波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

言葉のケイコ【その五拾弐】

2020年09月22日 | 【保管】言葉のケイコ

 

大学生ケイコ

波風大学に参加させていただいた。『隠すマスコミ 煽るマスコミ』というタイトルの、メディアリテラシー講座。改めて、テレビを含めたメディアの危険性を考える良い機会となった。私自身は、テレビは全てエンターテインメントの世界だと思っていたこともあり、そこまで信じていないつもりだった。けれど、参加してみると自分のあまりの凡人さと俗物さが浮き彫りになったように思う。信じない、気にしない、ということを言い訳にして深く考えることをしない。新しい総理大臣がどのような政策を掲げているかより、今日買おうと思っているキャベツの値段の方が気になる。お気に入りのアイドルのCMのチョコを買ってしまう。ダイエットの文字が出るとつい観てしまう。立派にテレビに踊らされている。正しい情報が欲しいと言いながらも、その情報を得るだけの努力をしない。いい大人なのに、本当に恥ずかしい。それでも何かを劇的に変えるだけの気持ちにもなれずにいる。波風大学に参加してからずっと私は靄の中にいるような感覚だ。久しぶりに私は自分に向き合っている。かなり真剣に。

 

これこそが、大学生になった意義なのかもしれない。普段考えないことを考え、様々な人の意見をきく。考え方を知る。疑問をもつ。凡人で俗物の私が参加することで、もしかしたら参加者の思考の幅を広げることに役立つのかも。そうプラスに考えると、次の開催がとても待ち遠しい。


【波風氏談】波風氏も先日開催(試行)の「波風大学」は立ち止まって考える機会だった。なんだよ『情報』、だけど『情報』をあらためて実感。普段考えることも無い事柄で、「素朴な質問」をその筋の専門家に安心してできるユルく学べるのが波風大学。正式には「波風食堂立ユルユル大学」(略称:ナミユル大)なんていうのがいいかもなあ(笑)いつ開校かもはっきりしないし  裏ブログを「おにぎり『飲み込んで』で死亡」で更新しました。

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