栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

菊花賞一言コメント

2017-10-21 08:37:46 | 血統予想

全部はシンドイので、一桁人気まで

ブレスジャーニー:テースト≒Storm Birdナスペリ斬
ウインガナドル:Princely Gift細身黄金配合
クリンチャー:掻き込みスピリッツミノル
トリコロールブルー:ステゴネイエフ
サトノアーサー:大跳びフルーキー
サトノクロニクル:下り下手コーナー下手ハーツ
ベストアプローチ:欧風Robertoサドラー
ミッキースワロー:カンパニーGrey Sovereign増し増し
キセキ:ディープ前駆Danzig後駆
ダンビュライト:軽快ラブラドライト
アルアイン:リアルインパクトA.P.Indy風

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競馬道OnLineプレミアム予想 10/21,22

2017-10-20 11:48:52 | 血統予想

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました
マウレアは桜花賞向きのイメージでPOG推奨したんですが、体型やスピードの乗りを見るとむしろオークスというか、ラキシスなんかに近いイメージですかね

ノルマンディーのピック馬はテネシーワルツ(栗山さんとダブルピック)もマンデルーシュも満口に、一頭様子見してるのはまだ様子見できそうなので、今のところ目論見どおりかなと(・∀・)

3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典 2017-2018』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、「栗山求、望田潤 今週のBLOOD穴ライズ!」という新コーナーを開始することになりました
今春まではG1レースのみの予想でしたが、今シーズンから1日3Rに拡大してお届けいたします(12/28まで)


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

10/21,22は栗山求の担当。よろしければご覧ください
NETKEIBAの「No.1予想」「厳選予想 ウマい馬券」の予想は通常どおりアップします

菊は今年も、道悪になっても、やっぱり「いかに下るか」をメインテーマとしたいレースで、サトノダイヤモンドもキタサンブラックもトーホウジャッカルも、ゴールドシップもオルフェーヴルも、前駆を上手く使って前肢を伸ばしてゴールを駆け抜けたし、唯一道悪になった13年にしても、“最強の前輪駆動”エピファネイアがうなりながら下って抜け出したのです

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「一口好配合ピック」ノルマンディーから計3頭ピック

2017-10-16 17:18:09 | 共有クラブ

おかげさまで今年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2017~18)」ですが、本日ノルマンディーオーナーズクラブから栗山が2頭、望田が2頭ピックしました(1頭はダブルピックなので計3頭)
http://miesque.com/c0044.html

個人的にはこれからどう良くなるか見守りたい馬も他にいて、すぐには埋まらないとみて何頭か様子見させてもらいます

現在キャロット(16)、シルク(11)、ジーワン(8)、東サラ(7)、ラフィアン(5)、ウイン(3)、ノルマンディー(3)、ユニオン(3)、ワラウカド(2)からピックしています

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10/14,15の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2017-10-16 10:36:38 | POG

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤が推奨したマウレア(牝2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

◎マウレア(牝・母バイザキャット)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015101373/
アユサンの全妹で、母母Buy the FirmはGood Example≒War Relicのニアリークロス4×4を持ちトップフライトH(米G1・ダ9F)に勝った。ディープ×Storm CatはSir Ivor≒Terlinguaのニアリークロスで柔らかく出すぎるきらいがあるので、母母にWar Relic的なパワーを入れるのがセオリーだ。(望田)

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤が推奨したオハナ(牝2歳)が日曜東京3Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

○オハナ(牝・母ハウオリ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104456/
キロハナやハナレイムーンの全妹。母母ノースフライトは安田記念やマイルCSに勝った女傑。キロハナは3度の長期休養を挟みながらも7戦4勝と高い能力を見せており、ハナレイムーンも重賞で掲示板に載りつづけている。全体にHyperionが強い配合で、牝馬だと小柄に出すぎる心配はあるのでそこは要チェックポイント。(望田)

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したフォックスクリーク(牡2歳)が日曜京都5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

○フォックスクリーク(牡・母クロウキャニオン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104763/
おなじみのディープ×クロウキャニオンで、カミノタサハラ、マウントシャスタ、ボレアス、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイ、クリアザトラックの全弟。走るディープ産駒の教科書的な配合だが、ナスキロのクロスやBurghclere≒Aureoleのニアリークロスを持つだけに、牡駒が芝中距離で成功しやすい配合でもあるだろう。(望田)

◎フォックスクリーク(牡・母クロウキャニオン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104763/
ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイの全きょうだいにあたるおなじみの血統。これで6年連続の指名となる。過去、全兄5頭はすべてPOG期間中に2勝以上を挙げているので確実性が高い。母方に入る Caerleon、Vaguely Noble は父とニックスで、「ディープ×フレンチデピュティ」もショウナンパンドラ、ウリウリ、マカヒキなど活躍馬が目白押し。(栗山)

■土曜新潟8R500万下 ミッキーグローリー(ディープ・栗山)
■土曜東京11R府中牝馬S2着 ヴィブロス(ディープ・栗山&望田)
■日曜新潟10R粟島特別 エイシンティンクル(ディープ・望田)
■日曜新潟12R寺泊特別 トゥザクラウン(POG・望田)
■日曜東京12R神奈川新聞杯 ペイシャフェリシタ(POG・望田)

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下記エントリ「17年POG開幕前に、ディープ×Storm Catの復習を少し」で書いたように、ディープインパクト×Storm Catの組み合わせは、JRA出走43頭で32頭が勝ち馬、勝ち馬率74%で一頭平均賞金約6800万円(ディープインパクト産駒全体が勝ち馬率62%で平均賞金3840万円、いずれもTARGETのデータ)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/800f325a4d434540f6e95071bc38ccb0

この黄金配合の根拠は、下記のようにSir Ivor≒Terlinguaのニアリークロス(Sir Gaylord≒SecretariatとAthenia≒MenowとSir Gallahadが共通)によって主に説明でき、両者のナスキロ柔さ、日本の高速芝をしなやかストライドで走るような体質走法がよく伝わる配合といえます(だからエイシンヒカリ、リアルスティール、キズナ、ラキシス=サトノアラジン、アユサンと、この配合は大箱のG1しか勝ってない)





「ニアリーなクロスならば、5/8ぐらい同じならば何でも評価するんですか?」とよく聞かれるんですが、「全きょうだいクロスや3/4同血をふつうのクロスより評価する」というのが配合史的思考で、それはつまり、「全きょうだいクロスや3/4同血ができてしまうほど、優れた名牝名繁殖の血を含んでいるから評価するのだ」ということなんですね

だから血脈構成が似通っていればなんでもいいというわけではなくて、そういう優れた牝馬の血が異なるラインを通じて含まれているかどうかがまず重要で、このSir Ivor≒Terlinguaのニアリークロスの場合も、Sir Gaylord≒SecretariatとAthenia≒Menowと、あとはPlucky Liegeなんかも含まれるかな、そういう名牝名繁殖の血を含むニアリーな関係だから素晴らしいのだ、ということですね

Sir Gaylord≒Secretariatはナスキロ血脈でも最も柔らかい血で、新種牡馬ロードカナロアが“マイルのディープインパクト”というべき柔らかさをよく伝えているのも、その母レディブラッサムがSecretariat=Syrian Seaの全きょうだいクロス3×4を持つからだ、ということは折に触れて書いてます

むしろこの配合の弱点は、岡田総帥もGCの番組で仰ってたように、柔らかさしなやかさを伝えすぎて、“柔”に振れすぎて、緩くて非力で緩慢な方向に振れすぎるきらいがあるところで、だから上記エントリでは「ディープ×Storm Catは、母母のところにもうナスキロ血脈は要らない」と書いたのです

“柔”に振れすぎるところを“剛”に振り戻すには、何かパワーのある血を、パワーの要素を補強しなければならないわけで、そこで注目されるのがEight Thirty、下記のようにWar RelicやGood Exampleとニアリーな血で、Storm Catの血統表中で最もパワーのある血です





そのあたりを改めて踏まえた上で、今年のPOGではマウレアとミッキーマインドをピックし、ひとまず2頭とも新馬勝ちしてくれたわけですが、そのときにメテオさんに指摘されたように、実はミッキーの母系にはGonfalonというナスキロ血脈が一つ入る



まあナスキロ血脈といっても北米最強のパワーを誇るWar Admiral×La Troienneの組み合わせも入るので、これならそれほど“柔”な方向には振れないだろうとタカをくくってたのですが、やっぱりディープ×マイグッドネスという配合は、ミッキーグッドネスもミッキーマインドもちょっと小さく出るしちょっと肉が足りないし、もうひとパワー足りないと言わざるをえない

アユサン=マウレアの母母Buy the FirmはトップフライトH(米G1・ダ9F)勝ち馬ですが、見てのとおりGood Example≒War Relic4×4でナスキロなし





土曜の新馬のパドックを見たときに「そこそこ馬格があって適度に締まりがある」とほめましたが、やっぱりディープ×Storm Catの「残りの1/4」はこれぐらい締めてあげないとね

エイシンヒカリの全妹エイシンティンクルは日曜の粟島特別を逃げ切って3勝目をあげましたが、これも母母のところにWar Relicが入りナスキロ血脈が入らない成功形で、兄妹ともにPOGで推奨しています



でもティンクルにしても、現状はSir Gaylord的にトモが少し非力で、前の駆動の良さで走っているところは多分にあって、だから柔らかストライドで平坦大箱をワンペースで走ると強く、平坦大箱では[2-1-0-0]でアドマイヤリードにちょこっと差されただけ

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第22回秋華賞回顧~ついにハービンジャー、今年もHaloクロス

2017-10-15 16:52:07 | 血統予想

京都11R 秋華賞
◎15.ヴゼットジョリー
○14.ディアドラ
▲1.アエロリット
△16.ファンディーナ
勝てばアッサリなのはアエロリットとファンディーナだろう。昨年はヘイロー3×4・5のヴィブロスが勝ち、父(ヴィクトワールピサ)がヘイロー3×4のパールコードが2着。京都内回りらしい決着だった。ファンディーナはヘイロー3×5でフラワーCの勝ち方なんかは女ヴィクトワールピサという凄味があったが、果たしてひと叩きで春の輝きを取り戻せるかどうか。アエロはパワー抜群なので馬場が渋るのはプラス。
ディアドラは皐月2着ペルシアンナイトと配合の輪郭(ハービンジャー産駒で母系にサンデーとヌレイエフとニジンスキーとオリオール)が似る。こちらはソニンクの牝系で母はヘイロー3×4。内回り小回りを捲り差せる機動力を持ち合わせているし、渋った馬場もこなすから、連軸はこれでいいのかもしれない。
馬券的に狙ってみたいのはヴゼットジョリーだ。ローエングリン×サンデーサイレンスでヘイロー4×3というのはロゴタイプと同じ。ヘイロー的な脚捌きからも内回り向きの機動力はあるタイプだろう。母母父ソーマレズはスタミナ溢れる血の凱旋門賞馬で、母フレンチビキニもその全姉フレンチアイディアも中距離で勝ち鞍がある。馬体を見てもマイラー然とは映らず、この距離延長と内回り替わりでベストパフォーマンスを叩き出す可能性は多分にあるとみた。

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ディアドラについては、紫苑Sの予想コメントからまず再掲します

<ディアドラは現場で見た矢車賞のパドックが圧巻で、予想では他の馬を◎にしていたのだがこの馬に勝たれると観念したほど馬っぷりは抜けていた。これはオークスでも印を回そうとそのときに決めたほどだ。紫苑Sはエアレーションがきいている中山開幕週なので外差しが決まりやすいし、前走のような競馬ならまず勝ち負けだろう。母ライツェントは名繁殖ソニンクの娘で、スペシャルウィーク牝馬も繁殖として優秀だから、オデュッセウスやディラドラぐらいの馬は毎年産んで不思議ない>

1歳の半妹(父エンパイアメーカー)はキャロットクラブで募集されてますが(もちろん既に満口)、それをピックしたときのコメントも再掲

<この馬は血統配合は◎で最初からリスト入りしていたのですが、実馬を見るとあまりにもエンパイアメーカーっぽくてダートで二つぐらい勝てそうかな…ぐらいの第一印象で、それほど人気にもならないだろうと様子見候補だったのです。しかし私の周りの馬見できる人が揃って体幹が強いと褒めるので、何度もDVDを見返すとたしかに動きにブレがなくてエンパイアメーカー産駒らしい芯の強さを感じます。これならダ1800mで募集価格は回収できそうだし、活躍馬頻出ソニンクの牝系にエンパイアメーカー×スペシャルウィーク×Machiavellianと「優秀な母父を持つ優秀な母父」が代々配されてきて、とにかく繁殖として非常に魅力的な血統。アワブラッドらしい推奨として追加ピックすることにしました>

そして金曜のエントリ「うなるステラマドリッド」では

<ディアデラとペルシアンナイトってなかなか配合似てるんですね(両者の母を組み合わせてますが、父ハービンジャーと、母系にサンデーサイレンス、Nureyev、Nijinsky、そしてAureoleが共通)。なるほどディアデラは“Haloましましペルシアンナイト”ってところですかね>

けっきょく今年もHaloクロスという結末やったわけですが、3~4角で最内をスルスル押し上げて直線抜け出してくるときの機動力とコーナリングはまさに“Haloましましペルシアンナイト”、まさにHalo的で、あそこを捌いたルメールも見事ですがHaloだからこそ捌ける





ついにハービンジャー産駒がG1制覇ということになりましたが、ディアドラもモズカッチャンもペルシアンナイトも、G1で馬券に絡んだハービンジャーはみんな母系にNureyevを持っており(そのあたりについては下記エントリ「ハービンジャーとDansiliが…」を参照)、ディアドラの場合は母がNorthern Dancerのクロスが薄い(4×5)のもハービンジャー産駒としてはほめられると思います

ハービンジャーとDansiliがナスペリオン的に斬れる理由
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/7ee3062dfc82b5ee11f67c822003c635

リスグラシューについては“女ローズキングダム”と評してきて、細身で小柄でMill Reef的な斬れで差す大箱向きの中距離馬だと書いてきました

だから内回りのここは印を落としたんですが、ユタカは早めに外に出して、ストライドロスだけは避けるという乗り方で長く脚を使わせたのはさすがで、しかしハーツクライは京都のG1ではどうしても、どう乗っても2着になってしまう

モズカッチャンはNorthern Dancerのクロスがうるさい配合なのでわりと完成が早いタイプとみて、オークスでのディアドラとの着順は入れ替わるだろうという読みやったんですが、終わってみればオークス2,4,5着の叩き合いでしたね(1,3着は不出走)

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日曜のボツ予想~1400にズレた馬

2017-10-15 09:35:51 | 血統予想

昨夜は「フューチュリティ」2017年秋号(ジェイエス発行)を布団に持って入っていつの間にか寝てたんですが、これエピファネイアやキズナなんかの初年度産駒がズラッと掲載されているのはもちろん必見ですが、EnableやChurchillなど海外大レース勝ち馬の立ち姿が見れるのがいいんですよね…5代血統表や牝系図と見比べながら読んでます







パカラの広告も載ってました(・∀・)

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京都3は◎ブラックジルベルト
POGではノヴェリストからも一頭…ということでこれを取り上げたんですが、母方のマイラー体型とNight Shift≒ノーザンテースト4×4のパワーで走るマイラーで、斬れ味がないので外回りのスローだとディープにナデ斬られてしまいますが内回りのここは決めたい



ちなみにノヴェリスト産駒のJRA7勝の内訳は、阪神芝内1400、福島芝1800、中京芝1400、中山芝内2000、中山芝1600、東京芝1800、京都芝内1400、いわゆる大箱で勝ったのは母父ダンスインザダークのNijinsky体型を受け継いだギルトエッジだけ
母方のパワーが強い○ロードマドリードもストライドで差せないので内回りがベター、穴はHalo4×4とSadler's Wells≒Nureyev3×5と機動力で固めたアンライバルド産駒▲サクセステーラー

もみじは◎ダノンスマッシュ
つまるところ新種牡馬ロードカナロアについては、その母レディブラッサム(Secretariat=Syrian Sea3×4)の柔らかさしなやかさを強く伝えるため、産駒のタイプにしても成功する配合パターンにしても“マイルのディープインパクト”というような捉え方をすればいいのではないかと思っとります
ディープがDanzigやNureyevやフレンチデピュティの頑強マイラーとの配合で筋力を補い体質を締めることで成功しているように、カナロアもファルブラヴやクロフネの肌で成功しNureyevのクロスで成功している
本馬は母がRoberto4×3で母父はDanzig×Alydarでダ短距離の突進力を伝えるハードスパン、ジェンティルドンナの母父BertoliniはDanzig×Alydarのスプリンターでした
ちなみにカナロア産駒は今のところ芝稍[3-1-0-2]重[1-0-0-0]、馬場が渋るのはむしろ歓迎



○ミッキーマインドの前走大敗は道悪というより馬を怖がる気性面に因るものとすれば、ここは直線で外に出せれば、ディープ×Storm Catですから配合的には京都外が一番斬れるはず
☆イイコトズクシも母父アフリートなので馬群はダメっぽい馬で、ここは少頭数の外枠で前走のように気分よく差せそうだし、やや緩慢な走りで時計がかかるならなおいい

信越は○アポロノシンザンはサクラバクシンオーにHaloとStorm CatとMr.Prospectorの軽いスピードを重ね、こういうバクシンオーはしなやかすぎてスプリンターにはならずグランプリボスのように1400~1600にズレますが、この馬もスプリンターではなく1400馬





馬券的な妙味は◎トーキングドラムで、非常にオーソドックスな「3/4Northern Dancerクロス,1/4サンデーサイレンス」ですが、母母アンスチュアート(Northern Dancer≒Indian Hemp2×3)がこれといった特長がない血統
だから素直にKingmamboのパワーと機動力で走るタイプで、狙うならばこの内1400m、阪急杯でも◎にした私が言うのですからたぶん間違いないです(・∀・)

「No.1予想」では秋華賞を、「厳選予想 ウマい馬券」と「競馬道OnLine」では秋華賞とオクトーバーSと神奈川新聞杯を予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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土曜のボツ予想~東京をストライドで、京都内をピッチで

2017-10-14 09:47:57 | 血統予想

白秋はダイワメジャー戦争の様相ですが◎ボールライトニングで
母系にCaerleonとGreat NephewとWordenとAlycidonが入るダイワメジャー黄金配合で、母のナスキロ柔さを受けメジャー産駒ながらストライドで走る馬
京王杯2歳S勝ちがある東京1400がベストコースで、オーロCでも最後方からタガノブルグはもう一完歩で差しそうなぐらいの脚は使ってました



紫菊賞はトゥザフロンティアが人気ですが、前走時にも指摘したように内回りのコーナー加速力が低いのでここも同じようなレースになってしまう可能性があり、◎はドンアルゴス
父がノーザンテースト4×3、母がRoberto3×4、自身はサンデーサイレンス3×4、しかしシンボリクリスエスは非Northern Dancerなので、「3/4Northern Dancerクロス」「3/4Hail to Reasonクロス」でまとまった配合でもあります



そしてよく吟味すると、Robertoの父(Hail to Reason)、母父(Nashua≒Nantallah)、母母父(Bull Lea)をクロスした配合でもあり、なるほど“Roberto風味のドリームジャーニー”というピッチで新馬勝ち、内2000の機動力ではここでも一枚上かと

そうそう京都3ショウナンマリブは「パーフェクト種牡馬辞典」でシンボリクリスエスを担当したのでPOG推奨した馬で、これもRoberto3×6にHaloとNureyevを合わせているので(Robertoの父と母父と母母父をクロスしているので)RobertoらしさがONになりやすい配合でもあり、フットワークをみても内回りのほうがベターなタイプやと思うので、この人気なら馬券にしたいです



「No.1予想」ではプラタナス賞を、「厳選予想 ウマい馬券」と「競馬道OnLine」ではプラタナス賞と府中牝馬Sと清水Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします

今日の新馬は、レッドアルディ(一口&POG)、グラマラスライフ、マウレア、ショウナンアンビル(POG)、それぞれパドックを見るのが楽しみです(・∀・)

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うなるステラマドリッド

2017-10-13 22:38:02 | 配合論

この夏ダート路線をブイブイ言わせたテイエムジンソクとアエロリットは、以下のように、ともに父がクロフネで、3代母(マイサクセション≒ステラマドリッド)が3/4同血という面白い関係



マイサクセション≒ステラマドリッドの母My Julietの母My BupersはBlue Larkspur≒Balladier3・4×3という凄い配合で、これがこの名牝系の活力源といえるのですが、My Julietの母父父Gallant ManはMah Mahal3×3で柔らかな体質と激しい気性を伝えることで知られます



アエロリットもテイエムジンソクも、馬の行く気にまかせて行かせることで開花した感がありますが、それは無我夢中で行ってしまうようなGallant Manの気性のイメージでもあり、4角でうなってるのはAlydarの凄いパワーのイメージでもあります

My Juliet(Gallant Romeo)
├ステラマドリッド(f.Alydar)
│├アイルドフランス(f.Nureyev)
││├スターアイル(f.ロックオブジブラルタル)
│││└ミッキーアイル(m.ディープインパクト)
││└アステリックス(f.ネオユニヴァース)
││ └アエロリット(f.クロフネ)
│└ダイヤモンドビコー(f.サンデーサイレンス)
└マイサクセション(f.クリミナルタイプ)
 └マイグリーン(f.ダンシングブレーヴ)
  └マイディスカバリー(f.フォーティナイナー)
   └テイエムジンソク(m.クロフネ)

ミッキーアイルはマイルCSとNHKマイルを逃げ切り、ダイヤモンドビコーは阪神牝馬Sを3-1-1で勝ち、府中牝馬Sを2-2-2で勝ちました
サクラバクシンオーやギャラントアローなんかも、Gallant Manらしい気性でガンガン行く馬やったなあ~という印象があります





ノリがアエロのことを「難しい馬だ」と言うのは、Gallant Man譲りの一本気な気性に加え、クロフネやNureyevやAlydarなどパワー豊富な血を受け加速そのものも凄いからだと想像していますが、そんなアエロリットが今回1枠1番から逃げるのかどうか、逃げるとしたらどんなペースで逃げるのか



今回はやりませんでしたが、アエロリットを一言コメントで評するならば“一本気なフサイチパンドラ”ですかね

ところでディアデラとペルシアンナイトってなかなか配合似てるんですね(両者の母を組み合わせてますが、父ハービンジャーと、母系にサンデーサイレンス、Nureyev、Nijinsky、そしてAureoleが共通)
なるほどディアデラは“Haloましましペルシアンナイト”ってところですかね(・∀・)



土曜は「No.1予想」でプラタナス賞を、「競馬道OnLine」でプラタナス賞と府中牝馬Sと清水Sを予想しています(「ウマい馬券」の予想は、明朝に前売りオッズを見てからアップしようかと)

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本日発売『サラブレ』11月号&競馬道OnLineプレミアム予想(10/14,15)

2017-10-13 09:46:23 | お知らせ



快速The FactorがJBBAで一年リースで供用されるそうで、Northern Dancer≒Icecapade3・6×3、Mr.Prospector5×3でなかなか自己主張強そう
根岸Sとか昇竜Sで好走しそうな馬を量産するアベレージヒッターでしょうが、下記のようにRubianoで遊んでおくと、後々いいことがあるかもです(・∀・)





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本日10/13発売『サラブレ』11月号、第一特集は「狙いたい馬から予想の考え方までを語る『金満血統王国』王様・田端到&『重賞アプローチS』亀谷敬正 秋G1を読み解く2大巨頭対談」


http://www.enterbrain.co.jp/sarabure/book/
私は第二特集「人気父系となる未来が見えた!この秋以降はステイゴールド系に乗れ!」にて、「ステイゴールド系繁栄の未来」というコラムを書いておりますので、ご一読いただければ幸いです

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3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典 2017-2018』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、「栗山求、望田潤 今週のBLOOD穴ライズ!」という新コーナーを開始することになりました
今春まではG1レースのみの予想でしたが、今シーズンから1日3Rに拡大してお届けいたします(12/28まで)
http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html



10/14,15は望田潤の担当。前日夕刻にアップされますので、よろしければご覧ください
NETKEIBAの「No.1予想」「厳選予想 ウマい馬券」の予想も通常どおり提供します

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クロフネ×サンデー×○○○

2017-10-12 14:08:28 | 配合論

エーデルワイスは7/8ラブミーチャンのストロングハートが◎
グランド牧場すぎる配合です(・∀・)



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「父クロフネ×母父サンデーサイレンス」の組み合わせのJRA重賞連対馬は11頭いますが、うち9頭は以下の3パターンに大別できます

1) クロマサコ(クロフネ×サンデー×チヨダマサコ牝系の黄金配合)…ホエールキャプチャ,ベストクルーズ



2) 母母にMr.Prospectorが入るパターン…フサイチリシャール,ブラボーデイジー,マイネルクロップ,セイコーライコウ



3) 母系にSpecial血脈(Nureyev,Sadler's Wells,Thatchなど)が入るパターン…バトードール,トリップ,トシギャングスター



クロマサコが成功した根拠については過去のエントリを読んでいただくとして、ここでは2と3のパターンについて考察すると、ようするにどちらも、最近よく書いている「Robertoの父と母父と母母を同時にクロスする配合」なわけですね

Robertoとサンデーサイレンスが出会うと、以下のようにHail to ReasonとBull Leaのクロス、つまりRobertoの父と母母父をクロスすることになります



RobertoとMr.Prospectorが出会うと、以下のようにBramalea≒Gold Diggerのニアリークロス、つまりRobertoの母をニアリークロスすることになります



RobertoとSpecial血脈が出会うと、以下のようにNashua≒Nantallahのニアリークロスになり、つまりRobertoの母父をニアリークロスすることになります



クロフネ×サンデーサイレンスは、母母のところにMr.ProspectorやSpecial血脈をもってくることで、Robertoの父と母父と母母をクロスすることで成功しやすいといえる

たとえばショコラブランなんかも同じことをやっていて、母系に入るDelta Judgeの母はRobertoと母と3/4同血です(Bramalea≒Beautillion)





こういう観点から、クロフネ×ネオユニヴァース×Nureyevのアエロリットの配合を見つけなおしてみるのもまた一興かと

コメント (11)
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