花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

石垣山「一夜城」と早川・片浦ウォーキングトレイル①

2013年01月09日 | ハイキング・散策
松の内も終わり、いつもの生活に戻りました。

去年は母の末期の介護の他に、自治会の役員活動もあり・・・
常に緊張していて気を抜く暇がなかったように思います


友と鎌倉散策や東北紅葉登山などで、できるだけ気分転換に歩くようにはしていましたが
常に心身ともに硬直状態

夢の中でも焦っていて、朝目覚めた時に「し忘れている事はないかしら」と
強迫観念が押し寄せてきていました。

新年を機に神経を使うのではなく、まずは体を使って血の巡りを良くすることが先決
と思った次第です。

そんな時、ブログ仲間の山小屋さんから「小田原の石垣山ハイキング」のお誘いを受けました。
その日は丁度主人もゴルフの初コンペ
渡りに船と参加させていただき、山小屋さんのお仲間たちと一緒に歩いてきましたよ。


1月7日、JR「早川駅」から「石垣山・一夜城」へ

集合は小田原の次の東海道線「早川駅」に9時40分
我が家からは1時間ちょっとで行ける近さです。

鎌倉街道を一緒に歩いた顔なじみの方々も多く、リーダーの
「今日は石垣山の一夜城を見てから根府川の駅までのおよそ12kmを歩きます」

「ミカン畑の中の農道歩きが殆どで、海を見ながら丘陵地帯を登って下るルートです」
という説明を受けてから、午前10時、小さな「早川駅」をスタートしました。


すぐそばの漁港とは反対側の住宅地を行きます。

突然「早川観音」が見えてきました。
ちょっと「洋風」の感じがする観音様、手に持っているカゴもモダンです。


「真福寺」のお地蔵様も迎えてくれました。
慈悲深いお顔に癒されますね。

この後、「海蔵寺」などにも寄りながら、石垣山の一夜城を目指します。


住宅地から農道に入ります。

この日の参加者は女性5人、男性6人の計11名
風のない穏やかな日和でした。

左右にミカン畑が広がります
オレンジ色のミカンがたわわに実っている・・・


落下しているミカンもたくさん見られました。
人手が足りないのでしょうか


「早川・片浦ウォーキングトレイル」としての表示板はそこここにありますので
迷う心配はありませんね。


ミカン畑の中の農道を登ると車道に出て、青い相模湾が見渡せました。
真冬だというのに穏やかで明るい海の色です


西湘バイパスから湯河原・熱海方面に行く時にたまに通る有料橋も見えています。
その下が「小田原漁港」でしょうか・・・


小さなコンデジでズーミングしてみました。
以前、あの漁港で活き魚料理を食べたことがありましたね。


左手の山の方に目をやると、円錐形の「大山」から丹沢主脈の山々が連なっています。

道路の下の斜面はすべてミカン畑
でも勝手に採ったら「窃盗罪」になります。

女性軍は公道に転がっているミカンを拾って、無傷なものを食べてみました。
中にはまずまずのお味のミカンもありますが・・・
「これってデコポン?」と、種類がさっぱり分かりませんでした


温暖な気候を象徴するような「アロエの花」が咲き乱れています。

私たちも汗ばんできたので、上着やセーターを脱ぎました。


途中、このトレイルの詳しい案内板が立っていました。
ここのベンチとトイレが備わった休憩所で一休みです。


再び農道に入ってひと登りすると、目指す石垣山の「一夜城」ももうすぐです。


11時過ぎに「石垣山一夜城・歴史公園」の入り口に到着
早川駅から3500m、休憩時間を入れて1時間ちょっとの道のりでした。


豊臣秀吉が諸国平定を成しとげるきっかけとなった「小田原城攻め」の陣地「石垣山一夜城」
実際には80日かけての築城だそうです。

それを一日で造り上げたと見せかけた、秀吉の知恵が炸裂したのでしょうか


駐車場の正面の階段を更に登っていきました。

コメント (28)
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