夜につながる野菜な昼ごはん ＠ 金沢 木倉町 「六味 一滴」

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昨日のお昼はソムリエ中っちに誘われて、昨年５月のオープン以来タイミングが合わず行きそびれていた「一滴」さんへ。
そして軽くランチでもといった思いとは裏腹に、出てきためちゃクオリティの高い料理の数々に大いに舌鼓。


シャキシャキとした歯応えがありヌメリも美味しいうるいとホタルイカの黄身酢。
添えられた高知産のシュガートマトも適度な甘さで相性バッチリ。


蛸や出汁巻きはもちろんだけど「野芹（のぜり）の白和え」や「つる菜と干し貝柱の煮浸し」、「菜の花のおひたし」、そして徳島産の竹の子など、野菜の持つ素材の美味しさがきちっと引き出された昼とは思えない魅惑の一皿に悶絶。ナハッ
思わず日本酒メニューに手が出そうになるものの、ひたすら我慢我慢（苦笑）


そしてメインはあっさりすっきり、まっこと上品な味の「穴子丼」。
単品だと、もしかして物足りないかも知れないけれど、全体の流れの中ではちょうど良い味加減ですっかり満足。
カウンター越しに昆布、鰹から出汁をとっているのが見えた出来立ての吸い物もきわめて美味！

　　
とここまででもすっかり満足していたのに、デザートとコーヒーまで付いてきてびっくり。
ちなみに「甘酒のプリンとデコポンのゼリー」の甘酒はご存知『高木麹店』の甘酒でまさにグッジョブでありました。

ということで、1,680円という納得の価格設定も含めてまたまた食べ応えのあるランチだったのでありました。
そして昼らしいメニュー設定ではなく、店そのもののコンセプトを知ってもらいたいという意図から設定されたこの昼メニューは、間違いなく夜にもつながるものだろうし、是非とも次回は飲みながら堪能したいものだと強く思ってしまったのでした。



ともあれ、人通りの少ない木倉町という立地で、ランチは週３日だけといった具合に決して行き易くはないかもしれないけれど、料理のみならず、設えや器もとても良いセンスが感じられ、無理していく価値は大いにあるお店であります。
機会を作ってでも是非！

六味 一滴
金沢市木倉町5-6
076-225-7016
11:30～13:30（L.O.）、18:00～22:30（L.O.）
ランチは火曜、水曜、木曜のみ営業
日曜定休
[ 地図 ]
ＨＰ　

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今日の１曲　“ SMALL TOWN TALK ”　:　 RICK DANKO

ご存知というか知る人ぞ知るボビー・チャ－ルズの名曲をザ・バンドのリック・ダンコがカヴァー。
とにかく時代を超えた名曲であります。