風は少々冷たいものの、爽やかなお天気に恵まれたゴールデンウィーク前半の週です。
主人の突然の思いつきで、4月28日(火)、高尾にある主人の両親のお墓参り方々、奥多摩まで足を伸ばしてきました。
目指すは御岳にある「玉堂美術館」
駐車場に車を入れて歩き出したら、そこは新緑の美しい多摩川上流の御岳渓谷の遊歩道でした
秋には真っ赤に染まるモミジが、今の季節はお日様の光と一緒に若葉が輝いて、萌黄色の光がシャワーのように降り注いでいます
大きな荷物を背負っている姿は、ここにカヌー遊びに来ている方々のようでした。
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川に面して「玉堂美術館」があります。
マウスオンで、眩しいばかりに輝く新緑をご覧下さい
主人の目的はこの美術館のお庭です。
何度か近くまで来ているのですが、いつも休館日の月曜日だったせいか?
今回ようやく中に入ることが出来ました。
一人500円の入場料を払って入ります。
館内は撮影禁止ですので、詳しい事はこちらをご覧下さい。
玉堂美術館は日本画壇の巨匠・川合玉堂が昭和19年から昭和32年に亡くなるまでの10余年を青梅市御岳で過ごしたのを記念して建てられました。
5月31日(日)までの春季展後期は「花のある風景」・・・
いつも自然の中に在って描き続けた玉堂の優しいまなざしが感じられる作品が揃っています(パンフレットより)
お庭は「石庭」でした。
こちらは撮影OKでしたので、音楽と一緒にマウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい
日本の個人のお宅のお庭に「石庭」を造る機会は、滅多にあるものではありません。
「吉川英治記念館のお庭の方が参考になったのでは?」と言うと
「オーストラリアの弟子が石庭をたくさん造っているから、いずれ役立つはずだ」との返事・・・
あららら~、主人の気持ちはまだパースと繫がっているんだゎ
雨の少ない国での「日本庭園」は苔が生えないので、石庭が主になりますものね。
実はここに来る途中、「吉野梅郷」の近くにある「吉川英治記念館」に寄ったのです。
車で走っていると、山の斜面がツツジの花で赤く染まっている一角が見えました。
それが丁度「吉川英治記念館」の裏山だったので、記念館の駐車場に車を入れたのですが・・・
色鮮やかなつつじのお花の咲き乱れる場所に行って見ると、そこは「吉川英治記念館」の裏手にある「愛宕神社」でした。
本殿のある階段の上まで、ツツジのお花でうまっています
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい
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ツツジのトンネルの中の階段を登って行きます。
派手な色合いのツツジが咲いていなければ、見逃してしまうような小さな神社でしたが・・・
それは見事なまでの鮮やかな色の競演でした。
階段の上の本殿の回りはまだ蕾が多かったので、ゴールデンウィークの間は楽しめそうです。
こちらにも駐車場はありますので、吉川英治記念館を見ない場合は直接裏手の神社に廻るといいでしょう。
この神社の上は「日の出山」でした。6.1kmと書かれていますね。
山のガイドブックにも載っていない散策路が、奥多摩にはたくさんあるのでしょう・・・
私たちは車だったので、「庭を見るのは午前中!」という主人に促されて、吉川英治記念館の見学もパスして玉堂美術館に急ぎました。
ここは昔、友人と梅を見に来た時に入館しているからと、私も諦めがつきましたが・・・
せっかちな夫と一緒の行動はイソガシイものですね