小倉滞在中は海鮮、回転寿司、うなぎ、うどんなんかを食しましたが、やっぱり資さんうどんは必ず行ってしまう
専門紙買って資さんに立ち寄って、おでんで一杯やりながら根岸Sを検討して、ごぼ天うどん+鳥飯おにぎりで締めて、さて宿に戻ってもう一仕事やるかあ…という土曜夕方の一人飲みにはベストな場所です
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2023)』で栗山求が推奨したクイーンズウォーク(牝3歳)が土曜東京11RのクイーンC(G3・芝1600m)を勝ちました。
クイーンズウォーク(牝・父キズナ、母ウェイヴェエルアベニュー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021105414/
朝日杯フューチュリティSと阪神Cを勝ったグレナディアガーズの半妹。母ウェイヴェエルアベニューはブリーダーズCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)を勝ち、米最優秀スプリンター牝馬に選出された名牝。母方にUnberidledを持つキズナ産駒は、以前はダート向きのイメージが強かったものの、このところリビアングラス(京都新聞杯-3着)、ティムール(青葉賞-3着)など芝向きの活躍馬が出ている。グレナディアガーズの半妹、キズナの牝馬であることからも芝で活躍できるだろう。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2022)』で望田潤が推奨したベルウェザー(牡3歳)が土曜京都6Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。
★DMMバヌーシー
父ニューイヤーズデイ
母ヴィラ(ディープインパクト)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021105425/
牡 募集価格:1800万円
ルークズネストやペコリーノロマーノの半弟。母母サミットヴィルはメイヒルS(英G3・芝8F)勝ち馬でシンギュラリティの母。母方にはChief's Crown、Mill Reef、Nureyevと野太いナスペリオン血脈が入り、適性はマイル寄りですが野太い斬れ味を伝える牝系です。父ニューイヤーズデイは北米2歳チャンピオンで、重心の低いガッチリ体型のパワーマイラーですが、その父Street Cryは日本向きのMachiavellianのラインで、ディープインパクト肌やハーツクライ肌との配合でオープン級の芝マイラーも出す種牡馬とみています。本馬は歩かせると母方のナスペリオン的な体質が全開で、ルークズネストやシンギュラリティのイメージに近いところを容易に描けます。大箱向きで末脚手堅い1800寄りマイラーで、長く楽しめる馬だと思います。(望田)
■土曜東京4R1勝クラス ピュアグルーヴ(一口・栗山)
■土曜京都11R洛陽S ドゥアイズ(一口・栗山)
■土曜東京11RクイーンC2着 アルセナール(一口・望田&栗山、POG・望田&栗山)
■日曜小倉7R1勝クラス アストロフィライト(ディープ・栗山)
■日曜京都7R1勝クラス ロードラプソディ(一口・栗山)
■日曜小倉8R1勝クラス ダノンボレロ(POG・栗山)
■日曜東京10RバレンタインS レッドヴェイロン(一口・望田)
ジャスティンミラノの母マーゴットディドはナンソープS(英G1・芝5F)の勝ち馬で、ベルモントオークス招待S(米G1・芝10F)のマジックアティテュードやサンドリンガム賞(仏G2・芝1600m)のMission Impassibleを産んでいる有能な繁殖でもあります
配合は絵に描いたような「3/4Northern Dancerクロス」で、My CharmerとMill Reefがナスキロラトロで脈絡、しかも母母CaraniyaはNasrullahとPrincequilloとDelsy≒Apolloniaをクロスする父母相似配合で、Darshaan的な斬れを強く伝える繁殖だろうと
マジックアティテュードはフランスではサンタラリ賞(仏G1・芝2000m)2着があり、北米での勝ち鞍はいずれもベルモントの芝コースで、脚長でいかにも大箱向きのDarshaan斬れで差してきます
Mission Impassibleは映像を見るとExceed and Excelが強いマイラーなんですが、膝下が長くてやっぱり斬れで走るフランスのマイラーって感じなんですよね
Darshaanのフレンチな斬れってのは、牝馬だとデゼルとかデンコウアンジュとかシゲルピンクダイヤみたいに実に斬れ特化で、追い込み馬だけど東京マイルのドスローの上がり33秒台を32秒台で差すようなタイプが多い
ジャスティンミラノは牡なのでもう少し重厚に斬れますが、いずれにしてもフランス血脈らしい、こういうのはスロー専という言い方もされますが、追走力ではなく斬れなんですよねDarshaanは
ルメールがタワーオブロンドン(母父Dalakhani)に乗ったときとかね、1200でも直線まで斬れを温存して差そうとするのが好きでしたね…フレンチの鉄人はDarshaanをこうやって料理するのかと
「ライトバックもこれぐらいタメがきいたら、キレッキレのDarshaanやのになあ…」とレース後に関係者と言ってたんですが、オークスまでにそんな馬になるのかどうか注目しております(・∀・)
クイーンCのクイーンズウォークは見た目に大きなソングラインという感じで、今にもうなりを上げるマイラーになりそうなのを川田が後ろからソットサスしてる感がありますな
TARGETの登録馬でキズナ産駒のノーザンファーム産率を出してみると
3歳24/143(16.8%)
4歳9/90(10.0%)
5歳12/101(11.9%)
6歳11/127(8.7%)
7歳12/169(7.1%)
数も質も黄金世代なんで、これぐらいは走らないとね…というところ
ちなみに2歳は37/136(27.2%)でした