ジェイソン・ステイサムとジュード・ロウが共演し、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ監督とメリッサ・マッカーシーが再タッグを組んだスパイアクション。成り行きで潜入捜査官となったCIAの裏方女性スーザン(マッカーシー)が、核の脅威に立ち向かう姿を描く。中年ぽっちゃりヒロインの獅子奮迅の働きや核爆弾を巡るスリリングな攻防は見ものだ。 (TUTAYA Onlineより)
こんなおもしろい映画がDVDスルーなんて。もったいないですねぇ。俳優さんの知名度も充分なのに。個人的には「ブライズメイズ」は見てないんです。それでメリッサ・マッカーシーは時々見るな、と思いながら、充分に認識できずに来ていました。さきごろwowowで「ゴーストバスターズ」は見ましたけどね。
さて、メリッサは見るからにダサダサなおばさんですが、CIAの分析官としてはとても優秀です。最初はエージェント志望でした。でも見かけのダサさも手伝ってか、なんとなく「優秀な事務員」と思われています。それで、今日もジュード・ロウ扮するスパイと組んで、的確な指示を出しながら任務を遂行していると、あろうことかジュードが殺されてしまった!?ほのかに彼に好意を持っていた彼女は、自ら志願してエージェントとして前に出ることに。周りのみんなはいぶかしがりますが、背高のっぽの親友はしっかりサポートしてくれます。この二人、なんか「女子の世界」からはずれちゃったような二人なんだけど、いいんですねぇ。これぞ女子同士の親友!美人ではないけれど、こんな二人、憧れますね。
そして始まった彼女の任務。しかし、最初は「ふつうのおばさん」になりきって諜報活動をする、とかそんな課題ばっかりで、すんごいダサい格好をさせられるんですね。笑えます。しかも、映画をよく知っている人なら「フォーエバー・レンズ」のファンってことで、な~んて指令を受けると笑ってしまうのです。かく言う私も見ました。ベッド・ミドラーとバーバラ・ハーシーの「フォーエバー・フレンズ」。よい映画でした。ダメだ!同世代だ。
で、そんなところにバカきわまりない”スパイくずれ”のジェイソン・ステイサムが絡んでくるんです。自分がいかにすごいエージェントだったかを吹きまくって、それがとてもバカバカしくて、もろ”男ってバカだな”を体現していてうまいんです。
そんなこんなで、筋も読めると言えば読めるような話なんですが、本当におもしろかった!妙に50セントとか、有名人がカメオで出てたり、ちょい悪オヤジなエージェントがいて爆笑だったり、とにかく、これだけの映画がどうして公開されなかったのかが不思議です。
おすすめです~。
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