花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

七五三のお祝い

2009年11月03日 | 
木枯らし一番が吹いて、今日の「文化の日」はブルブルと震え上がりそうな寒さでしたね。
TVのニュースによると、紅葉の中を歩いた「八甲田山」も白い世界に様変わりしたようです。
北国の秋はあっと言う間に通り過ぎて行くのでしょう・・・


こちらは11月3日、朝8時半、我家の2階のベランダから望んだ「富士山」です。
姿を現すごとに白い雪の部分が増えて行き、その輝きが眩しいくらい・・・
やはり「富士山」は雪があってこそ絵になりますね

さて・・・
お天気に恵まれた先週の水曜日(10月28日)
鎌倉の「鶴岡八幡宮」に、5歳の孫ハー君の七五三のお参りに行きました。
行楽シーズンの土日の鎌倉は混雑するので、皆の都合が合う平日に取りおこないました。


息子一家と両方のジ~ジとバ~バの全員が集合です。
外人の観光客が数人、ハー君のはかま姿が珍しいのか、カメラを向けてきました。
日本の伝統的な行事ですものね。

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平日の午前中だいうのに、もう大勢の人がお参りにきています。
マウスオンで我家三代の「男衆」をご覧下さい
3人揃ってB型人間です。


30数年前、オトータンもこの鎌倉の「鶴岡八幡宮」で七五三のお祓いを受けました。
あの日は土曜日で、七五三の参拝も多く凄い人出だった・・・
お祓いを受けるのに行列で並んだ覚えがあります。

近世までの日本は、栄養不足・健康への知識不足・貧困などが原因で乳幼児が成人するまでの
生存率はきわめて低く、七五三はその様な事から乳幼児の生存を祝う節目として定着したようです。

乳幼児の死亡率が減った現代でも
初孫が大きな病気もせずにここまで無事に成長した事に
感慨深いものがありますね

Wikipediaによると、三歳、は髪を伸ばす「髪置(かみおき)」
5歳は初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」
7歳は、それまでの紐付きの着物に代わって、本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする
「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」の名残りなのだそうです。


この日のこの時間は、5歳の男の子4人と三歳の女の子1人の計5家族一緒のお祓いでした。
スーツ姿の男の子が一人いましたが、他の四人は着物姿・・・
ド~ンドンと鳴り響く太鼓の音に、菜々ちゃんが「コワイ~」とベソをかき
横須賀バ~バが抱いて外に出ました。

お祓いが終わってから、本殿前に並んでみんなで写真を撮りました。
あらあら最近の七五三用の袴は歩きやすいようにロングスカートになっているのね
草履も指が痛いとかでハー君が履いたのはここだけ・・・
あとは赤いスニーカーで歩き回っていました


家から鶴岡八幡宮までは車で30分かかりました。
車の中でハー君は、袴の紐でお腹を締め付けられて「苦しい~」
ですからお昼を食べるお店の「ひさご亭」まで、ジ~ジやバ~バ達と歩いていきました。

正式な記念写真は9月に「早割撮影」で撮りました。

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マウスオン・クリックで「若殿」のように凛々しいハー君と
菜々ちゃんと一緒の、粋なタキシード姿のハー君をご覧下さい

赤いバラの花束を抱えたお洒落なポーズの写真もあるけれど・・・
ジャニーズ事務所からスカウトされたら大変だから載せるのはやめておきます。
(ハハハ、完全なババ馬鹿

ピンクのおリボンを付けた菜々ちゃんもおすまししています
2年後は菜々ちゃんの七五三です。
それまでに髪の毛が伸びますように


お食事は鶴岡八幡宮から歩いてすぐの「ひさご亭」でいただきました。
「豆腐懐石」で有名なお店です。

昭和の初期に建てられた重厚な建築で、当時の海軍大将の屋敷とか・・・
お部屋の窓から山とお庭が望めて、リスの鳴き声が聴こえていました。

ハー君の無事の成長を祝って一同揃って乾杯です。
今日はお豆腐のお料理だから菜々ちゃんも食べられるね。ハイどうぞ・・・

着物は苦しいから着替えるねそれから豆乳と栗のデザートを食べよっと・・・


余計な装飾品がない畳の個室は、まるで自分の家にいるような落ち着きを感じました。
2人のジ~ジは共にお酒を酌み交わし・・・
ナント!横浜ジ~ジは横になってお昼寝です

そもそも北条屋敷跡に建てられたという「宝戒寺」の裏手にあるこのお店の場所は
政子の御寝所あととも言われているそうです。
眠気を誘う安らぎが感じられる所でした。


床の間のお花飾りは、白い「ワビスケ」と「ホトトギス」でしょうか・・・
如何にも鎌倉らしい、禅に通じる佇まいでした。



コメント (28)
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