栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

9/30,10/1の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2017-10-02 09:59:26 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で望田潤が推奨したアルモニカ(牝2歳)が日曜阪神5Rの新馬戦(芝1400m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ロードカナロア
母アフリカンピアノ(ディープインパクト)
牝 募集価格:1800万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104667/
母アフリカンピアノはワールドエースの全妹で不出走。その母マンデラは独オークス3着馬でLis≒Norfolk4×4。4代母MandelaugeはAlycidon=Acropolis4×3とTicino4・5×4。代々Hyperionとドイツ血脈が重ねられてきた牝系です。キングカメハメハ産駒においてドイツ血脈を1/4異系に使うような手法はクルーガーやケルフロイデで成功しており、ロードカナロアもNorthern Dancerのクロスが強い(5・5・7×4)ので、Northern Dancerのクロスが比較的薄く(5×4)ドイツ血脈の強いアフリカンピアノとの配合は無理がありません。レディブラッサム(Secretariat=Syrian Sea3×4)とディープインパクト譲りの柔らかさを感じさせる体質で、母方は非常に成長力に富むので、これからまだまだ大きくなると思います。しなやかな1400m寄りマイラーとして桜花賞路線で、また古馬になって更に楽しめる馬ではないでしょうか。(望田)

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤が推奨したヘンリーバローズ(牡2歳)が土曜阪神3Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

○ヘンリーバローズ(牡・母シルヴァースカヤ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104813/
シルバーステートやオリハルコンの全弟で、シックスセンスのイトコ。母シルヴァースカヤはロワイヨモン賞(仏G3・芝2400m)勝ち。Silver HawkはRoberto系らしい男性的な血で、グラスワンダー産駒もスクリーンヒーロー産駒も活躍馬は牡ばかり。シルヴァースカヤ仔も牡のほうが狙いが立つし、ディープ×Roberto系もディーマジェスティを筆頭に明らかに牡が走る。(望田)

■土曜中山6R500万下 ストロングレヴィル(POG・望田)
■日曜阪神10R道頓堀S アットザシーサイド(POG・望田)

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凱旋門賞1~3着馬の血統については、木曜のエントリ「Robertoパワーでねじ伏せるエネイブル、Mill Reef斬れで差すユリシーズ」で書いてますので、他に付け足すこともないのでそちらをご覧ください



ブログ見た人からは「凱旋門当たったんですか」みたいに言われますが、私はスミヨン+Zarkavaのコンビがあまりにも人気がないのでここから入ってました(^ ^;)
日本馬については、これだけ馬場が合わなかったらどうしようもないとしか言いようがなく、グランプリボスなんかもそうですが馬場が合わないとほんとドカ負けしますから…
向こうでレースに出ると走り方が変わる馬はよくいますが、サトノダイヤモンドのこの2戦は悪いほうに変わっていたとしか言いようがなかったです
まあサトノダイヤモンドについては前にも書きましたが、「歴史的名馬ではなく、歴史的名馬や歴史的名種牡馬の父となりうる配合馬だ」というのが私の見立てで、だから今回はいいレースになればいいなと思ってたんですけどね…お疲れさまでした

日曜の競馬観ながら「母ダイワスカーレットやオメガハートランドでちゃんと好中距離馬が出て、ノヴェリストますます楽しみですね」という話を三輪さんとしてて、「Monsunといえば、私アルモニカ推奨してたんですよ」とプチ自慢したら、「私も知り合いにススメまくってましたよ!」とプチ自慢し返してきて、さすがにドイツ血統に関しては譲らんなあ~と(^ ^;)、でもちけさんからツアーのとき推しまくってたという証言がありました
「ロードカナロア×ディープインパクトで、ドイツ血統マンデラが1/4異系」というのは配合形としてはもう最高なのですが、ややパワー不足というか肉がつかない心配がある配合でもあり、しかしパドックを見ると420キロの牝馬という字面ほど非力なタイプではなかった



三輪さんとも言ってたんですが、小柄な牝馬で仕上げやすかった反面、5月の遅生まれでまだまだ成長途上の段階ですから、そういう意味でも先々が楽しみになる新馬勝ちやったかなと
しかし種牡馬ロードカナロアは本当にレディブラッサムのナスキロ柔さをよく伝えており、フレンチデピュティやファルブラヴの頑強マイラー牝馬との配合で成功しているあたりは“マイルのディープインパクト”という趣もあります
だからロードカナロア×ディープインパクトという配合は小さく薄く柔く出すぎる懸念は少なからずあり、そこを残りの1/4でどう補うかでしょう

今日はメタボ博士が鵡川にししゃも寿司食いにいきましょうと言うので、シシャモ○○○でおなじみ大野商店さんまで足を伸ばしてきます(それから門別に行って、スペシャルウィークに会っていずみ食堂食ってくるつもり)

コメント (10)
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