岡山市議会ICT化検討会が行われました。各会派から1人、市民ネットから私が参加をしています。 今回は、タブレット端末をそれぞれが持って、ICT機器のデモンストレーションをしました。
資料やメモをみんなで共有をしたり、実際に検索や書き込みや付箋貼りをしてみました。 これまでの委員会の資料や予算書などをタブレットに保存をしておき、必要なときに見ることができるのはいいと思います。また、参加している委員の皆さんと資料の共有をしたり、膨大な内容のある予算書内を検索するには便利です。書き込みや付箋貼りは難しいように感じました。何より、資料の読み込みや検討が十分にできるのか。かなり不安があります。
タブレットになれない議員もいるので、紙媒体との併用はどうしても必要ですが、果たして、本当にペーパーレスや作業時間の縮減につながるのか。議会活動に寄与するのか。 次回は、さまざまな場合を想定して、どのくらいの経費がかかるのか。見積もりを出してもらうことになりました。例えば、先行政令市のなかではランニングコストが年間約650万円かかっているとのことです。
会派会合ももたれ、市民ネットの皆さんに検討会の報告をすると、それだけのお金を使うのなら、委員会のインターネット化など他のことも考えられるのではないかとの意見がありました。
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夕方からは、「まちづくり推進機構岡山」の総会と懇親会に参加をしました。「防災」にも力をいれていらっしゃるNPO法人です。
自分たちがしてきたことが今回の災害のなかでどのように生かされたのか、浸透しているのかが問われたとはじめに言われました。これまで、ワークショップなどに入っている地域では役立ったという声をいただいているようです。
大きな被害があった真備町箭田地域には一度も入ってなかったのが残念だったとも。各地域で住民自身で防災マップを作るサポートもしておられ、会場に貼ってありました。こういう取り組みをしている地域は、いざ、災害のときに役立つと思います。
また、メンバーの中に建築士関係の方が多いNPO法人なので、被災現場にはいって具体的にアドバイスを行っておられます。1Fが被災しているので家の2Fで生活している方も多いが、耐震からみると、とても怖い状態であると。地域の工務店は家々に合った仕様ができるのだけど、若い人ほどメーカーで家を建てる場合が多く、そうなるとメーカーと話してもらうしかない。など、交流会も含めて、いろいろ参考になるお話が聞けてよい時間になりました。私の周りの皆さん、今回の災害支援で本当によく動いていらっしゃいます。
◎ (NPO法人)まちづくり推進機構岡山
http://www.ubusuna.jp