岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月14日 議案審議の各常任委員会がありました。

2011-09-14 | おにき日記


 今日は、子どもの頃からお世話になっていた方のお葬式がありました(米子市で)。常任委員会のため参加ができませんでしたが、私たちきょうだい4人で献花をしました。熱心なクリスチャンで、私の母は毎日、お祈りにいっていたということです。93歳。
 とても小柄な方で、お世話になった方に申し訳ないのですが、いつもかわいらしい笑顔と真心で見守ってくださいました。これからは天国から…。感謝の気持ちでいっぱいです。

 議案審議の各常任委員会の日でした。各常任委員会に気になる議案や陳情・請願があります。
 委員会に入る前に、全庁的に補正予算であがっている、「不適正経理」(平成15~17年)を行なった国への補助金返還にあたって、返還金・加算金(その時点からの高い利率分)をどう取り扱うのか。正副委員長会議が急遽もたれ、30分、スタートが遅れました。
 これをそのまま税金から返還してしまっていいのか。たとえば長崎県では、返還金の一部を、関わったすべての職員に負担を求め、多くは処分もされています。責任の所在や金額の処理の仕方も含めて、改めて、全体の調査が終了した秋の時点で、総務委員会で議論をすることにしました。それを踏まえての、今回の審査です。

 私が属する保健福祉委員会のなかで最大の論点となったのは、懸案となってきた私立保育所の新設が、審査を経て4園で行なうことになり、今回、新築・改築工事にあたって4億7千万余りの助成があがってきた補正予算についてです。委員のなかから、うち1園は地元合意が得られていないので、そのまま補助金を認めるのはいかようかという意見が出されました。
 保留児解消という喫緊の課題にあたって、市が政策的に出して来た整備計画です。昨年度、近隣園との調整を強く求めてきた岡山市保育専門委員会を解消し、市として主体的に取り組みやすくしてスタートしたところ。議員の皆さん、保育園新設は行ないたいとの気持ちは一致しています。
 討議をした結果、「地元の了解が得られてない園については、事業者は早急に地元住民に十分な説明を尽くし、地元の理解に努めること」という付帯意見を委員長報告に盛り込むことになりました。可決凍結です。経過をみて、委員会で凍結解除をするか否かを決めることになります。

 今日の常任委員会の結果をうけ、20日の閉会日をどのように迎えるのか、明日の会派会合で決めることになります。


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