栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

10/23,24の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-10-25 09:29:14 | POG

■『ディープインパクト好配合リスト(2021)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したリアド(牡2歳)が日曜阪神5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

◎リアド(牡、母タイタンクイーン)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105277/
セレクトセールで5億円超で落札された高馬。母タイタンクイーンは優秀な繁殖で、北米で2頭の重賞勝ち馬を産み、日本に輸入されてからもストロングタイタン、ミラアイトーン、ギルデッドミラーと3頭のオープン馬を産んでいる。Tiznow(コントレイルの母母父でもある)の肌でIncantation5×5のクロスになるので、ディープとの配合でも期待できるだろう。(望田)

セレクトセールで4億7000万円(税抜)。兄姉は、アメリカで走ったRenee's Titan(米G2サンタイネスS)、Fashion Alert(米G3スカイラヴィルS)、日本で走ったストロングタイタン(鳴尾記念)、ミラアイトーン(北九州記念-5着)、ギルデッドミラー(NHKマイルC-3着)と、デビューを果たした馬はすべて活躍している。ディープインパクトとの交配はこれが初めて。母方にTiznowを持つのでコントレイル、アルジャンナと似る。(栗山)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で推奨したアグリ(牡2歳)が土曜東京3Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

アグリ(牡・父Caravaggio・母オールドタイムワルツ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105126/
これはセレクトセールで見ましたが、なるほどStorm Cat系の芝ダ兼用スピード型という体と動きでした。父のCaravaggioは早逝した名種牡馬Scat Daddy(Justifyやミスターメロディの父)の有力後継と期待されており、現2歳が初年度産駒。本馬はRelaunch=Moon Glitter4×6など配合も凝っていて、安田隆厩舎となれば早期から短距離で計算できる。(望田)

■日曜阪神11R菊花賞2着 オーソクレース(一口&POG・望田)



オーソクレースはキャロツアーで初めて実馬を見たんですが、周回展示では何かに怯えて終始うるさかったものの身のこなしがよく、ああこれはエピファとマリアライトを足して割ったイメージそのままや、わかりやすい父母相似配合やという第一印象
あのときの姿と今日の菊花賞のパドックがみごとに線でつながったというか、そうそうこんな馬になるといいなあと思ったんや…というオーソクレースがそこにいました

ずっとMotivator肌をプッシュしてきた望田としては、POGでタイトルホルダーを推奨できなかったのは情けない限りなのですが、やっぱりドゥラメンテ×メーヴェの男馬となると牧雄さんが仰るようにいかにも晩成のイメージで、POGならキズナ×ポリネイターの牝のほうがいいだろうという考えでしたね(^ ^;)



アグリは意外に完成度が高くないというか、この血統でこの体つきでこの厩舎ならもっとうなって走りそうなんですが、まだ緩さがあるので距離がもつというかマイルぐらいでゆったり走ったほうがというレースぶり
先々はもっとマッチョになって締まりが出てくるでしょうから、そのときに1200~1400で完成するんじゃないですかね

さてこれから京都を出て名古屋へ、明日は北海道に戻ってその足で繁殖セールへ、菊回顧は新幹線の車中で書きます

コメント (1)
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