台風12号が1997年以来14年ぶりに岡山県に上陸しました。岡山市は、台風による大雨で河川が氾濫するおそれがあるとして、避難指示と、およそ9万世帯余、24万人に避難勧告を出しました。
お隣の御野小学校区に避難勧告がだされ、私も避難場所とされた御野小学校へ。携帯電話にも知人たちから連絡が入りだしました。浸水したご家庭を含め、少しずつ避難者が増え始めました。ピーク時には100人を越えていたと思います。
皆さんのほとんどが避難は初めてのことのようでした。なかには、昭和9年に大洪水となった室戸台風以来のことだと言われる方も。軽食と毛布が届いたので、避難場所となっている岡北中学校へも。
職員の皆さん、汗だくで動いておられました。地域の皆さんも。浸水した現場では旭川に排水する努力が懸命にされていると。しかしながら、課題もあります。私自身ももっと理解を深めておくべきことが分かりました。
明日に予定されている県・市など合同の総合防災訓練は中止との連絡がありましたが、防災訓練も工夫が必要です。福島県に視察に行ったときに聞いた言葉を思い出します。「専門用語で書かれている地域防災計画やハイテク機器より、人を動かす計画とロー機器を」。お気づきのこと、気になることがあれば、お声かけをください（086-242-5244）。
