田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

リアル・スティール

2011年12月23日 20時31分28秒 | 日記
なかなかに良い映画でした。

お話は、確かに典型的なものです。悪役(?)もいかにもいやらしげな顔で出てきますし(笑)、生まれてこのかた、一緒に過ごしたこともない息子と暮らすハメになったお父さんの再生も、予想できるものです。

しかし、一種の安心感のようなものが作品全体を覆っていて、それは基本的に善人面のヒュー・ジャックマンや、かわいらしい子役に負うところが大きいのだろうけれど、リアルな話も多い昨今、最初から最後まで安心して見れる映画として良作だと思いました。

お話はこうです。



 昔は将来を嘱望された輝かしいボクサーだったヒューだが、ボクシングがロボットに取って代わられるようになった現在、行き場もなく、借金を背負いながらロボット格闘技を続けている、やくざなおやじに成り下がっている。

そこへ、昔恋人に産ませた息子が突然訪ねてくる。まだ11歳の彼は、母を失い、父を頼ってきたのだ。子供が出来たことから逃げてしまった自分が、子供など育てられるわけはないと思うヒューだが、あろうことか彼(息子)を欲していた裕福な叔母夫婦に金銭による取引を持ちかける。

うまくお金をせしめて、彼らがサマーバケイションに出ている間だけ面倒をみることにしたヒュー。ところが、この息子が賢い男の子でロボットにも詳しい。子供なのになかなかの策略家だったりもする。

そんなこんなで、一緒に過ごすうちに固い絆が生まれる・・・。



とまぁ、こんな感じです。

ありがちなお話ですが、あちこちにユーモアも交え、笑えるところも満載です。モヒカンのロボットがいたり。もともと髪がないロボットにモヒカンはアリなのか?!

一緒に鑑賞した娘(中学生)が、見終わった後「お父さん、ハンサムやな」とつぶやいてました。そのとおりです(笑)。

あったかくなりたい人、見てください。子供と見るのもお勧めです。
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