俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

Ray Charles のラストアルバム

2004年11月10日 20時21分24秒 | 時系列でご覧ください
今年の6月に亡くなったレイ・チャールズの伝記映画”Ray”は、予告編を観ているだけで、必ず素晴らしい映画に違いないという雰囲気に満ち溢れていて、日本での公開が本当に待ち遠しい。

そんな彼の映画のサウンドトラック盤を探していたときに、たまたま見つけてしまったのがこれが遺作となった”Genius Loves Company"(日本語タイトルは「ジーニアス・ラヴ~永遠の愛」)なるデュエットアルバム。

FMか何かでノラ・ジョーンズとデュエットした曲を聴いたことはあったけれど、とにかくその他の参加アーティストがすごい。

ジェームス・テイラー、 エルトン・ジョン、 ナタリー・コール 、ボニー・レイット、ウィリー・ネルソン 、マイケル・マクドナルド、BBキング、グラディス・ナイト、そしてヴァン・モリソンなどなど、加えて歌われている曲が良い曲が揃っているのも嬉しい。

ただ惜しむらくは全体的なトーンが統一されていないため、若干散漫な印象を持ってしまうところは、致し方ないところか。

それにしてもそれに加えて日本盤ではボーナストラックとして最後に「いとしのエリー」が加わっているらしいけれど、こんな馬鹿なことはせずに、やはりヴァン・モリソンの名曲「クレイジー・ラヴ」で終わるのが正しい終わり方だと思う。ということで輸入版をお勧めです。但し日本ビクターの解説のページはかなり充実しているので、是非コチラご一読を。

それにしてもレイ・チャールズが歌う「いとしのエリー」はずっと以前J-Waveで流されていたサントリーの秀逸な3分CMで初めて聴いたのだけど、その時は確かにある意味衝撃を受けたのを覚えている。ただ、だからといってこのアルバムに入れるのは、やはり無神経だと言わざるを得ないでしょ。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です。 (>ツボヤキより)
2005-02-01 02:57:04
仰る通りです。
返信する

コメントを投稿