俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

加賀野菜の豆乳しゃぶしゃぶ鍋 @ 萬屋 さむ

2009年07月20日 23時36分53秒 | 時系列でご覧ください
連休のど真ん中の昨日の夜は長男が久々金沢に帰ってきたので、家族揃って片町のダイニングバー「ジムホール」のオーナーであるオサムが郊外でやっているお洒落な居酒屋、その名も「じわもん料理 萬屋 さむ」で、またまた食べまくり(苦笑)




付き出しの「スペインオムレツのあんかけ風味」に始まり、居酒屋の王道の「刺身の盛り合わせ」から「海鮮丼」、「豚の角煮」、「タマゴ雑炊」、「蓮蒸し」、「とり皮ポン酢」などなど息子たちのフェバリットメニューが数多くライナップされていることもあって、あれもこれもとオーダーの嵐。







そしてそんな中ちょいと面白かったのがアボガドを半分丸ごと揚げて海老とマヨネーズ系のソースを絡めた一品。
ジュンちゃんの話によるとオサムのオリジナルらしいこの料理に対して、見た目以上に美味しかったことに加え、ちょいといろいろと思うことがあってかなりシミジミと感じ入ってしまったのだ。



そしてさらに今回一番気に入ってしまったのが金時草、つるまめ、太きゅうり、打木赤皮甘栗かぼちゃ、金沢一本太ねぎといった加賀野菜がたっぷり入った「豆乳鍋」。
“しゃぶしゃぶ”というにはかなり火を通さなければいけない食材が多く、それなりに軽く煮る必要はあったけれど、野菜と豆乳のコラボが思いのほか新鮮で美味しく、最後に海草を入れた後に作った雑炊もまた野菜の旨みが感じられ、かなり満足できる一品だったのでありました。



ともあれ開店当初から『じわもん = 地元のもの』にこだわり、まさに地産地消を随分前から標榜していたオサムの思いがうまくカタチになったメニューとして大いにオススメだったりしますのであります。
機会があれば是非!



今日の1曲 “ HARBOR LIGHTS ” : Boz Scaggs

杉本貴志の手によってスタイリッシュなダイニングバーに変わる以前、コの字の小さなカウンターの店だった“バブル”前夜のあの頃、「ジムホール」は今にも増して本当にいかしたバーだった。
そしてその頃よく流れたボズ・スギャッグスの名盤『 Silk Dgrees 』。
なかでもこの曲にはすっかりシミジミさせられたものでした。



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