キアヌ・リーブスが愛する家族のために倫理に反した暴走を加速させる科学者を演じるSFアクション。人間の意識をコンピュータに移す実験成功を目前にした神経科学者ウィリアム・フォスターは、突然の事故により最愛の家族4人を一度に亡くしてしまう。失意の中でフォスターはタブーを犯し、家族の身体をクローン化させ、意識を移し変えることで完璧なレプリカとしてよみがえらせることに成功する。家族との幸せな日々を再開しようとするウィリアムの前に、研究サンプルとして家族を奪おうとする政府組織が襲い掛かる。リーブスが主人公フォスターを演じるほか、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のアリス・イブ、 「キングコング 髑髏島の巨神」のジョン・オーティスらが脇を固める。監督は「デイ・アフター・トゥモロー」で脚本を担当したジェフリー・ナックマノフ。(映画.comより)
もう爆笑!話が荒唐無稽すぎる!キアヌは大真面目な顔で演じてるんだけど、コメディにしか見えない。アイアンマンばりにサイバー空間を操作する場面があるんだけれど、手を振り回してふざけている(関西では俗に”いちびる”と言う)ようにしか見えない(笑)。なんでだろうね、キアヌって大スターだし、オーラだってあるだろうにね。
お話は「フランケンシュタイン」と「トランセンデンス」を足して二で割ったような感じです。いや、3で割って元来の規模より小さくなった感じかも。で、そんなキアヌ博士が、暴走するわけです。まぁ人間の願望にキリがないことはわかっているにしても、やりすぎ、やりすぎ。しかも意識を移し変えるときに、記憶を操作できるのです。「ここを消そう」とかね。おもしろすぎる!で、節操なく人々を蘇らせてしまった成れの果てはどうなるか。それはそれで見てみたい気もしますが、映画は自分たちの世界だけで完結するので、それなりにハッピーエンドの様相?いや、あかんと思いますけどね。
こんな大真面目な顔で演じてこれだけ笑えるって、唯一無二の才能ですね、キアヌ。好きやわ~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます