〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
政治や暮らしをつくっていきたい。
女子プロボクシング世界戦が中止となった妹ですが、世界戦を観戦しにメキシコに発ちました。妹のそんなしなやかさが強さですね。きっとたくさんのことを学び、つかんで帰ってくることでしょう。いってらっしゃい(^^)//。
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今日は、DV被害者をサポートする人たちが集まった養成講座。魅力的なダブル恵子さんによる、お話が丸一日。つい、一週間前に行ったダブル前市長さんの講演もよかったけど、こちらも期待通りで、お二人の話が身にしみて入ってきます。全国シェルターネット代表理事の近藤恵子さんは基礎を、理事の大津恵子さんは外国人女性にまつわることを話してくださいました。
近藤さんのお話に“当事者主義”というのがあり、これは多数決原理の民主主義を補完するものだと。自分の自立支援プログラムを自分でつくり、それが政策提言の舞台に出てこないといけない。私も常々そう思っています。DV被害者支援がそれにすっぽりあてはまりますが、大津さんが話されたDV被害(夫がビザ更新の協力をしない)でオーバーステイになって、逮捕された外国人女性と関わり続けた話は端的な事例でした。「私は何も悪いことをしていないのに…、なぜ?」。今は皆さんの努力のなかで、オーバーステイについては人権擁護の立場が優先されています。まだまだ法律や制度からこぼれ落ちているDV被害者の権利が獲得されていかなければなりませんね。
とはいえ、まず一番大切なのは〈安心〉。日常的にサポートされている皆さんのお仕事を改めて学び、皆さんのご尽力に改めて敬意と感謝を感じました。
今日は、岡山イラク訴訟(第3次)の判決がありました。昨年4月の名古屋高等裁判所の画期的な違憲判決のあと、大きな期待がありましたが、原告の主張は「棄却」。
イラク派兵の憲法判断は避けましたが、でも、肯定もしていません。そして、その前提である平和的生存権については、すべての基本的人権の基底的権利であると正面から肯定。徴兵拒絶権、良心的兵役拒絶権、軍需労働拒絶権等の自由権的基本権として存在し、これが侵害されたときに損害賠償請求ができることも認められるべき、と具体的に述べている画期的な判決でもあります。
ここまで平和的生存権の内容について言及した判決は初めてです。この点からいって岡山地裁の判決は平和的生存権の確立にむけた大きな一歩といえます。可能性の広がる判決だとのこと。粘り強く声をあげ続けた成果です(^^)。4月には、1次2次の判決が出ます。
写真は、全国・差止訴訟の会代表の池住義憲さん。彼が、アジア保健研修所(AHI)というNGO活動されているときに出会いました。きめ細かく大きな輪を作って素晴らしい活動をしていると、励まされたものです。
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ランチは、フィリピン人友人宅に集まって、フィリピン料理。みんなでそれぞれのお皿に取り分けて食べるのが、フィリピンスタイル。ピナクペット(野菜の炒め煮)と
ビーフン。ヘルシーで美味しい。みんな小さな子どもを抱え、それぞれに悩みをもっていて、互いに支え合っている。悲しいバラードには涙を流し、楽しい音楽で笑顔いっぱい。「日本語が話せないからと仕事を断られた」、「自分の気持ちを伝えることができるよう、日本語を話せるようになりたい」。一緒にがんばろうね。
私は「子ども読書活動推進の会」の皆さんにあって、本当によかった。岡山市に子どもの読書活動を大切にする草の根の広がりと想いの深さを実感するのです。岡山市が策定中の「子ども読書活動推進計画」が策定目前。いい計画にと、今日は高谷市長と短時間ながらも懇談会がありました。
精魂こめて活動しておられる方々の言葉は重みと未来への明るさがあります。市長も「子どものときに土台を作って、つないでいきたい」と。
岡山市は子どもの読書活動については先進地だと言われています。さらにステップアップしていくためにと、会ではいろんなアイディアも。市と市民と恊働で、子どもが元気になる読書活動をつくっていきたいものです。
今日は、朝から“環境”バージョン。西川楽会で西川を大和町から観音寺用水に向けて伊島地区を歩いて&自転車で巡りました。家の近くなので比較的よく通る場所なのに、ずっと歩いたのは初めてです。それから環境アセスメント講座。
そして、楽しみにしていたのは、おかやま大豆倶楽部の「豆料理教室」でした(^^)。〈大豆カレー〉〈大豆そぼろと温野菜のサラダ〉〈大豆のクレーム・ブリュレ〉。大幅遅刻の私は、食べるだけ(>_<)。美味しい。もちろん、私たちが育てた大豆でです。ご飯は黒大豆も入った雑穀ごはん。シェフは、ミレットの岡田さん。雑穀にこだわりがあり、味によし、健康によし&オシャレなお店です。国産大豆が広がりますように。
20日から2月議会が始まった。その前から、代表質問づくり(分担分)に四苦八苦しています。それにしても、ゴミ有料化収益の使い方。もっと有意義なものにならないかと……。市政全般についてご意見をお寄せ下さい。
「自治体は市民のためにある」と題して、井原さん(前岩国市長・左)と福嶋さん(前我孫子市長)をお招きして、いのち・緑・平和講演会を持ちました。二人とも素晴らしい市長さんです。ヒット企画の講演会。今まで福嶋さんは岡山に来られたことがありましたが、井原さんはお会いした時から、一度、岡山にお招きしたいと思っていました。
80分×2人という長い講演時間にもかかわらず、実践に裏付けされた筋が通って分かりやすいお話に、会場中が集中して聞き入っていました。市民参加のシステムを作りつつ、本気に市民と向き合って対話をし、市政を運営してきたからこその言葉です。
まさに市民派市長。市民自治と民主主義について、私に魂を吹き込んでいただきました。感謝!