岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

4月28日 DV被害者に定額給付金相当額を独自財源支給

2009-04-28 | おにき日記

 岡山市は住民票を元の住所地に置いたままで夫と離れて暮らしているDV被害者にたいして、岡山市の独自財源で、定額給付金相当額を給付する方針を決めました。よかったなと思っています。
 私は、定額給付金は愚策だと思っていますが、給付されるならば、生活支援がほんとうに必要な人に行き渡らないのはおかしいと2月議会質問でとりあげ、以後もいち早く独自支給をきめた久留米市に視察にいって、方法や考え方等を聞き、当局と話をしてきました。女性議員の皆さんも一丸となって支給するよう働きかけてきました。
 DV被害者への支給をめぐっては、DV加害者夫に支給されるという国の制度設計矛盾の指摘もあり、「国で給付金相当額を別途交付金で出せないか」という議論・動きも続いています。いろんな形で声や動きが連なることが必要だと思います。


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4月26日 さんかく岡山10周年を祝う会

2009-04-26 | いのち・人権



 さんかく岡山10周年を記念して、祝う会がありました。これまでの歩みを振り返るとともに、板東久美子さん(内閣府男女共同参画局長)による、講演「男女共同参画の現状と将来展望~地域社会のエンパワーメントに向けて~」がありました。
 男女共同参画の基本的枠組みは作られつつあるものの、実態は不十分で、国際的にも低い状況にあること。そして、これからは意識啓発に加えて、地域において課題を目にみえる形で解決する実践的活動が中心になり、その連携・恊働の役割としてセンターがある。また、生活困難問題のなかに男女共同参画に関する問題が大きく存在し、取り組みについても男女共同参画の視点が重要であると。
 さんかく岡山をもっと知っていただき、だれもが安心して暮らし、エンパワーできる場にさらになっていってほしいと思います。さんかく岡山をつくり、支えてきてくださった方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。


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4月25日 一宮公民館で県政・市政報告会

2009-04-25 | おにき日記



 一宮公民館で、県政・市政報告会をもちました。朝、大雨で、どうなることやらと思いましたが、ご参加いただいた皆さんには感謝しています。
 報告会を議会の合間に行っていますが、市政の範囲は広いわけですから、いつもどんな話をしたらいいのか思案します。今日は、自己紹介のなかから出てきたお話のなかやご意見・ご質問をいただく形で進めました。後期高齢者医療制度、住基カード、予防医学、子育て、ゴミ有料化、政令市移行etc。
 たくさんの宿題をいただき感謝しています。いっしょに解決できるようがんばっていきたいです。


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4月24日 沖縄リサイクル運動市民の会&那覇市立病院

2009-04-25 | おにき日記
 
    

 写真は、「沖縄リサイクル運動市民の会」の古我知浩代表 & 那覇市立病院にて。
 古我知さんは仲間たちと、“エコロジカルな市民社会の構築”をめざして1983年にこの会を立ち上げました。エコショップの運営や環境マインド育成のための20事業を展開し、2006年度には約6000万円の活動費。現在専任6人、非常勤3人、ボランティア40名余でこの活動を展開しておられます。スタッフの給料はまだまだ低いようですが、それでも市民活動を行なってきた私としては、古我知さんの経営感覚を尊敬します。
 お話を聞いたのは、ごみを減らす面白そうな体験学習プログラム「買い物ゲーム」と、「くいまーるプロジェクト」。このプロジェクトは、生ごみを養豚の飼料にするもので、2008年度の食品リサイクル環境大臣賞を受賞しています。飼料化には苦心されたようで、結果、おいしい「くいまーる豚肉」が誕生したそうです。
   *        *        *
 那覇市立病院は、2008年4月に自治体病院としてはじめて独立行政法人(非公務員型)に移行しました。医療制度の急激な変革に対応するため、10:1看護から、7:1看護基準導入などを行なって経営改善を実施する必要性を感じておられましたが、公務員ということでは定数管理に制約があり、将来の経営を展望し、病院サイドから提案をしたとのことです。看護師や事務職の給与は35歳くらいで横ばいになります。
 導入にあたっては、労働組合と大きな摩擦を生じ、辞める看護師・薬剤師が思ったより多かったそうですが、2008年10月に「7:1看護」を導入。迅速化と柔軟性は進み、看護師の正規・非正規の割合は、7:3から9:1となったそうです。市民サイドとすれば何が変わったのかわからないようで、むしろ人が増えた分、手厚い看護になったのではと。
 市・市議会との関わり、評価委員会制度、セーフティネットの確保、労働協約などなど、話はつきませんでした。職員の皆さんは自信をもって臨んでおられ、熱意あふれるお話を聞かせていただきました。職員・労働組合や市民の皆さんのご意見を直接聞いてみたかったです。病院は安心の要ですから、いい方向を探っていかなければなりません。


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4月23日 沖縄市性化百人委員会

2009-04-25 | おにき日記

      

 二日目は那覇市です。市役所でもシーサーがお出迎え。植生、とくに樹木の形がおもしろくて、車窓を眺めるのが楽しかったです。写真は“とっくりきわた”。木がトックリの形をしていて、木にぶらさがっている実の後はフワフワと綿が固まったみたいになっています。
   *        *        *
 那覇市は市域の36%が米軍基地であり、基地政策課があります。
 2007年度から「活性化100人委員会」を作り、直面している重要施策について市民公募による委員会部会が作られ、担当職員も交わって同じテーブルで情報を共有し議論を行ない、まとめた声を市長に提出しています。その中から、施策に反映されるものがあります。これまで選ばれた重要施策は6つ。行政サイドで選ばれたものばかりですが、市民からの提案もOKです。 
 〈こどものまち宣言部会〉が作られたときには、子どもの施策には子どもの声をと、こどもチームも募集。開催時間は委員同士で最も都合がいい時間を決め、夜の会議になることもあります。ときには何十回も開かれる部会があり、委員同様に職員は手弁当での参加が多くなります。事業がスタートして2年余。市民の意見にどのように応え返していくのかなど、よりよいものにしていくために、位置づけやシステムについて見直しの最中ということです。
 印象に残ったのは、前向きで意欲ある職員の皆さんの姿勢でした。現市長の選挙公約だそうです。

 

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