花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

ハラハラ、ドキドキ、「パース」滞在記⑰

2005年10月24日 | パース滞在記
〔オーストラリアのお土産品〕
オーストラリアのお土産と言っても、そんなに多くの種類はありません。
ブラックオパールや金製品、カンガルーの革製品、ドライでフルーティーなワイン。
先住民族アポリジニの工芸品---思いつくのはこの位です。

ブランド品のお店なんかもありませんから、フランスやイタリアに行く時みたいな「お買い物費用」もさして要りません。

息子夫婦にはいつも、サーファーショップ「クイック・○ルバー」のTシャツです。
彼は学生時代から、ここのTシャツの愛用者ですが、本社がオーストラリアと知り、もっぱらここのTシャツをお土産に買って帰ります。

駅前のデパートのすぐそばに、その「クイック・○ルバー」のお店があります。
Y夫妻とは時間を決めて別れました。
主人はベンチで待っているというので、私一人でのお買い物です。

毎度、お嫁ちゃんのTシャツの
サイズが問題なのです。
「エクストラ・スモールはない
か?」と聞くと「ノン」と言う
返事。そして、レジを打ってい
る彼女が着ているのがSサイ
ズだと言うのです。
ウ~ン、わりとボインの美女で
した。


「マイドーター、イズ、スレンダー」と答えると、ジュニア向けのコーナーに
連れて行かれました。
結局このコーナーで選びましたョ

ハー君用には、ミニカーとコアラのぬいぐるみをすでに買ったので、後は本屋さんを探して「絵本」を買いました。この中の、自動車の絵本がすっかり気に入ったみたいで、バ~バはあちこちと歩き回った甲斐がありましたわ

帰りのバス停を見つけるのが一苦労でした。
方向音痴の主人が案内するのですから---結局駅をグルリと一回りしました。

パースには2種類のバスがあります。
猫のマークが付いた市内循環バス「キャット」は無料です
路線バスも市内の中心部なら無料、郊外に行く場合は有料ですが、一時間半以内で戻る場合、レシートを見せると帰路は無料になるようです。
ライフラインが安いと、生活しやすいですよね。

パースで一番高い公共料金は「水道代」です。
パースは砂漠に造られた街、雨が少ないから仕方がないですね~

〔いよいよ帰国〕

夕食の後は、日本の「衆議院議員選挙」の話で盛り上がりました。
Yさんは鎌倉生まれの鎌倉育ち---親の代から小泉首相のお父さんを応援していたそうで、Yさん自身が自民党員なのです。
連日、朝5時半からやっているNHKニュース(前日の夜7時の番組)を見、昨夜は選挙結果を聞くために国際電話をかけていました。
「自民党大勝利!」と言う結果に、ウハウハと笑いが止まらないご様子陽気に祝杯を上げていました。
この日町で、日本の総選挙の事が大きく載った新聞を買ってきましたが、Vサインで喜ぶ小池百合子さんの写真が、共同伝で全世界に流れたようですね。

そこに大家さんからTELが入り、私が乗る予定の飛行機が2時間遅れているとの連絡です。
「う~ん、成田到着午前9時が11時になってしまう。私早速明日の夜は仕事だけど、間に合うかな~

23時に飛行場で、主人とY夫妻に見送られ、私一人で出国しました。
「出国届」はパースの家にたくさん置いてあり、主人が英語で記入してくれたので、難なく通過です。
セキュリティー・チェックも無事にOK
若い日本人の女の子たちが何人も「眉ばさみ」で引っ掛かり、化粧ポーチまで調べられていました。

70代の女性は何が原因かは分かりませんが、手荷物が乗務員預かりとなり、青い顔をしていました。
これが国内旅行と違って、海外旅行の疲れるところですね
延々搭乗案内を待ち続け、結局飛行機が日本に向けて飛び立ったのは夜中の1時近くでした。

こうして私の一週間のパース生活は終わりました。
短い期間ですが、旅行者としてではなく一生活者として見た私の拙い「パース滞在記」もこれで終わりです。
ダラダラとまとまりが無く、長いだけの記録になってしまいましたが、体験した事、感じた事を余すことなく書き込みました。
途中、励ましのコメントもたくさん頂いて続ける勇気がでました。御礼申し上げます。


コメント (8)
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