おはようございます、今日のPOG集中講座はマンハッタンカフェですよ~
あれ?今日はみなさん、あんまりヤル気が感じられないわねえ…
たしかにここ2年ほど沈黙気味のマンカフェですが、先生の見立てだと09年産や10年産はCaerleonやBlushing Groomを引く黄金配合が少なかったので、今年あたりは巻き返してくる予感はありますよ~
イマダ「え~と基本的な狙いは、母系にCaerleonかBlushing Groom、そして母がNorthern Dancerのクロス」
ハマタ「レッドディザイア、ジョーカプチーノ、ヒルノダムール、ガルボなんかがそのパターンやな」
ヒガシノリ「Ribotのクロスも有効で、特にGraustark=His Majesty兄弟を経由するRibotクロスが走る」
そうですね~、ただしデインヒル経由でRibotをクロスするパターンはイマイチで、ちょっと体質が硬く出すぎるところがあります
ハマタ「あとはミスプロもまあまあ相性エエよな」
マカオ「先生!イリュミナンスがイマイチなんは、CaerleonやBlushing Groomがないから?それともミスプロがないから?」
こらこらイマイチって言っちゃダメ、あれは晩成とか成長途上というのですよ(^ ^;)
一同(マカオいらんこと言うなや…先生顔色変わったやん…)
ハイ気を取り直して、では指名馬をあげていきましょう
イマダ「いきなりベタですんません…クールオープニングで」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011105107/
ヒガシノリ「ファレノプシス仔(笑)」
ハマタ「母がブライアンズタイム×Storm Catやから、トレンドハンターと7/8同血やな」
これはStorm Catのマイラー体型にみえるけど、それはそれでPOGとしてはアリなんじゃないですかね~、では次
ヒガシノリ「俺はニシノマテンロウ。母がヌレサドとCaerleon経由でNorthern Dancer4・5×4、ナスキロラトロのクロスもありまっせ~」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011103161/
イマダ「セイウンチカラの下か。この兄弟なかなかスピードあるからな~」
ハマタ「ほな俺はちょっと重たいところで、サンドミエシュ(母ザロミア)でいきますわ」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011103601/
イマダ「おお~、母父Monsun!」
ハマタ「これは母が3/4ドイツやけど、1/4異系のPolish PrecedentがDanzigとボルキロとTom Foolやから、ここでスピード出たらオモロイんちゃうかなあ…と」
マカオ「マンカフェ×Monsun×ドイツ牝系か、なるほど血統派のロマンやなあ…。あんたPOG勝ったことないやろ」
ハマタくん、気持ちはわかるけど手出しちゃダメですよ…ではマカオくんの指名馬をどうぞ
マカオ「んなもん、ロードストーム(母レディブラッサム)で決まりちゃいますの」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011103456/
イマダ「人のことさんざんバカにしといて、な、なんやそのベタな指名は…と突っ込みたいところけど俺も人のこといえへん…」
マカオ「レディブラッサム仔は牡はみんな走ってるし、ロードカナロアもロードバリオスもPOG期間に2~3勝しとるし、2月生まれならこれも早いうちからポンポンいきまっせ」
ヒガシノリ「これはまたしかし、スピードありそうな体つきしとるわ…」
ハマタ「ムカつくけど走るんやろうなあ…」
ハイ、みなさんの指名馬が出そろったところで、先生の注目馬をあげておきたいと思います~
シェアエレガンスの11とかフランキーバローズも面白いと思いますが、フェアリークイーンの11が5/21のHBAトレーニングセールに上場されるようですので、これもちょっと注目しておいてくださいね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011100365/
ヒガシノリ「母がCaerleon×Fairy Kingやからレッドディザイアみたいや」
そうですね~、しかも母系の奥にAlycidon=Acropolisの全兄弟クロス3×2もあるんですよ~
ハマタ「ここらにスタミナがガツーンと入ってるところが先生好みなんやな」
マカオ「母系に重厚なハイインローなんて、POGではいらんのとちゃいます?これもイリュミナンスの二の舞になりそうな」
一同(うわあ…また先生の顔色が…)
シマントガワ先生の「POGはクロペリオンで差をつけよう」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/5c7cf39eaa3c2c9befd1241a3b1872b2
5/5発売!「血統屋」のPOG電子書籍『ディープインパクト好配合馬リスト(2013)』
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/3c31b4699ac53dcb3e788fd45c31a4dc
本日発売『望田潤のPOG好配合馬リスト(2013)』
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/5bc36d4fcf737a90937c444ee11d4452
オークスというのはいろいろと摩訶不思議なレースで、ジェンティルドンナやアパパネやブエナビスタのように桜花賞とオークスをぶっこ抜くような馬はその後もG1戦線で大活躍というケースが多いのですが、一方でエリンコート、サンテミリオン、トールポピー、ローブデコルテ、シルクプリマドンナ、ウメノファイバーなどなど、オークスが文字通り一世一代の大駆けだった…というパターンもまたお約束
3歳春の牝馬クラシックは早熟さや完成度を競うという側面が牡馬より強く、中学生の頃からパンツ見せながら1200~1600mを走りつづけてきた早熟娘たちが、いきなり東京2400mでスタミナや我慢強さを競わなければならない…というややこしさがこういう傾向を生んでいるのかもですが、とにかくローブデコルテがベッラレイアをなぜ差したのか、ウメノファイバーがトゥザヴィクトリーをなぜ差したのか、それは未だによくわからない(^ ^;)
ただ“一世一代型”に共通するのは、エリンコートやサンテミリオンが典型ですが、Mill ReefやRivermanやSir Gaylordなどナスキロ柔さを受けてたしかに東京向きの差し脚を武器としていたことで、桜花賞がムチムチバディでパンツ見せたもん勝ちならば、オークスは我慢強くナスキロ柔く差したもん勝ち…というべきなのかもしれません
エリンコートは阪神外1800mでピュアブリーゼに競り勝っていたし、サンテミリオンは中山で差し届かずが続いて待望の東京でフローラS勝ち、トールポピーは黄菊2着→阪神JF勝ちのウオッカロード、ローブデコルテは外1400mの紅梅勝ちに桜花賞上がり1位4着、そしてウメノファイバーは東京のクイーンC勝ち
根本的な距離適性の問題はおいとくとして、とりあえず東京向きの差し脚はあるのだ…という戦績はそれぞれ残していました