里親家庭で育った若者3人の声を聞く集まりがありました。「子どもの声からはじめよう 〜 里親家庭で育った若者の声から、子どもへの関わりを考える 〜 」。
3人とも、児童養護施設と里親家庭を経験していらっしゃいます。ご自身が育った時間を、ご自身の心、そう感じた理由や環境を整理をして、ご自身の言葉で伝えてくださいました。
そして今、3人とも、社会的養護が必要な子どもたちに寄り添う道を模索していらっしゃいます。
3人の言葉は心に迫り、また、集まった皆さんの温かな眼差しのなかで、3人をはじめとする皆さんに感謝の想いとともに、これからすべきことに心が引き締まりました。
司会進行の川瀬さん。そして、あらちゃん、むっちゃん。歩んでこられた道は3人3様でしたが、周りで過ごす私たちや社会に求められていることは共通していると感じました。それは色々とありますが、そのなかの一つは…。今回のテーマである「子どもたちの声をきくこと」。
話のなかで、学校の先生に伝えても信用してもらえなかった。児童相談所の方が来られても伝える機会がなかった。また、伝えることの難しさへの理解。司会の川瀬さんから2人に、「あの頃の自分に、どんな声をかけてあげたい?」と。
こうして、声を伝えてくれる若者たちが出てきていることに感謝。そして、私たちは、たとえ赤ちゃんでも、子どもたちが声や思いをしっかり伝えられる、その声を受けとめられる環境を作っていかないとな、受けとめられる私自身をと思います。それは、地域づくりにもつながります。
3人は関東圏から来られ、トンボ帰り。ぐるーんと岡山市が主催でした。コロナ対策、そして、プログラムの作り方も素晴らしかったです。これからに生かしていきますね。