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岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

7月6日-1 6月議会質問報告③「DVや児童虐待等による住民票等の支援措置について」

2019-07-06 | 議会



 私の6月個人質問報告③は、「DVや児童虐待等による住民票等の支援措置について」です。
 SDGsでは、5「ジェンダー平等を実現しよう」、16「平和と公正をすべての人に」が大きく関わるでしょうか。

 今年1月に里庄町(岡山県)が、DV被害女性の住所がわかる書類を、加害者である元夫の弁護士からの申請で、この弁護士に郵送するということがありました。この女性は、DV被害による支援措置を申し出ていました。
 神戸市では3月に、被害女性の住民票を、加害者とされる元夫の代理人の弁護士に誤って送付しています。枚方市では5月に、市府民税課税証明書を加害男性に発行しました。全国で後絶たずですが、岡山市は大丈夫なのでしょうか。そして、岡山市がたとえ万全の体制でも、他自治体に戸籍をもち、その自治体のミスで住所地が漏洩する場合もあります。
 居所が加害者に伝わり生命を落とす事態があります。里庄町は女性に謝罪をし、二度と起こらないようマニュアルや研修などの見直しを行っていますが、被害女性のショックと不安は未だ続いています。1件たりとも起こってはいけないことです。

 私は、岡山市での支援措置の体制が万全なのかについての確認をしました。区役所、支所、地域センターだけでなく、税、福祉等の関係各課にも支援措置の徹底を図っており、昨年12月の通知もふくめ、総務省や岡山県等からの通知文についても周知徹底を図っている。毎年行う関係課を集めた研修に加えて、それぞれの所属では様々な機会をとらえて、各種通知や各自治体の誤交付の事例等を活用した研修を行っているとのことです。
 どうしても行政は縦割りです。DV防止と支援の主管課である「女性が輝くまちづくり推進課」はさらにグリップを強めて、情報共有や研修を弛むことなく行っていただきたいです。

 そして、どの自治体でも適正な取り組みができるよう働きかけてほしいという提案もしました。県内15市で構成する岡山県都市市民課事務研究会などの機会をとらえ、各自治体との情報共有につとめているとのことです。さらに深めてほしいです。

 大森市長からも、DV被害にあわれた方の情報が、加害者の方に伝わっていくと大変なことになる。よくわかっているつもりである。今までの研修等々をこれからも続けていき、ないように万全をつくしていきたいと。

 大塚愛議員も6月県議会で質問をしました。
 岡山県は里庄町での事案をうけて、市町村の住民窓口の担当課とDV等被害者支援担当課に対し、事務処理マニュアルの徹底や職員研修など、必要な対策を講じるよう、県の担当課長の連名で通知した。
 そして、再発防止に向けて今月末(6月27日)の市町村担当者(住民窓口)会議において、マニュアルの徹底やDV等被害者支援担当課との連携の強化を重ねて要請するとともに、市町村での定期的な事務処理の見直しや研修の実施に取り組んでいただくよう、再発防止の徹底を図っていく。とのことです。

 気になることがあれば、ご連絡をください。そして、岡山市以外の自治体ではいかがでしょうか。とりわけ自治体議員の皆さまにはチェックをしていただけるとありがたいです。




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11月30日 11月議会が始まりました & 大学女性協会・国際女性デーにむけて & ジェンダー統計をかたろうかい

2018-11-30 | 議会
 
 11月議会が始まりました。
 決算審査特別委員会の報告をうけ、私たち市民ネットは、一般会計において、歳入の後楽館跡地売却と歳出の新斎場関連費に反対し、不認定としました。市長所信表明では、災害の強い岡山へ、エアコン設置、本庁舎建て替えなどが提案されました。6日から個人質問が始まります。この週末で整理をしたいと思っています。市長所信表明→http://www.city.okayama.jp/soumu/soumu/soumu_00480.html
 初日終了後は、7月豪雨災害支援特別委員会のメンバーは、市長・議長に要望書を提出しました。そして、保健福祉委員会では、虐待からこどもを守る条例策定に向けての勉強会をしました。虐待防止に寄与するものにと思います。
 終わってからは、大学女性協会が来年の3月に行う国際女性デーに向けての実行委員会に。スムーズに会合が終わったので、ジェンダー統計を語ろうかいの会合に。作成したリーフ内容の啓発にむけて取り組みます。メンバーの皆さんと活動をご一緒する時間が、私には何よりも心楽しい時間です。




 会合中に、夫からオデン作成中の写メが届いていました。食べたいなぁと思いながら、帰宅後、私は家にある野菜でスープカレーを作りました。どちらとも体が暖まります。



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10月17日 特別会計決算審査特別委員会2日目 & ぐるーんエンジェルス歌の練習(日本子ども虐待防止学会第24回学術大会おかやま大会の前夜祭にむけて

2018-10-17 | 議会




 夜、かなり遅れてから、「ぐるーんエンジェル」の歌の練習にいきました。11月30日~12月1日に、日本子ども虐待防止学会第24回学術大会おかやま大会が倉敷市の会場で行われます。29日に前夜祭企画が行われ、「ぐるーん」も参加をして悠々ホルンさんとコラボステージをします。
 そのための第1回練習です。「ぐるーんエンジェル」の一人としてときどき合唱をさせていただきますが、普段は車のなかでCDを流しながら個人練習をしています。まだまだなのでがんばります。ジュピターの音域が広くて、冷や汗ものです。皆さん、チラシをみてご参加くださいね。

   *        *        *

 今日は特別会計決算審査特別委員会2日目、市民協働局と保健福祉局関係でした。
 住宅新築資金等貸付事業費については、昨年度をもって一般会計に移行をしました。地区の生活環境改善(住宅)にむけての事業で、今は貸付金返済についての業務を行なっています。2022年3月が返済期限でありますが、それに先立っての移行です。特別会計としては最後の決算委員会になるので、全体をまとめる資料が求められ、委員会の最後に採決されました。
 未だ16億円余の滞納を抱えています。一般会計に移行をしても、すべきことを曖昧にするのではなく、法的手段も講じながら償還を進める必要があります。当局には、一般会計になっても、議会には資料を積極的に提供してほしいと質しました。
 保健福祉局は、国民健康保険費、介護保険費、後期高齢者医療費、岡山市立総合医療センター病院事業費です。資料を請求し、岡山市の国保加入は年収200万円以下の方が3/4を占め、その部分の滞納率が高い現状が続いていることを確認しました。岡山市の国保会計は福祉的な要素も加味して、国保料を決める必要があることを指摘しました。介護保険費は新総合事業への移行期であったので、2016年度と2017年度の違いを資料請求しましたが、一年かけての移行のため、傾向が伺えるだけでした。内容を確認し、当事者の状況に沿って進めてほしいと伝えました。
 企業会計はすでに終わり、一般会計審査が続いています。気になることがあればご連絡ください。



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9月20日 西日本豪雨災害への追加補正予算案集中質疑 & 決算審査特別委員会設置 & 豪雨災害対策等調査特別委員会設置

2018-09-20 | 議会


 今日は、7月の西日本豪雨災害対応の追加補正予算案91億円余への集中質疑が行われました。5会派から行われ、市民ネットの羽場議員がトップでした。
 羽場議員の質問への答弁で、市長は冒頭に、義援金(日本赤十字社や市などに寄せられたもの)を、これまで対象外だった床下浸水の世帯にも配分する方針を明らかにしました。1世帯15,000円を想定し、10月上旬に開く配分委員会にかけるとのことです。罹災証明がなくても、写真などの資料での確認や、資料がなくても消防局が発生当時に把握した浸水区域と照合するなど柔軟に対応するということです。
 なお、2017年度の決算審査特別委員会が、一般、特別、企業と3つたちあがり、私は特別会計になりました。2017年度の決算で気になることがあれば、ご連絡をください。
 また、豪雨災害をうけて、岡山市議会では「平成30年7月豪雨災害対策等調査特別委員会」が設置されました。豪雨災害の被害の概要や市の対応や課題、また被災者支援などについて調査されます。委員は16人です。
 議会終了後は、明日の委員会にむけての会派会合を行いました。明日の委員会への準備がまだまだ残っています。

 安倍政治がこれからも続くとのこと。気が滅入る。

 家に帰ってメールをあけると、認可保育園に子どもを預けたいと切実な文章が並んでいました。アチコチからお声があり、申し訳ないばかりです。



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9月13日 個人質問2日目 & ネグロス・キャンペーン岡山例会

2018-09-13 | 議会

 個人質問2日目です。今日も豪雨災害の話が相次ぎました。
 私の地域の京山中学校もそうだったのですが、開設された避難所70箇所の避難所のうち9箇所が、周辺の道路冠水・川水位上昇などで住民がたどりつけない事態になったということです。このうち3箇所は安全確保のためにほどなく閉鎖しています。見直しを検討ということです。
 また、河川改修については初日から様々な質問が相次いでいます。これまでの取り組みが不十分であったのだということです。旭川水系の砂川の決壊は平島に大きな被害をもたらしました。また、私の暮らす津島を含めた被害は笹ヶ瀬川水系となります。国、県、他自治体とも関わり、要望・調整をしながら、進めていかなければなりません。大元が質されなければ、復旧をしても不安はつきまといます。

   *        *        *

 夕刻には、大学女性協会バザーで集めた西日本豪雨災害への寄付は、真備町への支援をおこなっている「なかよし薬局」の中山智津子さんに役立てていただくことにしており、曽田支部長と角田国際委員長とともにお渡しにいきました。 
 その後、ネグロス・キャンペーン岡山の定例会。もうじき完成DVD「甘いバナナの苦い現実」を皆さんとみる集まりを、11月に持つことにしました。アジア太平洋資料センター作成です。
 ネグロスでの飢餓をきっかけに、美味しくて安心できるバランゴン・バナナの草の根貿易を手がけてきました。故・鶴見良行が『バナナと日本人』で私たちとバナナ生産地の関係を問いかけてくださってから約40年。スーパーでは「高地栽培バナナ」などいろんな種類のバナナが並ぶようになりましたが、生産現場はどうでしょうか。一緒に学んでみたいと思います。詳しいことが決まったら、お伝えします。

 


 
 

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