そういえばブログの通算訪問者数が200万IP超えてました
2009年に始めた当初は一日200IPぐらいやったかな? 毎週毎月毎年少しずつ増えてきて、今は多いときは4000IPを超えるほどで、読んでくださってるすべての方に感謝しておりますm(_ _)m
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トウカイテイオーといえば柔らかく長い繋と溜息がもれるほど優雅なストライドが代名詞で、パドックの歩様からして他とはちょっと違いました
パーソロン、Princely Gift、ニンバス(Grey Sovereignの3/4兄)、Palestine、Alizier、TourbillonとThe Tetrarchが伝える独特の柔らかさ、“ナスキロ以前の柔らかさ”と言ってもいいかもしれませんが、そういう柔らかさしなやかさで走っていた名馬で、それはメジロマックイーンもそうでした
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1988101025/
トウカイテイオーはMilesian3×5のクロスですが、一方でスピードシンボリ≒Northern Dancer3×3でもあり、しかも母トウカイナチュラルがNearctic≒Atlantida3×4だったことはあまり語られておらず、この「NearcoとHyperionとBlandfordとMumtaz MahalとMolly Desmond」の組み合わせのニアリークロスこそが配合のキモで、来たるNorthern Dancerクロス時代を暗示するかのような配合でもあったのです
┌Nearco
Nearctic
│┌Hyperion
└Lady Angela
└△
└△
└Molly Desmond
┌Hyperion
Orthodox(スピードシンボリの母母父)
└Queen Christina
└△
└Molly Desmond
┌Nearco
┌○
Altantida(アトランティスの母)
│┌Hyperion
└Olympian Queen
└Queen Christina
だからトウカイテイオー産駒がNorthern Dancerのクロスで成功したのは順当で、一方でリアルシャダイやNijinskyやConquistador Cieloといった米血を1/4異系として取り込むことで成功したのもまた順当
米血といえば、トウカイテイオー×サンデーサイレンスも牡駒にかぎれば7頭中6頭が勝ち馬となり、うち5頭はオープン~準オープンに出世しています
ステイゴールド×メジロマックイーンの大成功をみても、Green DesertやGalileoがTourbillon系Ahonooraを母父に取り込むことでCape CrossやNew Approachといった最有力後継を出したのをみても、エルコンドルパサーがサンデー牝馬との間でヴァーミリアンという後継を残したのをみても、トウカイテイオーがサンデー牝馬やブライアンズタイム牝馬との間に後継を残せなかったのは無念というべきで、そしてトウカイポイントがセン馬だったのもまた無念…
トウカイテイオー死す~栗山求の血統BLOG
http://kuriyama.miesque.com/?eid=881
シンボリルドルフ死亡
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/2c91a7c37200c584118838ba6f2255ed
度重なる骨折で、成長段階、古馬のピーク時と棒に振りながら、あれだけのパフォーマンスを残したのだから本当に強い馬でした。生涯、本気(万全)で走った事は無いんじゃないでしょうか。寂しいですね
それとかつて雨の影響でトウカイテイオーに会えずそのままになったのも残念です。
トウカイポイントは屋根の下で公開されていたので観ることができました(当時は某ダービー馬が向かいにいました)。
おっしゃるような理想の比率とはいかないまでも今後デビューする馬が大きな希望の星となることを祈ります。
サンデーとトウカイテイオーって相性いいんですね、ムフフ(・∀・)