火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルを緻密な科学描写とともに描いた、アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を映画化。極限状態の中でも人間性を失わず、地球帰還への希望をもって生き続ける主人公マーク・ワトニーをマット・デイモンが演じ、「エイリアン」「ブレードランナー」などSF映画の傑作を残してきた巨匠リドリー・スコットがメガホンをとった。火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまったワトニー。仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。しかし、奇跡的に死を免れていたワトニーは、酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく。(映画.comより)
今回は珍しく吹き替えで見ました。で、3D。立体映像は久しぶりです。自分はメガネを懸けて鑑賞するので、3Dは基本苦手なんで。
さて、映画です。物語は単純でわかりやすく、またハッピーエンドであるため、エンタメとしては申し分のない出来だと思います。NASAが全面的にバックアップしていることもあって、取り残されたマット・デイモンが、いかにサバイブしてゆくかというところの科学的な考証もなされているようだし(詳しいことはわかりませんが、素人が見ても「なるほど」と思えるほどきちんと一つ一つクリアしてゆく)、取り乱さずに対処してゆくところなどは、さすがに訓練された宇宙飛行士なんだな、って感じでした。絶望の淵でもポジティブなところは、ちょっと「127時間」のジェームズ・フランコを想起しました。
また、チームリーダーのジェシカ・チャスティンも似合ってる!すごく信頼できる感じが出てました。あと、火星でもソーラーパネルを使うんですね。まぁでもなるほど、って感じですよね。
ともかく、難しいことは抜きにして(抜くのか・笑)楽しい映画です。キウェテル・イジョフォーやショーン・ビーンも出てるし、マイケル・ペーニャも出てたように思います。予告に出てくるジェフ・ダニエルズは当然として、なにげに豪華な布陣ですし、オススメです。
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