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シンガポール一日目です。
〈視察項目①〉自治体国際化協会(CLAIR)シンガポール事務所
写真は説明をしてくださった、中村悦也次長(右/福岡県派遣)と長濱尚調査役(埼玉県派遣)です。
CLAIRの様々な調査・研究成果のなかで、多文化共生への取り組みについてを、私はよく利用をしています。ClAIRは東京に本部をおき、シンガポールも含め、7カ国に海外事務所を設置しています。シンガポールの担当地域は、アセアン10カ国及びインド。スタッフは、日本からの派遣職員13人と現地職員5人です。
地方自治体の海外活動支援、観光PR事業、地域間交流プログラム、各国の地方行財政制度等の調査活動など精力的に行っておられます。
東南アジアの熱気に学びたいと言われていました。ヒト・モノがグローバルな時代です。岡山からのスタッフがいないのが残念でした。
シンガポールは水もマレーシアから輸入しているということで、資源の乏しい分、政策として、人材育成、外国の資本・人材導入(約3/4が外国人)、多角的な経済連携、観光資源の開発に、力を入れているということです。まだまだ外国人の人材導入&観光客誘致に力を入れるということ。教育では2言語教育ということで、英語と母国語を教育していらっしゃるということでした。
日本の年間海外観光客は700万人にすぎませんが、シンガポールは小さな国土・少ない人口のなか1300万人。政府としては、自然や歴史的建築物などの観光資源が豊富でないなかで、①個人旅行へのアピール、②「MICE産業」の振興、③「医療観光」の振興、④観光資源の開発に力を入れているそうです。
〈視察項目②〉マリーナ・ベイ・サンズ
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写真が、「マリーナ・ベイ・サンズ」。アメリカ、ラスベガス・サンズが、2011年に開設した大型リゾート施設です。タワー3つを上でつなげているところがスカイパーク。大きなプールなどがあります。
2561客室の稼働率が98%ということで、すごい。勢いを感じます。300店のショッピング街やコンベンションセンター、そしてカジノが併設されています。スタッフは9000人。
とにかくコンベンションセンターは大きくて(写真下)、12000人のレセプションを開くことができるそうです。
カジノは、初代首相が反対するなか、2009年に今の第3代首相が導入。シンガポールの人は半分以下で、だいたいは東南アジアからくる中国系の人が多いそうです。経済的には今のところ効果はあるよう。
導入にあたっては、シンガポール人の賭博依存症を防ぐための対応も検討・施行されています。例えば、シンガポールの人はIDをもっているため、不適切な人や顧客排除認定を受けている人は入場することはできない。とはいえ、様々な社会問題は起きているようです。
岡山市とは規模が異なりすぎて、なんとも…という感じです。