生まれたときからウェブサイトやSNSが存在する“ジェネレーションZ世代”のティーンたちのリアルな葛藤や恋、家族との関係を描き、全米で評判を集めた青春ドラマ。中学校生活最後の1週間を迎えたケイラは、“クラスで最も無口な子”に選ばれてしまう。待ち受ける高校生活に不安を抱える彼女は、SNSを駆使して不器用な自分を変えようとするが、なかなか上手くいかない。高校生活が始まる前に、憧れの男の子や人気者の女の子たちに近付こうと奮闘するケイラだったが……。「怪盗グルーのミニオン危機一発」で主要キャラクター・アグネスの声を務めたエルシー・フィッシャーが主演を務め、第76回ゴールデングローブ賞の主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされた。YouTuber出身という異色の経歴を持つ人気コメディアンで、「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」などで俳優としても活躍するボー・バーナムが自身の経験をもとに脚本を執筆し、メガホンをとった。(映画.comより)
<2021年9月7日 録画鑑賞>
しっかし、若い頃の自分のコンプレックスって、よっぽど華やかでリッチな家に生まれでもしない限り、本当に普遍なんだね。華やかでも同じなのかもしれないけれど、今回の主人公はパッとしない子って設定です。
自分は全然イケてなくて、親友もいなくて、親はサイテーに口うるさくて理の通らんことばっかり言うバカで・・・って、なぜこれほどまでに環境と時代が変わっても不変?もちろん、この映画の親は、いつもちゃんと娘を励まして応援しています。表現の仕方とそのタイミングがまずいだけで、私は充分な愛情が感じられました。いつも頭ごなしに否定し、罵ってばかりいる親とは違います。でも、自分に対する否定感、私みたいになったらかわいそうだから結婚しても子供を作りたくないとまで思う、すべてに対する否定感、これは本当に一緒なんですね!私もそうだった。そして、それがこれほどの共感を呼ぶとは。国境、ないですね。個人的には、パパが健気でよかった。それでも自分の娘が一番、っていう誇り、わかるわぁ。そこに居てくれるだけでいいんだもんね。うるさがられても構ってしまうパパ、「トランスフォーマー」新シリーズのマーク・ウォールバーグを思い出しました。過保護な父親は、やがて理解されます。”支配したい親”とは違うから。
この主人公の女の子のような賢い子は、必ずきちんと生きて行けるから大丈夫!だと思います。
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