岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月31日 岡山県中学校演劇部合同公演創作ミュージカル『蒼月25時、キミの広場で』

2010-10-31 | おにき日記





 『蒼月25時、キミの広場で』(岡山県中学校演劇部合同公演創作ミュージカル)。どうしても観たいと、ずっとスケジュールを確保していました。演劇ってすごいねぇと舞台自身にもですが、演じきった子どもたち、子どもたちの素晴らしさを引き出した先生方に、感動してしまいました。私の席の近くで観ていた小さな子どもも、背筋を伸ばして、舞台に見入っていましたよ(^^)。
 “携帯電話”をキーに、5人の女子中学生が岡山空襲の前夜にタイムスリップ。当時の同世代の子どもたちと出会い、今の自分たちに向き合う。「今は、本当の意味での平和ではない。もっといい未来になるよう頑張って行きましょう」と子どもたち代表の舞台挨拶。演じた子どもたちにとっては、一生の宝物でしょうね。

 会場には、思いがけず、知り合いの教員の皆さんがたくさんいて、「文化振興にがんばってね」と。ほんと、生きる源ですね。
 このミュージカルを創りあげた111人の中学生をはじめ、多くの皆さんから未来に「つながる」バトンをいただき、鼓舞されました。感謝!



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10月30日 女性のエンパワーメントにむけての国際連携。ワトト・ジャパンの林桃子さんと1年ぶりの再会

2010-10-30 | おにき日記





 女性のエンパワーメントにむけての国際連携を考えるシンポジウム「改めて問う『国際社会と連携するNGO活動』とは」があり、参加をしました。主催は、㈶大学女性協会です。
 写真中央は、シンポジウムのパネラーとして参加をした林桃子さん(ワトト・ジャパン)です。昨年、ワトト・コンサートでお世話になりました。お隣は、岡山でのコンサート公演代表の高田武子さんです。

 基調講演は前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎さん。アジア初の事務局長を10年間務め、2009年11月に退任。実は、私の妹・たまみも参加をしたのですが、ご講演が終わると、二人思わず顔を見合わせて、「すごい人だねぇ」と。多くの取り組みの一つとして、ユネスコとNGOとの公的関係を広げて来られました。今では、NGOの協力を得ないでやっていることがとても少ないと。外務省時代には、ODAメニューにNGO事業補助金を作られた方です。

 基調講演を受けて、3つのNGOからの発言。3人3様の組合せがなんともヒットでした。NGOというと海外支援を思い浮かべますが、日本BPW連合会からは、「持ちつ持たれつ」と日本の女性指導者育成事業(ボストンでの研修など若者対象。とても大切です)。ユニフェムからは、アジア女性の抱える、貧困・暴力・エイズ問題解決への地道な支援事業。支援を通して、「自分たちの言葉で語る力を持つようになる」というのが印象的。女性のエンパワーメントに向け、長年、着実に活動をしてこられたNGOと出会えたのは嬉しかったです。
 そして、ワトト・ジャパンの林さんは、ウガンダの女性や子どもたちの状況(エイズ・少年兵)と活動紹介。話は具体的で心に迫ってきました。国際社会が抱える現在の課題が浮き彫りに。若い林さんからの、ワトトと日本の子どもの交流の大切さ(生き方、教育のあり方)の提案もよかったです。

 これからのNGO活動への提案が幾つか出されていました。私のライフワークの一つとして心にとどめているのが、女性のエンパワーメント(とりわけ、心と体の健康)に向けた国際連携です。最近、なかなか具体的な動きにリンクできませんから、今回のシンポジウムはとても刺激的でした(^^)。
 岡山市も友好都市との交流を行っていますが、具体的なテーマ設定やNGOとの連携など、さらに工夫が必要ですね。市民社会の重要な担い手であるNPO、NGO支援・連携についても、深めていく必要があります。

   *        *        *

 妹とお茶をしようと寄った品川駅近くのカフェで、丹波産猪と胡桃のソースのパスタがありました。「猪?」ということで、方針変更して、食べてみました。キッタラというギターの弦を張った道具で作る、断面が四角い生パスタにソースに和えてありました。ミートソースの猪版は、けっこういいお値段。いろんな試みがありますね。



 


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10月29日 今年は国民読書年、今は読書週間真っ最中

2010-10-29 | おにき日記





 今日、〈プーさん文庫〉〈プーさん図書館〉の犬飼明子先生をお尋ねすると、明日、玉野市でご講演(こども読書ボランティア育成講座)ということで、手作りパネル作成の真っ最中でした。犬飼先生オリジナルの最新の動き満載で、ご講演を聴かれる方は楽しいだろうなぁと光景が目に浮かぶようでした。
 〈プーさん図書館〉運営委員会のメンバーでつくる「「絵本で子育て応援隊」で、リーフレット「赤ちゃんとすてきな絵本タイムを」が作成されたばかりです。イラストがかわいい。

 今年は国民読書年で、27日から11月9日まで読書週間です。「岡山市子ども読書推進計画」のなかで、本・人・場の大切さが述べられていますが、全国的には、公共図書館が図書を購入する資料費が、10年間に15%、専任職員の数も18%に減っています。町村立図書館は53%の設置率ということで、日本の町や村では半数に図書館がないということ。一方で、利用者の数は増加しているということです。
 読書週間の今年の標語は、「気がつけば、もう降りる駅。」ということ。言い得ていて、心和みます。何度も何度も、心引きずられる想いで、文庫本を残念ながらたたんで身支度をしてきました(^^)。
 岡山市内の各図書館でも、期間中楽しいイベントが開催されています。また、岡山市は〈プーさん文庫〉のような地域文庫活動をしている「子どもの読書活動関連ボランティアリスト」も作成しています。

 こうした機会や場、ネットワークを生かしていきたいですね。キラキラと話をしてくださる犬飼先生に会うと、いつも元気をいただきます。感謝!




 

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10月28日 岡山県が「第3次おかやまウィズプラン素案(仮称)」へのパブリックコメント募集中 & 女性・子どもの人権を考える企画を2つ

2010-10-28 | おにき日記





 懐かしい写真が出てきました。9月に亡くなられた好並さんと撮ったものです。今、好並さんの資料集を、好並さんにまつわる面々で作っているところです。
 私がまだ横に大きく育っていません。いろんなことを教えていただきましたが、男女平等については、理解は示しながらも、「ぼくは家父長制だからなぁ」と正直。御歳81歳ですからね。でも、「きちんと指摘をしてもらわないと、いつまでもぼくが変わらない」、「努力をしないといけない」と謙虚。人権一般論では、人はなかなか変わらないと思います。
 晩年の単身生活では、だんだんと家事万能に。毎朝、ジョギングの後、掃除・洗濯・朝食作り&お弁当を作って、7時30分には、私の事務所に来てくださっていました。「やり始めたことは最後までする」と規則正しい生活でした。
 
 今、岡山県では、男女共同参画社会の実現をめざして、2011~2015年度までの基本計画となる「第3次おかやまウィズプラン(仮称)」を策定中であり、素案について、現在、パブリックコメントを求めています(字の色が違うところをクリック)。11月15日までですので、ぜひ、ご意見を出してください。
 骨子案と素案という2段階でパブリックコメントをとる今回の岡山県の方法は、とても望ましいと思います。

 さて、男女平等、女性・子どもの人権を考える企画を2つご案内します。どちらともお勧め企画です。

*「子どもへの性暴力被害を考える
   ~性虐待防止に向けたオーストラリアの取り組み」
2010年10月30日(土)13:30~、ウィズセンター
講師:鈴井江三子さん(川崎医療福祉大学教授)




公開講演会/「地域を活性化するために、今必要な男女共同参画のプログラムとは」



2010年11月11日(木)9:30~、さんかく岡山
講師:大野曜さん(NPO法人全国女性会館協議会理事長)
申込:さんかく岡山(086-803-3355)



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10月27日 11月に犯罪被害者支援イベントがあります & 「ハナショー」

2010-10-27 | おにき日記





 いろんな企画をご紹介したいのだけど、ご報告したいことも多くて、なかなかです。
 犯罪被害者等支援の条例化をと取り組んできましたが、来月11月25日(木)、多くの皆さんに参加していただきたい企画があります。VSCO(被害者サポートセンターおかやま)による「犯罪被害者支援コンサート & 支援フォーラム/講演会」です。詳しくは、字の色が違うところを、クリックしてくださいね。
 コンサートは、〈PANSAKU〉という女性アコースティックユニットで、ボーカルの〈ぱん〉は、性犯罪被害の体験をもつ方。苦しむ被害者の心が少しでも癒されるよう、涙する一人でも多くの人が救われるよう、心からの祈りを込めて歌われます。チケットは私の事務所にもあります。聞いてみたいと思われる方は、ご連絡ください(086-242-5244)。
 フォーラムは、「性暴力被害者のためのワンストップサービスを創る」ということで、大阪で具体的に実践をしていらっしゃる、加藤治子さん(産婦人科医、SACHIKO代表)のお話です。今の岡山市に求められる施策についてです。こちらは無料。

   *        *        *

 今日は、岡山市が運営主体の事務局である「ハナショー」というSNS(人と人のつながりを促進するホームページ)で知り合った方と、お食事をしました。ゆっくりお話するのは初めてでしたが、「ハナショー」のおかげでずいぶん以前からの親しい知り合いのようなのです。楽しかった(^^)。

 SNSでは、自分のプロフィールや日記を公開したり、他の参加者の日記にコメントをしたり、同じ趣味や目的をもつ人を探してコミュニティを作成したりと、参加者間の交流を図るための様々な機能があります。「ハナショー」は地域密着型ということで、地域活動の情報や暮らしの智恵を得たり、グループ内での情報・意見共有ができたり、……、心励まされることもしばしば。不愉快なことにならないよう、様々な配慮がなされています。
 「ハナショー」は総務省の事業。時代にマッチした取り組みですね。

 また私は、岡山やフィリピン在のフィリピンの友人たちを中心に、facebookをしています。基本的にはハナショーと同じような使い方をしますが、画像・映像がかなり取り込めますので、アップされると日々の皆さんの様子がよくわかります。私は英語やフィリピノ語が読み取れませんので、画像をみながら活動の様子をつかむとともに、楽しんでいます。が、こちらは全世界につながっていますので、本来は、プライバシーにかなり気を使う必要があります。

 いずれにしても、自分で参加をしなければ、有意義に使うことはできません。インターネットの時代、人権に配慮しながら使う術を身につけなければなりませんね。

 



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