「少林サッカー」のチャウ・シンチーが監督・脚本・製作・主演を務め、1970年代のカンフー映画へのオマージュ満載で描いたアクションコメディ。悪が横行する時代。強さに憧れるチンピラ青年シンは、街を牛耳る極悪犯罪組織・斧頭会の名を騙って貧困地区のアパートで悪事を働こうとするが失敗。シンが悔し紛れに放った爆竹が偶然通りかかった斧頭会幹部に直撃し、斧頭会と住民たちは一触即発の状態に陥ってしまう。ところが住民たちの中にカンフーの達人がおり、押し寄せた斧頭会の軍勢をたった3人で撃退。激怒した斧頭会のボスは、最強の刺客たちをアパートへ送り込む。シンは彼らの戦いに巻き込まれるうちに、自身の中に眠っていた力を目覚めさせていく。(映画.comより)
<2021年9月5日 Netflix鑑賞>
随分前(2005年1月)に、映画館で見てるんです。でも、ほとんど何も覚えてなかったので、今回Netflixでもう一回見ました。しかし、覚えていたのはほんの些細な1シーンだけで、自分でもこんなにきれいに忘れるものかと思うほどでした。映画にも脳との相性って、あるのかもしれませんね。基本的に、鑑賞したものは記憶しているほうなのですが、時々こんなことがあります。おもしろい映画なのにね。
そう言えば、新作「シャン・チー」にそのパロディシーンがあるということで、見直したのでした。しかし、「シャン・チー」をとっくに見た今でも、どこがパロディだったのかわかりません。元々特殊効果をふんだんに使った映画でしたし。
舞台は文化革命前の中国。マフィアが勢力争いしながら、その時その時に強いものが跋扈して肩で風を切る風景って、普遍的ですね。いつの時代でもありそう。「イップ・マン」でもあったような気がする。で、カンフーのマスターが一杯出て来るのはとても楽しかったし、名人ほど隠れて住んでいるのだろうし、お年寄りが本当に強いのも、見ていて楽しかった・・・のですが、やっぱり変な映画でした(笑)。どこまでがおふざけでどこまで真剣なのか、よくわからなかったけれど、まぁ楽しめました。そう言えば、「少林サッカー」の、顔がでかくて首が異様に細い兄さんが、この映画にも出てました。半ケツで(笑)。
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