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岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

3月31日 慰安婦問題の解決にむけて

2010-03-31 | おにき日記





 この3月、各地で、慰安婦問題の解決にむけて意見書が、次々とあがっているよと連絡が入りました。ふじみ野市、我孫子市、向日市、吹田市、堺市。
 2月議会閉会日のことをブログにアップできていませんが、岡山市では「日韓両国の新たな百年を創る決議」があがっています。
   *        *        *
 2009年9月に、岡山市の友好都市である韓国・富川市議会において、「日本軍“慰安婦”問題解決要求決議」があがりました。日本の地方議会においても、慰安婦問題について政府の誠実な対応を求める決議があがってきていましたので、岡山市としても、なんとかボールを投げ返したいと、市民グループとも連携し、討議が重ねられてきました。そして、2月議会で、「慰安婦問題の解決など日韓両国の間の諸問題の課題解決のために……行動する」という決議が、全会一致であがりました。
 出会った韓国の元慰安婦の皆さん、富川市議会議員の皆さん、性暴力被害に苦しむ人…、顔・顔・顔が思い起こされ、嬉しかったです。




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3月30日 期待をして傍聴した岡山市保育専門委員会でしたのに…。

2010-03-30 | おにき日記





 今日は岡山市保育専門委員会があり、はじめて傍聴に行きました。「保育園に入れない。なんとかしてほしい」という保護者の声がたくさん届き、保留児も2010年3月時点では460人。これは月によって変動します
 そんななか今日は、保育所整備計画として、岡山市保育課は、5つの保育園(私立)の創設・改築を提案しました。定員は260名増となります。保育専門委員会では、そのなかで2園の保育園の創設が保留になりました(150名分)。反対している周りの園との調整が必要とのことです。結果、4月15日に次回会合がもたれます
 現状をみれば積極的な対応が望まれることは言うまでもありませんが、それ以上に、保留児という課題に対して、議論の中味が基本的にないのがとても残念であり、これではいけないだろう…!と
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 保育園といいますと…。写真は、先日訪問したネグロス島のデイ・ケアセンター(就学前)で。私の訪れた村にセンターがあり、私の歓迎会がここで行われ、その一つの場面です。センターには、周辺の村々から子どもたちがやってきます。子どもたちに声をかけているのが、生まれも育ちもこの村の女性の先生です
 右の写真は、子どもへのスモールビジネス。“ジュース”と“ウィンナーとマシュマロを交互に刺したスナック”です。一つ4ペソ(8円)でした。なかなか、ネグロス訪問の様子をホームページにアップできませんので、ちょこっと紹介です



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3月29日 4月からFM岡山で多言語放送がスタートします(^^)//

2010-03-29 | おにき日記




 毎週月曜日は会派会合です。市民ネットの市政報告会を、4月13日(火)午後7時から吉備公民館で行うことを決めました。どうぞ、ご参加ください
 さて、嬉しいお知らせです。この4月から、毎週土曜日12:15~12:30、FM岡山で、多言語放送が始まります。D.C.R(だれにでも コミュニケーション ラジオ)の会による運営。外国人と日本人が出会える場になるようなラジオ番組をめざしているそうです。県内全域でオンエア。日本人のパーソナリティとペアで、週替わりで、韓国人・フィリピン人・ブラジル人etcの外国人が登場します。ぜひ、周りの皆さん(外国人、日本人とも)に、お知らせしていただけると嬉しいです。とりあえずは3ヶ月の予定。さらに長く続けられるよう、番組にご感想・ご意見をお届けください
 写真は、フィリピンの国花・ブーゲンビリアです。フィリピンでは、色鮮やかにあちこちで咲いています

 


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3月28日 民族差別との闘いから見えてきたもの~太郎が恋をするころまでには~

2010-03-28 | おにき日記


  


 今日は、姜博さん(韓国民団岡山県本部・生活部長)による標記演題の講演を聴きにいきました。
 私が姜さんに出会ったのは、大学生時代だと思います。指紋押捺拒否裁判を提訴した姜さんのお話を聞きにいきました。あれから30年近く。誠実な姜さんのお話は好きです。
 普通に地域で育ったら「いつのまにか隠していた」自分から、民族差別をゆるさない闘いへと。絶対に譲らないものを持たないと、見えるものが見えず、感じられるものが感じられない。以来、長年運動をしてこられたわけですが、姜さんは、とりわけ今の日本社会の空気が苦しいと言われています。他者、弱い者を排除する空気があると。昨年から民団での活動を行っておられますが、孤立している人が来てくれる場所があればとの想いがあるそうです。
 被差別出身の村崎太郎さんが、「ぼくはもう隠して生きていけない」との想いで書かれた『ボロを着た王子様』をぜひ読んでほしいということです。講演表題の『太郎が恋をする頃までには』は、村崎さんの妻が書いた本のタイトルです。姜さんは、孫が恋をする頃までには、多様な生き方、こういう生き方があるのだという社会にしたいと。
 
  



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3月27日 犯罪被害者の声(VSCO公開講座)

2010-03-27 | おにき日記





 皆さん、お久しぶりです。
 実は、フィリピン・ネグロス島に21~26日と5泊で出かけ、農業研修所開所式に参加をしてきました。
 議会が最後の最後までいっぱいの日程であったため、最低限の準備を慌ただしくして出かけ、ブログでのお知らせもできませんでした。ネグロス・キャンペーンが1986年に始まってから、7回目、6年ぶりのネグロス島。また、時間的にさかのぼってブログを埋めていきますので、よろしければ、お読みくださいね。
 この絵は、ラリーさんというワークショップ・ファシリテーターの方が描かれたもの。日本ーフィリピン青少年交流、女性ワークショップなどで大活躍しておられます。元気がでてきそうな絵で、購入しました。


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 今日は、VSCO(被害者サポートセンターおかやま)の公開講座に参加。娘さんを強盗目的で殺害された徳永和枝さんと性犯罪被害者の方のお話を聞きました。
 徳永さんは、2月に高等裁判所での判決を終えて(加害者側が上告中)の想いを、①自助グループの必要性、②被害者への経済的支援、③報道被害と、ご自身の経験を通して、とても整理をしてお話をしてくださいました。彼女は現在、救急現場の看護士として働いておられ、救急現場にはいろんな方が運ばれてくるので、被害者の方に寄り添う活動をしていきたいと結ばれました。
 また、2年前に職場の男性に性暴力被害を受けたTさんは、パーテーション越しにお話をしてくださいました。まさに「魂の殺人」。そして、社会の冷たさと無理解がさらに拍車をかけます。Tさんは、裁判員裁判で性犯罪被害に光が当たった。社会はその実態を知り、いかに重い罪かをしるべきであると訴えられました。
 お二人とも、犯罪被害に遭いつつも、辛い時間を経る中で、だからこそ社会を変えたいと声を出す、身を処す。その声と姿に学びと感銘を受けます。岡山市での犯罪被害者支援の条例を早く実現させたいです。





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