■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤が推奨したロンドボス(牝2歳)が土曜東京4Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
★キャロットクラブ
父モーリス
母フィニフティ(ディープインパクト)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104988
牝 募集価格:4000万円
母フィニフティはステファノスの全妹でクイーンC2着。牝祖ゴールドティアラは南部杯勝ち馬で産駒にゴールデンハインドなど。ゴールドティアラの母父Chief's Crownはモーリスと相性が良く、この血を引くモーリス産駒はJRAに12頭が出走しシゲルピンクルビーやインフィナイトなど6頭が勝ち馬となっています。母父ディープインパクトに限れば出走4頭中ルークズネスト、アバンチュリエ、ジュドーの3頭が勝ち馬となっており、非常に高確率な配合パターンといえるかと。モーリス×ディープインパクトの牝馬は大きいほうが明らかに走っており、標準以上の馬格でしなやかかつシッカリ動ける本馬は、芝1600~1800上級の計算が立つ馬だと思います。(望田)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で望田潤が推奨したレッドキングリー(牡2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝2000m)を勝ち上がりました。
★東京サラブレッドクラブ
父サートゥルナーリア
母レッドエルザ(Smart Strike)
牡 募集価格:3800万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105991/
レッドレオン(日経新春杯-2着、きさらぎ賞-4着)、レッドアステル(アネモネS-2着)の半弟。父サートゥルナーリアはこの世代が初年度産駒で、どんな配合が走るのかまだ推理の段階です。基本的にキングカメハメハの系統はNureyevと相性が良く、サートゥルナーリアと同じくロードカナロアを父に持つ女傑アーモンドアイ、JBCスプリント(Jpn1)を制覇したレッドルゼルもこのパターンから誕生しています。後者は当企画で推奨した馬でもあります。本馬は「サートゥルナーリア×Smart Strike+Nureyev」なので、重賞で上位争いを繰り返すカイザーミノル(ロードカナロア×Smart Strike×Fairy King)の配合を彷彿させます。同馬はマイル前後がベストですが、本馬はサートゥルナーリア産駒なので中距離向きでしょう。(栗山)
6/14追記
母レッドエルザはSmart Strikeの肌らしい優秀な繁殖で、これまでディープインパクトとの間にレッドレオン、レッドアステルとオープン馬を産んできました。Northern Dancerのクロスをもたないので、Nureyev≒Sadler's Wells5×3のサートゥルナーリアとの配合も決まっています。キンカメ系種牡馬×Smart Strike肌もスターズオンアースやカイザーミノルなどが出て成功しており、馬の出来もさすがと言えるもの。ナスペリオン的ストライドで豪快に差し切る芝中距離馬で、クラシックを意識できる素材です。(望田)
レッドキングリー(牡、父サートゥルナーリア、母レッドエルザ)
母レッドエルザはレッドレオン、レッドアステル、ルージュアルルを産んでいる優秀な繁殖。サートゥルナーリアとの配合はNureyev≒Sadler's Wells4・6×4となり、母父Smart Strikeだけ非Northern Dancerできれいにまとまった。カナロアとSmart Strikeといえばエンペラーワケアやカイザーミノルと好マイラーが出ているが、本馬も狙うはNHKマイル。(望田)
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したビッキーファースト(牡2歳)が土曜東京1Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
ビッキーファースト(牡・父アドマイヤマーズ、母ポロンナルワ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105051/
ディーパワンサ(阪神ジュベナイルフィリーズ-4着/父ディープブリランテ)、アヌラーダプラ(フェアリーS-6着/父キングカメハメハ)、ガルヴィハーラ(全日本2歳優駿-3着/父ゴールドアリュール)の半弟。母ポロンナルワは名牝Glorious Song2×3で、本馬はそれを継続発展させる形で息子Singspielの4×3。つまり、名牝Glorious Songを3本抱えている。体質の弱さが出なければ大物となる可能性を秘めている。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で栗山求が推奨したコンフォルツァ(牡2歳)が土曜東京2Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★サラブレッドクラブライオン
父ドゥラメンテ
母デルマキセキ(Scat Daddy)
牡 募集価格:3850万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105421/
母デルマキセキは函館2歳S(G3)4着馬。芝短距離路線で2勝を挙げました。2代母TashawakはファルマスS(英G2・芝8f)の勝ち馬で、その半姉に英仏でG2を2勝したFairy Queenがいます。「ドゥラメンテ×Scat Daddy」の組み合わせは2頭出走し、いずれも勝ち上がっています(3勝馬アウリガテソーロと2勝馬ジョンソンテソーロの兄弟)。この2頭はダート向きに出ましたが、本馬は芝向きの血統構成で、母も芝馬だったことから、芝を主戦場とするはずです。重心の低い筋肉量豊富な馬体から、マイル以下を得意とするスピードタイプになるでしょう。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で栗山求が推奨したエデルクローネ(牡2歳)が日曜東京2Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。
★キャロットクラブ
父フィエールマン
母コロナシオン(キングカメハメハ)
牡 募集価格:3600万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104774/
母コロナシオンは現役時代1勝(芝1800m)。名牝ブエナビスタ(ジャパンC、桜花賞、オークスなどG1を6勝)を母に持つ良血です。父フィエールマンは、ディープインパクトの後継種牡馬のなかではヨーロッパ血脈を豊富に含むタイプ。したがって、ややパワーを帯びたキングカメハメハ肌の繁殖牝馬とはフィットするでしょう。父の母の父Green Tuneと、母の父キングカメハメハは、近い世代にMr.ProspectorとGreen Dancerを併せ持ちます。このあたりの関係性を含めて両者の組み合わせは注目したいところです。2代母ブエナビスタは、2代父がサンデーサイレンスで、Nijinsky4×3。自身はサンデーサイレンス3×4、Nijinsky5×5・6・7と、ブエナビスタの配合構成の最も重要な部分を継続します。芝向きの中距離タイプ。(栗山)
■土曜京都12R2勝クラス マルチャレアル(一口・望田)
■土曜東京12R2勝クラス ベルウェザー(一口・望田)
■日曜東京12R2勝クラス ボールドゾーン(一口・栗山)
凱旋門賞は重の鬼、Ribotオバケの◎ブルーストッキングBluestockingが力強い走りで快勝
Bluestockingの配合については下記エントリで書いてますが、重の凱旋門といえばナカヤマフェスタ(2010年2着)の母がHis Majesty2×4でしたね
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/02bac919ae35fba1f65338f8816282da
サウジアラビアRCはモルタル産駒の◎アルレッキーノがスローで逃げるんやろと思ったら45.7-47.3という前傾ラップの前崩れに
アルレッキーノは姉チェルヴィニアや兄ノッキングポイント同様中距離質ですから、マイルのHペースを追走するとそれこそノッキングポイントの22年サウジアラビア4着とか、チェルヴィニアの桜花賞大敗なんかと同じような負け方に…
このペースを外からうなりながら追いかけてしまった○フードマンは当然失速、松山も制御不能だったようですが、いつも言うように「かかる馬は強い」のでタダモノではないと思いますよこれ
ロンドボスの推奨コメントにも書いたように、モーリス×ディープインパクト×母母にChief's Crownという配合は上のようになかなか高確率で走っております
レッドキングリーはNureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロスを4・6×4と重ねるいっぽうで、母父Smart StrikeのところだけNorthern Dancerが入らない「3/4Northern Dancerクロス」の好形で、募集時からサートゥルナーリアの才気とレッドエルザのナスペリ斬れの両方を感じさせるとてもいい馬でした
そんなわけで私も栗山さんもピックしていますが、種牡馬辞典でもサートゥルナーリアは私の担当やったので牡はレッドキングリーを取り上げました
ゴール前押さえながら豪快なストライドで加速ラップでフィニッシュ、あれだけアクションがいいと引っかかったらガス欠しそうですが(^ ^;)、ひとまず13秒台のところでも抜いて走れてたのでダービー向きだろうと
1 コメント
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- Unknown (Unknown)
- 2024-10-11 20:16:54
- 土日メイン1番に配置された北村友ルーラーシップ産駒ホーエリートですね。
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