岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

おにき日記 2007.02 6日~25日 log

2007-02-28 | おにき日記
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おにき日記2007.02  6~25日

2月25日 白星スタート・和気町議員選挙!

 20年以上もお世話になっている方が、和気町議会議員選挙に出馬し、見事当選しました。和気町と佐伯町の合併後は特例で両町議会議員が和気町議となっていましたので、この度が初めての本格的な選挙でした。知人は佐伯町議だったので、今回の選挙は規模が何倍にもなり大変苦労していました。私も一日ですが、アナウンスで応援に行きました。
 一緒に一日過ごして、彼は子どもからおじいさん・おばあさんまでとけこみ、「同じ目の高さで」を実践している人だと実感して、応援していることを嬉しく思いました。人権が踏みにじられることに憤り闘ってきた人ですが、その原点は対等な関係づくりですよね。そして、まさにお金をかけない、手作り選挙。
 子どもたちに胸をはって手渡すことのできる社会をつくりたいですね。これから選挙が続きます。白星スタートです。

2月20日 たくさんの温かなご縁に感謝

 「絵てがみ」って描いたことがありますか? 私は今日、ハンディキャップをもった人たちを囲む会で、はじめて挑戦しました。今日の題材は「おひなさま」。ぜんぶ描くと難しいからと、千代紙で和服をかたどり、顔や襟を筆で描きます。私のような素人でもなかなかの出来上がりで、「花が咲く」というこれからの夢を書き添えました。「朗らかな会でしょう、また来てね」とは皆さんの言葉。
 夜には、児童養護施設の2月の誕生会に参加。私も2月生まれなので、一緒にお祝いしようとの魂胆もありました。両親がいない子どもに加えて、最近では、虐待を受けた後に保護された子どもたちで、全国的に児童養護施設は満杯状態だそうです。2月生まれの子どもたちがそれぞれ、誕生日にあたっての目的を話し、担当の先生たちが一人ずつに言葉を添えます。手作りの美味しい料理で、活気のある温かな時間が流れていました。
 課題が山積みの昨今。でも、頭だけでなく、その場に足を運んでわかることがたくさんあります。いろんな想いが心に積もっていきますよね。たくさんの学びをいただいている“今”に私は感謝しています。

2月18日 栄養満点!トルコの“アシュレ”

 ご近所のトルコの方に誘われて、アシュレが振る舞われる会に参加しました。別名、ノアの方舟のプディング。イスラムの第一の月10日に食べるらしいです。この日には多くの家庭でたくさんのアシュレが作られ、ご近所や親戚・友だちたちに振る舞われます。
 いただくと、米・小麦・ひよこ豆・インゲン豆・ゴマ・干イチジク・干ブドウ……、たくさんの穀類・豆・ドライフルーツなどがほの甘く煮てあります。その上に、ナッツ類・クルミ・ゴマ…、振りかけられたシナモンの粉がよく効いています。
 トルコには、ノアの方舟がようやく洪水が静まったときに到着したアララト山があります。アシュレは、舟にのっていた人たちが神に感謝の気持ちをあらわすお祝いの宴のときに用意されたものです。舟にはほとんど食料が残っておらず、舟の中をくまなく探し、見つけ出したものすべてを使って作ったのがアシュレだそうです。
 お国の習慣やお祭りなどを、遠く離れた岡山の地ですること。きっと元気がでるし、相互の国際理解は深まるし、何より、トルコ人の子どもさんたちに大切なことだと思います。小さな子どもたちが賑やかに遊んでいました。私にとっては美味しくて何よりでした。

2月15日 嬉しいカード「河童大仏」

 大好きな知人から、カードが届きました。明日は私の誕生日なのです。あけると、河童がたくさん描かれていて、「新しい発見がありますように。のんびりできますように。おしゃれできますように。おいしいもの、たくさん食べられますように。ストレスがたまりませんように。いつも元気でありますように。夢がかないますように。・・お誕生日にこころをこめて」。本当にありがとうございます。このカードを発見したときの知人の顔が目に浮かびそうです(^^)。嬉しい一年のスタートになりました。

2月14日 その2「脳出血」

 尊敬する知人に久しぶりに電話をすると、彼は1月の終わりに脳出血で倒れ、病院に入院中。危篤状態は脱したものの、こちらの呼びかけには反応しないそうです。この1月に、他に二人の知人が脳出血で倒れ、二人ともリハビリ中。皆さん、お元気な方ばかりだったので、急な知らせに驚きますし、気持ち的にこたえます。「とにかく忙しかったから。鬼木さんも気をつけて」とはその一人。ご自身がご病気のなか、お心遣いに感謝します。

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2月14日 その1朝街宣「なくそう!議員特権 ワースト大賞」

 私は毎週水曜日の朝、岡山駅の東口と西口で、横田えつこさんをはじめ「たんぽぽキャンペーン2007」の仲間たちと街宣活動をしています。今朝は、全国の市民派議員によってキャンペーンが展開されている議員特権について取り上げました。2月9日に、「ワースト議員特権コンテスト」が東京で開催され、全国の自治体のなかからワースト大賞が決定したのです。
 ワースト大賞は、東京都議会。「第2の議員報酬」とも言われる政務調査費が議員一人あたり月額60万円支給され、それに領収証添付の必要がないのです。東京都議会で年間9億円以上。その上、65万円~90万円相当の肖像画などの議員表彰があります。
 ちなみに、全国の47都道府県と15政令指定都市では総額年間183億円の政務調査費が支給され、その7割44の自治体では領収証添付が義務づけられておらず、131億円が事実上ノーチェックで支給されています。市民感覚から遠くはずれているとしか言いようがありません。議員特権については、この間マスコミでよく取り上げられ、今朝も、チラシを皆さんがとてもよく受け取ってくださり、関心の高さを感じました。この追い風にのって、議員特権をなくしていきたいものです。
 岡山市では、一人月額13万5千円。今までは領収証添付の義務づけはありませんでしたが、現在、領収証添付への支給条例改正に向けて、前向きに動いています。

2月12日 「鬼とは私のことか豆がまかれる」

 横田賢一さんが「生きいそぎの俳人 住宅顕信ー25歳の終止符」という本を出版され、なごやかな出版記念会がありました。おめでとうございます。25歳で夭折した岡山市に生きた自由律俳人・住宅顕信(すみたくけんしん)。賢一さんに「鬼木さんと同じ歳だ」と言われるまで、顕信のことを私は名前しか知りませんでした。
 出版記念会の前には、評論家の佐高信さん、精神科医の香山リカさんらを交えて、没後20周年記念のシンポジウムが行われました。香山さんは自称・住宅顕信応援団長。冒頭の句は、香山さんが顕信にひかれるきっかけになった句だそうです。私の名前の「鬼」から始まる句。いったい顕信にはどんな豆がまかれたのでしょう。
 「気の抜けたサイダーが僕の人生」、「合掌するその手が蚊をうつ」・・。顕信のオーラでいっぱいの会場で朗読される彼の句を聞きながら、彼の短い人生に私の心が向いました。

2月9日 たぬき出現!

 夫から、最近、我が家の周辺にたぬきが出没すると聞いていましたが、私もとうとう我が家の玄関前でたぬきを発見しました。小さな裏庭菜園に、夫が作った堆肥を入れるのですが、夫の作り方が中途半端なためか、このところ、よく掘り返されているのです。夫と私は、たぬきの仕業ではないかと話しています。
 何年か前に、この辺りでイノシシが畑を荒らすという話を聞きました。タヌキの出没も山が荒れたためでしょうか。それとも暖冬が原因でしょうか。こんなに間近にタヌキをみたのは初めてで、小さな子どものたぬきもいるそうです。
 さて、堆肥を掘り返された夫は、唐辛子の粉をとりだし、土に振りかけました。これでタヌキは近づかないのでしょうか?効くような効かないような。面白いことを思いつくものです。

2月6日 挑戦!となりの国の昼ごはん~フィリピン~

 午前中、中央公民館であった、「挑戦!となりの国の昼ごはん~アジア編~」に出かけました。第1回は、私の友だちの藤原ジョジョさんによるフィリピン料理。豚肉のシニガン・スープとビーフン。私はフィリピン料理が大好きですが、今回の講座の目的が、単なる料理講座ということではなく、在住外国人が岡山で暮らしているなかで感じている不便や悩みなどを話しながら、共に健やかに生きる街にするにはどうしたらよいのかを一緒に考える機会にしたいという、多文化共生が目的の講座でもあったのです。こういう講座が、公民館でもたれるのは、私にとっても嬉しいことでした。
 ジョジョさんは、言葉の問題の大きさやDVのことをあげられました。言葉の問題では、例えば市役所に行っても、どこにいけばいいのか。英語で書いてあるのは大きな場所だけなので、それだけはわからないと。夫婦間でも、言葉の問題は大きいのです。福山市には外国人相談員が二人いて、市役所の1F玄関近くにそのコーナーは設けられ、年間の相談件数は4000件を越えています。残念ながら岡山にはそういう配置はありません。福山市には岡山県から年間相当数の生活相談が寄せられているのです。岡山でも、外国人とともに暮らしていくための取り組みを強めていかなくてはなりません。ちなみに、岡山市役所での英語での案内は、これから実施されていくそうです。
 ところで、京山公民館でも気づいたのですが、中央公民館でも、食器洗剤に「パックス石けん」が置かれていました。岡山市では条例で岡山市関係機関では合成洗剤ではなく石けんが使われているそうです。いいことだなぁと思うのですが、啓発活動にも力を入れたらいいですね。「合成洗剤ではなく石けんを」は、大学時代から私が取り組んできた活動の原点の一つです。


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おにき日記 2007.02 3日・4日

2007-02-25 | おにき日記
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おにき日記 2007.02 3日-4日

2月4日 その2「ファイティング・マザーの挑戦」

 午後は、私の妹である日本女子ボクシング・フライ級チャンピオンの猪崎かずみを囲む、「トーク&JOYボクシング」がありました。
 皆さん、楽しかった。友だちと一緒に来ればよかったなと。妹は、「皆さんが一生懸命聞いてくれて嬉しかった」と。妹は子どもの頃から、人懐っこくて社交的。話上手だったので、きっと楽しい企画になると思っていました。
 中学1年と大学1年の娘をもつ母。家事と仕事をしながらのボクシング。猛烈に忙しいけど、すべてに手を抜かない妹。「何をするのか、したいのか。書いておくといいんです。書くと、本当に自分は何をしたいかがよくわかる」と。見習いたいと思います。
 いろいろと大変なことはあるけれど、いつも今が自分にとってベストだと思っている。うまくいかないこと、しんどいことも、これからの自分に役立っていくための糧、という前向き姿勢。家族を含め、人の輪に支えられて感謝しているという気持ち。姉と私は体型も性格も正反対ですと、妹は言っていたけど、同じ親に育てられたんだなと思うことも多くて、私はおかしかったです。
 岡山の女子プロボクサーの方も来られていて、会に厚みをつけてくださいました。感謝しています。

2月4日 その1「南極からみた地球」

 京山地区ESDフェスタの二日目は、朝日新聞記者の中山由美さんの講演です。南極観測隊に加わり、日本の女性記者として初めて南極で越冬して460日を過ごし、最も高い基地へ2000キロの旅をした女性です。
 岩盤と氷と雪の光景。極寒の地で、可愛らしくもたくましく生きるペンギンやアザラシ、湖底のコケなどの映像。太陽がまったく昇らない季節の存在やオーロラの美しさ。閉じこめられた空間のなかで楽しみを見つけながら観測を行う隊員たち。いろんな映像に、子どもからお年寄りまで引き込まれていきます。
 地球温暖化と氷山のことについてはよく知られています。そして南極には、地球規模の大気循環のなかで、宇宙・火山・人間社会・生物・大陸・海などから、いろんな物質が雪とともに降り注ぎ、氷のなかに閉じこめられているので、それらを観測すれば、100万年前からの地球の気候の様子が把握できるそうなのです。二酸化炭素は増え、オゾンホールがのぞき、放射性物質が発見される。まさに、南極から地球がよく見えます。
 「南極は、国境のない生き物たち共通の財産です」と結ばれた中山さん。私より10歳くらい若いでしょうか。大きな黒目が印象的で、好奇心と活力あふれる素敵な女性でした。

2月3日 やっぱり面白い、インターナショナル・カフェ

 2月3日~4日、京山公民館で第2回岡山市京山地区ESDフェスティバルが行われています。昨年の催しで、子どもたちの自主的な発言・行動に感動した私は、今回はスタッフとして関わりました。
 今までは、環境の視点からの取り組みが主だったのですが、今回は“国際”という視点も取り入れたいということで、私は3日の午後の分科会の一つの「インターナショナル・カフェ」を担当しました。京山地区に暮らす外国人、ルーマニア、トルコ、韓国の方に来ていただき、3つのブースで、お国の飲み物とお菓子を楽しんでいただきながら、ざっくばらんにそれぞれの国の方との会話を楽しんでいただきました。例えばトルコのチャイとクッキー。インドのチャイとは違います。イメージするのは難しいかもしれませんが、上下二つに分かれたポットでいれます。岡山ではなかなか味わえません。「講義のように話をするより、断然いい」とルーマニアの元気な女性。これは面白いと思ったのでしょう。カフェのオープン時間中に、息子と、来日中のお母さんを呼び寄せました。そんな楽しさ&出会いが生まれる、なかなかユニークな空間でした。
 やっぱり、私は国際交流が好きなんですね。今回は、「京山地区」の外国人にお願いすることにこだわりました。例えばこの京山地区で、どんな街が外国人にとって住みやすいのか。具体的に考えていくことが必要なんだなと改めて思いました。


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