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岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月31日 倉敷市の「ふれあい人権フェスティバル」に行ってきました

2009-10-31 | いのち・人権

 『太郎が恋をする頃までには…』(幻冬舎)の著者の栗原美和子さん(フジテレビプロデューサー)の講演があると聞き、「倉敷市ふれあい人権フェスティバル」の様子も味わいに出かけました。栗原さんは、『ピュア』『ドク』『東京湾景』etcを手がけ、『東京湾景』では脚本も書かれたとのこと。でも、私はどのドラマも見たことはありません。友だちが、『ピュア』がよかったので、和久井映見の髪型にしたと言っていたことを覚えています

 『太郎が恋をする頃までには…』はフィクションですが、栗原さんが夫で猿まわし師の村崎太郎さんと結婚(2007年)し、そこで起きた差別の現実、そして二人の有り様、想いを赤裸々につづる私小説的な本です。厳しい現実を前に、お二人が揺れる様も伝わってきます。この小説によって、村崎太郎さんはご自身が被差別出身であることをカミングアウトします。芸能文化人でカミングアウトしている人はほとんどおられません。マスコミとくにテレビ業界では問題は最大のタブーであり、今回の出版でそのことを再認識し、大きなショックを受けたとのことです。それでも、歩みは少しずつ前に進んでいると。

 本や講演内容のなかで、幾つかお尋ねしてみたいことはありました。でも、差別の現実そして自らを見つめ、語り、そのことをベースに解決していきたいとする姿勢・想いには共感します。
 昨年度、岡山市が行った意識調査においても、被差別出身の人との結婚については厳しい結果が出ています。結婚差別は結婚という事象のみで存在するものではなく、暮らし総体が問われるものですが、この部分に眼を塞いで、人権尊重のまち作りはできません。倉敷市は、そんな想いでこの講演会を企画されたのではないかなと
   *        *        *
 さて、村崎太郎さんは17歳のとき、父親から「の伝統芸能を有名にして、が誇るスターになれ」と言われ、戦争で途絶えていた猿回し師の道を歩み始めたそうです。栗原さんの講演のなかで知りましたが、彼はこの春に、『ボロを着た王子様』(ポプラ社)という自叙伝を出されているとのこと。さっそく買って読んでみたいと思います。
 私は彼とまったくの同い年です。の歩み・歴史、そこで生きてきた人々の想いを正しく知ることは、未来へのエネルギーをいただき、差別解消にとって大切なことだと実感しています



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10月30日 京山中学校文化祭 & 津島小学校教育フォーラム

2009-10-30 | おにき日記

 秋が深まってきましたね。文化の秋ということで、近くの京山中学校と津島小学校で、標記企画がありました
 インフルエンザによる学級閉鎖が続くなか、今日明日と二日間だった京山中学校文化祭(SKF)は今日一日となりました。中学生たちが一生懸命に準備をし、毎年、その発表には感心させられるのですが、皆さんには、残念なことだと思います。でも、一年生全員によるコーラス、地震や動物保護……様々な観点からの発表など、いただいた感動と学びには変わりありませんでした
   *        *        *
 津島小学校の教育フォーラムには初めて参加をしました。地域の皆さんの参加で、子どもたちの発表を受けて、安心して暮らしやすい地域づくりをともに考えるものです。私は、「ゴミのない、落書きのない津島」を作っていこうとするグループでした
 グループ発表は、津島地域に出かけていって、実際に落ちているゴミを拾いながら、内容や量をチェックしたり、地域の方や市役所職員にインタビューをしたり、実際に落書きを消したり。また、自分たち自身でも行動・啓発をしていこうと、工夫された分かりやすいエコ講座をあゆみ保育園や小学校一年生に行ったり。グループ討議の方法も、ワークショップ形式。総合的に子どもたちの力をつけていこうとするまさに「教育フォーラム」で、私ももっと鍛錬しなくてはと我が身を振り返りました。感謝しています
 


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10月29日 久しぶりにフィリピンのお話を聞きました。

2009-10-29 | おにき日記



 今日は友だちのフィリピン人が小学校でフィリピンの話をしたのでついていきました。私はフィリピンが大好きなので、どんな新しい知識でも得るととても楽しいのです。
 彼女のフィリピンの話を聞くのは初めて。子どもたちもワクワクしながら聞いていましたが、私も同じ気分でした。質問をする手がどんどんとあがって、子どもたちが積極的なので嬉しかったです。一番盛り上がったのは、バンブーダンスでした。体でフィリピンを感じてもらえて、楽しんでもらって、好きになってもらえるのが一番いいですね。
 フィリピン人は足を使って掃除をしたり、モノを取ったりするので、彼女の子どもが小学校に入学して、雑巾がけを足でしたら、先生に怒られた話が面白かったです。日本では、「お行儀が悪い」ということになりますね。あと、学校ではクラス対抗で、どこが一番床をピカピカに磨きあげることができるか競争をするそうです。ココナッツの皮を使ってするのですよ。
 書き出すと、長くなるので、この一つだけにとどめます。子どもたちに異文化にたくさん出会ってもらって、トンボの眼のように複眼的視点をもってもらいたいです。



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10月28日 横井小学校北館・南館校舎増築竣工式 & 角野卓造さん

2009-10-28 | おにき日記

 

 今日は本当にいいお天気でした。そんななか、横井小学校校舎増築の竣工式がありました。子どもがどんどん増えて950人余り。プレハブでの授業だったそうです。そういえば、この辺りは団地が多くて、まだ土地が空いているところもありますね。2008年3月に北館(教室6つ、多目的ルーム)と今年の8月に特別教室3部屋、総額6億4000万円。校舎増築には多くの方のご支援が必要であることを改めて感じました。
 写真は、児童代表お礼の言葉。プレハブから新築校舎に移ったとき、仮の服を着ているようだったけど、今は気持ちよく勉強をしていると、想いがよく伝わってきました。子どもたちの挨拶が気持ちいい学校でした
   *        *        *
 さて、今日は市民劇場が行った“角野卓三さん”のトーク企画に行きました。「かどの」と読むのですね。角野さんは、『渡る世間は鬼ばかり』の中華料理〈幸楽〉のマスター。ドラマのイメージでラーメン屋のおじさんと呼ばれるそうですが、全国行脚の折には各地でラーメンを食べるそうです。市民劇場12月例会公演の『ゆれる車の音(九州テキ屋度日記)』に出演されます。
 見たまんまの誠実で楽しく、真面目な印象の方でした。語り口は穏やか。一緒に生きていることを感じられる舞台が好きだと言われていました。12月例会が楽しみです

 



 

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10月27日 ファミリサポートセンター意見交換会 & 〈市民ネット〉市政報告会

2009-10-27 | おにき日記

 ファミリーサポートセンターの利用者と岡山市との意見交換会がありました。数日前のブログに書いた通り、改善の要望があり、間仕切りを施し独立したスペースが誕生しました。昨年度の利用は過去最高の6388件とどんどん増えてきていますので、充実した体制が望まれます。更なる広報、利用料の値下げ、ベビーベッドの設置……。特別委員会があって最後の少しだけしか参加ができなかったのですが、会員の皆さんの生の声を岡山市の担当者にしっかりと届けたようです。
 島根県から転居してこられた方が、スペースを見て、狭くてびっくりしたと言われました。様々な課題があるでしょうが、これを一歩に話し合いながら改善されていくといいですね。
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 市民ネットの市政報告会が、北公民館(津島東)でありました。それぞれが担当委員会そして個人質問の報告のあと、子育て手当など子ども施策、DV防止基本計画、議会改革など、参加者も含めて時間短しと意見が飛び交いました。とりわけ、議会傍聴の感想も含めて(討論が分かりにくい)、議会改革についての意見交換が多かったです。
 市議会として市政報告会をもっている自治体もあります。岡山市議会では行われていませんが、市民ネットとしては会派として議会終了後、意識して報告会を持っています。〈市民の議会〉となるよう一歩ずつ変わっていかなくてはなりませんね。


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