年内最後の出張を前にして、相方さんが憂鬱そうだ。まめたの寝かしつけは大丈夫か、ちゃんとお風呂にいれられるのか、腹ペコの食事の確保は大丈夫か、等々。大丈夫だと確認しても、不安は消えないものらしい。
残される方も不安だが、置いていく方もそれなりに不安だろうと思う。腹ペコが融通の利かない不器用な人間であることも、相方さんの不安に拍車をかける要因だ。そのため、相方さんは「躊躇せずまわりに頼るように」と繰り返す。
そんな相方さんの不安を少なくするべく、出張中のスケジュールを組んでいる。大げさなようにみえるかもしれないが、安心して出かけられるよう整えることも、家族の信頼関係をつくる上で大事なことのように思うのだ。