長くなりますが
……、3.14議会運営委員会(議運)のご報告です。傍聴に来てくださった方、ありがとうございました
。
議会のあり方についての自民党案の審議でした。
なんというのか、私の思い込みになるのか。私としては、途中で討議が打ち切られた形となりました。
結果としては、質疑・討論の時間が短くなり、発言順序も所属議員の多い大会派順となりました。くわしくは、次に書いています。
広く市民の声を反映をして、討議のなかで最良の方向を導き出す。平たく十分に討議をするという方向に、私から見ると逆行をしています。
この日、自民党は、討論だけでなく、質疑も、会派人数制にして、1人5分×会派人数という修正案を新たに出しました。1人会派は5分しかありません。
①質疑・討論の方法
会派を代表した質疑・討論とし、各会派1名
(これまで:質疑は個人で行う一般質疑)
②質疑・討論の順番
所属議員の多い会派順
(これまで:通告順)
③2月定例会の一般質問終了日の翌日を本会議予備日とする。
(これまで:一般質問のあとすぐに常任委員会。今回、質疑件数が多く、一般質問日の終了が少し遅くなった)
④質疑時間
会派人数制、1人5分。上限15分
(これまで:会派人数に関係なく20分)
⑤討論時間
会派人数制、1人5分。上限20分
(これまで:会派人数に関係なく30分)
私ははじめに、「重要なことなので、全体で合意をして進めてほしい。賛成の項目があるので、一つひとつ審議をしてほしい」と伝えました。
また、「みらいえ」からの全体への意見は述べました。
委員長が、「共産党が出している①と②への疑問に対して、自民党から答えてほしい」と始まり、①と②の討議が行われました。そこで、委員長が自民党案への採決を取ると言われたので、「他に意見はありませんか?」とは言われましたが、私は①と②についてだけかと思い込んでいました。
①と②に、「みらいえ」としては異論がありましたが、議運(自民党・公明党のみが議決権)としては、全会一致で自民党案が通りました。共産党も議決権はないですが反対意見でした。
他のことに話が移っていっていたので、③以降は、いつ、討議をするのかと聞くと、「全体で採決をしたではないか。蒸し返すのか」と言われ、私は①と②だけの採決をとったものだと思っていた。討議をさせてほしいと言いましたが、認められず、委員のなかから意見だけでも言ってもらったらとあり、委員長がそれを受けてくださり、意見だけをいうことになりました。
③は、自民党案に賛成
④は、自民党が修正案を出したので、持ち帰りにしてほしかった
⑤は、時間が短くなること自体に疑義があるが、何より、1人会派は5分だけになることが問題。会派の人数に関係なく、市政の課題は同じなので、十分に討論ができない。討論議案の数が多くなると、議案名を読むだけで、時間を取ります
③以外は、何も支障が起きていないので(委員のなかには、そのことを認める発言もあり)、現状のままで運営をすればいいと思います。
市民の皆さん、「みらいえ」の皆さんに申し訳なくていけません。思い込んでしまい、討議すらできないことになり、力不足を猛省しています。
でも、諦めずに、議会をよりよい方向にと思います。
「みらいえ」は2月から4人で正会派でなくなり、議決権がなくなりました。今回の議運で、その重みをまざまざと感じました。議運では、全会一致での賛成ですが、議会内には異論の声があることは覚えておいてくださいね。
今、議運のメンバーは7人で、全員男性です。
「みらいえ」はオブザーバーとしての参加です。
オブザーバーにはもう1人女性の委員の方がおられますが、この日は他の男性メンバーと変わられると聞いていたので、女性は私1人だなぁと、ぐるりんちゃんとともに、「虎に翼」の虎子ちゃんに応援をしてもらおうと、バッチに虎子ちゃんを選びました
。なかなかでしたが
。
一夜明け、久しぶりに庭の花たちに会いました。2月議会にいっぱいいっぱいの間に、すっかり春です
。