俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

「馳走 口卒啄(そったく)」の昼の点心

2004年12月20日 01時47分53秒 | 時系列でご覧ください
新しいお店を見つけようと思った時にここ数年来よく利用するウェブサイトがアスク・ユーのレストランガイド
ここは評論家とか雑誌の記者、はたまたフードライターなる胡散臭い輩とは一切関係なく自腹で食べた人たちが評価を下しているので、おおよそ正しい評価がなされていて、参考にして実際に行ってみても結構外れがなく気に入っている。

で、そんな中この前、和食特集をやっていて思わず久々買ってしまった雑誌「ブルータス」にも載っていて、この「レストランガイド」でも高評価されていた銀座にある「馳走 啐啄(そったく)」というお店に予約してお昼を食べに行った。

予約の電話を入れた際、その日のお昼の予約は11時半からの残り一組しか空いていませんと聞き、なるほど繁盛店だと納得。
そして行ってみると、まわりはすべておばちゃん、おばちゃん、おばちゃんのオンパレード。席数が16席とこじんまりとしている店ではあるけれど、おとこ一人という何とも落ち着かないぞ状態だった。
いつもながらこういったおばちゃんたちはどこから情報を得てくるんだろうね。

それにしてもここのお昼の点心、頂いた料理どれもこれも納得のいくものばかりで大いに満足したのだけど、お通しが二皿、その後に主菜の八寸盛り合わせ、季節の炊き込みご飯とお椀、お漬物、最後にはデザートのぜんざいまで付いて2,000円!というのは、銀座では破格の値段。というか、内容を考えると他でもなかなか出会えない値段設定。
同行した某広告代理店勤務の子と二人であまりの満足感にため息すら出てしまう有様。
そして数年ぶりに食べたぜんざいの余韻もそこそこに店の外に出てみると、そこにはまたおばちゃん、おばちゃん、おばちゃん!

なるほど、これだけのものをこれだけの価格で食べられるとしたら、おばちゃんも大勢来るわなと実感。器も凝っていたしね。
とにかく美味しくて凄い店でした。次回は是非夜の料理を食べてみたくなった。

ちなみにここで初めて京都の一保堂の煎り番茶なるものを飲んだのだけど、未知の味でちょいとびっくりだった。


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