有馬記念3着のルーラーシップが引退決定、種牡馬入りへ
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=71311
この馬についてはあまりにもいろいろなことを書いてきたしいろいろな思い出がありすぎますが、もう3年前になりますか、とりあえず一番最初に、新馬を勝った後に書いたエントリを
Hornbeam≒パロクサイド
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/7fad8bac74fb78c228413df98f6455bf
やっぱり大きな心残りは、スタートを決めて中団で流れに乗り、勝負どころから外に持ち出してストライドロスなく惰性をつけてゴールまで走りぬく…というこの馬が最大限に力を発揮できるレース運びを、東京ではほとんど実行できなかったということですかね~(できたのはプリンシパルだけ)
ヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ヒルノダムール、エイシンアポロン、ビートブラック、ビッグウィーク、ニホンピロアワーズ、ゴルトブリッツ
同期の男馬は「決してオールラウンダーではないが、あるカテゴリにおいては、ある能力においてはチャンピオン級」という個性派揃いで、そのカテゴリにピタッとハマったレースが巡ってくると、このチャンス逃してなるものかと勝負強くタイトルを手中にしていきました
オルフェーヴルみたいな突出した存在こそいませんでしたが間違いなく層の厚い世代で、そんななかでこの馬とペルーサだけはなんというか生き方がド下手で、ここは決めなきゃというときにかぎってズッコケてしまうという(^ ^;)、しかしそれが人気を集めた理由のひとつではあるでしょう
種牡馬としては、非サンデー系でアベレージよりも飛距離で勝負、キンカメというよりジャンポケの後釜的ポジションにおさまってくれれば成功だろうと思うし、それぐらいの成果は出してくれるんじゃないかと思います
君が走るたびに一喜一憂していた3年間はアッという間でした…お疲れさま
舞台は香港でしたが何とかG1ホースとなってくれたのは良かったです。個人的には今年度の日本馬のG1勝ちの中で最も光り輝いた勝利だったと思います。彼には是非ベストパフォーマンス賞を!
ダートムーアにつけてエアグルーヴ=カーリーパッション2×2ってのはキツイですか?
牝馬に出たらそれにディープインパクトつける計画で(オルフェーヴルだとテースト濃いのでディープにしてみましたが)(^_^;)
今年1年ありがとうございました。血統の奥深さ、その血統の特徴はさらにその奥の血統が関わっている、10代くらいからも影響があるなど、本当に色々な事を気付かせてくれました。
今の日本競馬は血統でも歴史的な時期なのではと思うことがあります。社台グループが海外の良質な牝馬を買い、ダーレーが良血牝馬を日本に持ってきているのを見付けるとビックリします。
そのような時期にリアルタイムで存在し、血統のことで妄想を膨らませてニヤニヤ出来る嬉しさも感じます。
また面白さ楽しさを伝えるには良い文章も必須なのだと、笠雄二郎さんや望田の文章を読んで感じました。
勉強になった1年でした、ありがとうございました。
こちらこそ来年もよろしくお願いします
エイシンフラッシュのダービーで脳天を打ち砕かれ、秋天のパフォーマンスとミルコの最敬礼に深い感動。
ローズキングダムのJCで論争が起こり。
ヒルノダムールには鳴尾記念で殺られ大阪杯で殺られ、春天で更にトドメを刺され。
エイシンアポロンにはマイルCSで地団駄を踏み。
ビッグウィークは菊花賞直前で○に変更して涙。
ゴルトブリッツは、あまりの呆気なさに声も出ず。
そして、ルーラーシップの、望田さんの『Hornbeam≒パロクサイド』エントリーが、このブログとの出会いだったと思います。
昨日は、望田潤さんのブログをルーラーシップくらいのところから読み返していました。
さっさんは、望田さんに、高速馬場への質問させて頂いたのがやりとりの始めでした。
血統を深く勉強するきっかけを与えてくれた、現5歳世代には喜怒哀楽がたっぷり詰まっています。
そして、望田潤さん、栗山求さん、Kuwaさんには改めて感謝したいです。
まだ競馬は続きます。
ルーラーシップには、2年後から、産駒で第二章をたのしませてもらいます。
です、お詫びして訂正いたします。