昨年12月から体調を崩していた主人は点滴通院でしのいでいたが
主治医の勧めで4日前から入院している。
病院食が美味しくないと言うので毎日食事を届けているが
今朝は気弱な電話で起こされた。
メニエール病はめまい,立ちくらみ、耳鳴り、吐き気が日替わりで襲い
今朝5時最悪だったらしい。
朝駆けつけ、夕方にもう一度食事を届けた。
料理はその時の作る場面によって向き合う姿勢が違う。
辰巳芳子さんのスープの手ほどき、あなたのために、この2冊を交互に読み直し
鱈のブイヤベースを作ることにした。
全部の材料が揃わなかったのであるもので一応基本に沿って。
鱈自体に臭みは無いのだが皮が曲者で汚れが付いている。
今日求めたのは新鮮な生鱈だが、それでも皮目に包丁を当てると黒い汁が
出てくる。
3回繰り返し、日本酒を振りかけた後レモン2切れを加えた熱湯で湯引き。
長ねぎとじゃが芋を炒め、塩、胡椒スパイスで味付けし水を加え柔らかくなったら
カレーパウダー、鱈を加えた。
これを密閉容器に詰め片道25分(アイスバーンでトロトロ運転で時間がかかる)
病院へ届ける。
鱈は脂質が少なく癖がなく淡白なので様々な料理に合う。
糖質リサイクルに必要なビタミンであるビオチンが含まれ疲労回復に効果的。
私の疲労もケアして欲しいと、自分を励ましながら料理作りに励んでいる。