俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

カフェの新しいカ・タ・チ @ 野々市市住吉町 「 Hum & go 」

2013年09月07日 16時26分36秒 | 時系列でご覧ください

ちょうどリーマンショックが起こる直前あたりの頃、とあるスーパーマーケットチェーンが他県を含めて広範囲からの集客を目指した新店開業計画策定の末席に身を置いたことがあり、その時強く推したのが 『 DEAN & DELUCA 』の招致というか誘店だった。
その後、急激な経済情勢の変化により、結局計画そのものが頓挫してしまったのだけど、一瞬でも良い夢を見させてくれた気がしたものだった。



あれから幾星霜(笑)
友達のデザイナーがヴィジュアルを担当している新しいタイプの喫茶店が自宅の近所の出来たと知り、何度か足を運んでみた。



もともとはコンビニがあった物件をベースに作られたという建物の内装は、よく言えばデザインコンシャスで婦女子の方々には圧倒的に支持されそうなお洒落具合。



個人的にはデザインが優先されているがゆえに、座り心地があまりよろしくはない椅子、そしてテーブルとの高さのバランスにいささか不満を持ったりするのですが…(汗)



ただ、もともとは別のところで飲食店 ( 四十万の 「 キングストングリル 」) を経営している人の2店舗目ということもあってか、オペレーションは問題なくきれいに回っているし、かつ接客そのものも気持ちが良くて清々しい気分にさせてくれるし、どこかすかした嫌な感じのなんちゃってカフェとは一線を画するきちんとした店舗運営はお見事。


そして2店舗で分け合って作っているというサンドイッチ、スープ、サラダなどのデリや、スイーツも、実はまだ食べてはいないものの見るからに旨そう。



加えて店内にはショップインショップというか、ある程度のスペースを使って、例えば、谷川醸造の 「 糀のディップソース 」 や 「 能登産丸大豆醤油 」、あるいは 「 オーガニックハーブティー 」、はたまた奥野農園の有機野菜に加え、雑貨まで売られていたりと、単なるカフェにとどまらない様々な可能性を感じさせてくれ、おかげで何だかワクワクさせてくれるのです。


今後どういった方向に進むのか大いに興味があるし、最近の郊外喫茶店ブームに拍車をかけそうな刺激的な店でもあるだろうし、加えてコンビニの跡地利用の成功例としても注目を集めそうだ。

ちなみに出来れば朝7時くらいからオープンしてくれたらありがたいけれど、それはさておき、今のところ平日だと9時の開店からしばらくの時間は人があまりいないことが多いようなので、そのあたりめがけて行くことをオススメです。
機会があれば是非!





 


HUM&Go Coffee and Stock
野々市市住吉町14-56
076-256-3386
9:00~23:00
不定休

[ 地図 ]



今日の1曲 “ Tom's Diner ”  :  Suzanne Vega

カフェということで、これまで何度も紹介しているスザンヌ・ヴェガの名曲 「 トムズ・ダイナー 」 のアカペラバージョンを…
ニューヨークの街の情景がまるで目に浮かぶと同時に、あの当時、まさしくこの時、このロイヤルアルバートホールに居合わせた感動が甦ります。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿