花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

「弘法山」お花見ハイキング・その2

2009年04月01日 | 山シリーズ

木々に囲まれた「弘法山」の山頂には釈迦堂、大師堂、鐘楼、乳の井戸があります。
その昔、弘法大師がここで修行をしたのでこの名前が付いたとか・・・

歩いてきた「浅間山」「権現山」「弘法山」の、3つの山一帯を弘法山公園と呼び、県立自然公園にも指定されています。
春には、2000本以上の桜が咲き誇り、桜の名所としても有名で「かながわの花の名所100選」に選ばれているそうです。



この3月29日には「桜まつり」が開催されていて、たくさんの人々が楽しんでいました。
私たちはミカンと焼きソバを買って、ここで昼食タイムです。


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甘酒が無料で配られていました。マウスオンでご覧下さい
冷えた体に熱い甘酒が美味しい事、私たちはお代わりをしました。

「この寒さでサクラの見頃は次の週末になりそうだけど、この催しは今日で終り」とのこと・・・
本当に今年の桜は気をもませますね。



ミカンやシイタケ、落花生などを買って(一体何しに来たんだ?)、すっかり重くなったザックを背負い出発です。
登山道脇にはもう「ヤマブキ」が咲き出していました。桜の咲く前にヤマブキ



こちらは「ネコノメソウ」?、日本には14種類のネコノメソウがあると聞いていますが、こちらは何ネコノメソウでしょうか?

※山小屋さんとひろしさんのご指摘に寄り、こちらはネコノメソウではなく「ナツトウダイ」と解かりました。教えていただきありがとうございます。



舞妓さんのカンザシの様なこの花は「キブシ」
春の野山では必ず見る木で、このコースにもたくさんありました。

雄雌異株だそうで、8個の雄しべが良く発達したこの画像は雄花でしょうか?



お昼頃には青空が広がってきました。丹沢の山々が間近に見えています。
右に見えている「大山」(1251m)は下社までケーブルがありますが、気楽に登れると思ったら大間違い・・・
修験者達が歩いた登山道はそれなりにキツイです。
何年か前に遭難騒ぎがありました。

左奥に見えている雪の丹沢主脈(塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳)の標高1500mを越える山々は日本百名山にも数えられ、本格的な登山スタイルで登らなくてはなりません。
その険しさは日本アルプスを歩く時の、丁度良い練習場と聞いています。

私たちも7年前のゴールデンウィークに一泊で行きましたが、ヤビツ峠から蛭ヶ岳山荘まで7時間以上かかり、最後はヘロヘロになりました。
体力の衰えを感じた最初でした



「弘法山」を下ると善波峠に出ました。
右手に見える標識で示された登山道を行くと、「高取山」経由で「大山」まで行けます。
9.5kmと書かれていますが、標高差を考えると結構きつそう・・・
前を歩いていた40代くらいの夫婦連れのお二人は「高取山まで行く予定」と、下った道を左に曲がって行きました。



私たちは「鶴巻温泉」方面を目指しました。
芽吹き始めの木々が太陽の光に輝いています
青空の下、土の上を歩くハイキングは本当に気持ちが良い・・・

どの山も標高300mに満たない低山ばかりですから、子供連れのファミリーでも十分に楽しめるコースだと思いました。



「吾妻山」頂上からは湘南の海が見えました。
サクラの木に囲まれて、東屋やベンチがあります。今週末にはサクラも満開になっていることでしょう・・・



葉っぱと一緒にお花が咲く「ヤマザクラ」があちこちで咲いていました。



黄金色に輝く「キブシ」の下を下って、「東名高速道路」をくぐるとそこはもう「鶴巻温泉」でした。

私たちは日帰り温泉「弘法の里の湯」に立ち寄り、一休み・・・
カルシウム含有量日本一のお湯はポカポカと体が温まり、入浴後のと枝豆が美味しかった
市営なのに入浴料の1000円は少し高いと思いますが(市民は800円)、歩いた後の温泉はやはり最高
サクラはまだ早かったけど、気持ちのよいハイキングが楽しめた一日でした。

鶴巻温泉の詳しい情報はこちらです。

コメント (20)
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