ご存知の方もいらっしゃるだろうけれど、木倉町にあるとんかつ、カツ丼の店 「 ぶんぷく 」 が本日をもって閉店となってしまった。
思えば40年前、たまたま開店当日にお邪魔して以来、その独特の味わいに他のファンの人たち同様足繁く通ったものでした。
近年はさほど熱心なファンではなく、年に数回足を運ぶ程度だったけれど、開店以来変わらぬその味にいつも満足させてもらっていました。
カツの美味しさはもちろんのこと、特にたまごの具合が抜群でした。
詳しくは以前書いたエントリー ( → こちら ) を読んでもらうこととして、この閉店に際して静かにその時を迎えたいというご主人の気持ちを尊重し、そのことを知った多くの人が、これだけネット社会になったにもかかわらず、大人の嗜みとでも言うべきか、ことさら大きく伝えることなく最終日である今日 ( はさすがに大変だったようだけど ) 以外は大きな混乱もなかったことが、何よりだったと心から思います。
そして、やっぱりダブルエッグが基本だね、とか、お母さんがよそってくれるしじみ汁が最高やね、とか、違ったメニューを注文しても必ず一緒に出てくるね、といったこと語り合うことがもうなくなるのも何とも寂しい限りですが、本当にお疲れ様でした。
そして長い間ありがとうございました。
それにしても、 さよならはまた会う日の遠い約束、
だなんて言えないのが何とも切ない限りです。
今日の1曲 “ The Times They Are A-Changin ” : Bob Dylan
今回の閉店に際して思い浮かんだのが、いささかベタながらディランの 「 時代は変わる 」
それにしても、こうしてディランがホワイトハウスで歌うなんて、まさに時代は変わり続けて行くのでしょうね…
今はただただ、お疲れさまでしたとしか言いようがありません。