先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新しました
◆Habitatがうなりながら下る
スマートオーディンは戸崎が馬を前に置いて超スローを我慢させ、3~4角で外に持ち出したら馬が勝手にうなりながらスパート、特に残り600~200mの下りの部分での加速が一頭だけ際立っていて(レース上がりが11.3-10.6-11.4)、あそこで全部抜いてもう先頭に立ってしまい、けっきょくノーステッキでの完勝http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101522/
あのすさまじいばかりの“下る力”はまさにHabitat的でありエピファネイア的であり、やっぱりエピファをマイラーに寄せたような馬やなあ…と感心しながら観てました
アーバンキッドはハーツクライ×Swain×NureyevですからHyperion的にしぶといのが取り柄で、マイルだと追い込む形になるのでそういうしぶとさを100%活かしているとは言えず、1800mに延びて前で受けたほうが味があるのはヌーヴォレコルトなんかと近いイメージと言えるのかな
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105872/
だから競馬の内容としては良かったと思いますが、直線先頭に立ってさあHyperionを振り絞ろうとする前に一気に交わされてしまっでは手の打ちようがない(^ ^;)
◆Darshaanで差すのはお手のもの
先週のレコード連発の超高速中京芝は、時計が速いだけではなく前が止まらず外差しがきかない馬場でもあり、外捲りや外差しが不発に終わった馬たちの巻き返しはチェックしておきたいところですが、それだけに大寒桜賞で大外からジワジワ斬れて、行った行ったを差し切ったレッドエルディストの末脚は光りました
これでレッドエルディストはルメールとのコンビで2連勝、母ショウダウンはDarshaan×Alzao×クリスタルパレス×ゼダーンで牝系がMumtaz Mahalですから、フランス血脈特有のナスキロ&グレビオ斬れを重ねてきた配合で、あのナタのような斬れは明らかに母譲りで外回り向き
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105902/
Darshaanは仏ダービー馬でMill Reef系の斬れ味をよく伝える血で、こういう馬に乗せたら斬れ味をキッチリ引き出してくるのはさすがフレンチの鉄人
Darshaanを母系に引く馬にルメールが乗ったときの成績は[4-2-1-7]で単回値152複回値97、騎乗数10以上のジョッキーの中では勝率と連対率で2位で複勝率で3位、ウェルブレッド=ラグルーラ全きょうだい(ディープ×Galileo×Darshaan)も上手に乗ってますよね
ちなみに栄えあるDarshaan使いに認定されたのは四位で、[6-1-1-7]単回値283複回値126、勝率と連対率で1位で複勝率で2位、ということは大外ブン回しで斬れる血なのかな(・∀・)
Burghclere≒Height of Fashionのクロスが重そうですが。
ちなみにHighclereクロスを持つディープ牝駒既出走5頭の平均馬体重は410.8です
メモしておきます!
この時期のデビューとなると平均馬体重と同じくらいかもしれませんね。
いま調べて知りました(^^;
明日は急遽朝から仕事となってしまったのでお昼にレースを観たいと思います。