言っても、悪い人がいなかったことが見やすさだったのかなぁ、と思います。
アイス・キューブは金儲け第一主義だし、お世話係の女性はロスからのお下がりブランド品を当てにしているし、一見どうしようもなさそうなんだけど、でも結局ロスをみんなで見守ってるのね。そこがあったかいと思いました。
終盤、ダコタのパパが宇宙人と戦ったアメリカ大統領だったり(ごめんなさい、ビル・プルマンです)、ちょっとキャスティングに驚いていると、最後の最後で大どんでん返しが待っています。これは私も予想しなかった!そう来るか!そして、今まで”普通のラブソング”だと思って聞いていた歌が、まったく違う意味を持って歌われる・・・これがラストシーンです。素敵な展開でした。欲を言えば、ロスの歌をもっと聞きたかったかな。でも、楽しめました。
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